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【感想】BPL Season2 -DDR- Regular Stage Round7・Round8 振り返り

 こんにちは、T2-Kです。今週も理解できないほど高精度の戦いが続きました。トッププレーヤーの体の構造どうなっているんでしょうか。16分が光る感覚はまだまだわからないです…
 今週もBPLS2 DDRの振り返りをやっていきます。全チームとも2試合終えて、徐々に点差が開いてきましたね。ボルテよりもさらに混戦が予想されるため、この先どうなるかまだまだ読めないです。

※試合展開についてはTwitterに掲載したものになります。
また、DDRでは楽曲予想は行いません。

BPLS2 公式サイト

BPLS2 Regular Stage 第7試合・第8試合

Round7 -A group-
SILK HAT VS GiGO

 隙の無い強さを誇るシルクハットが当たったのは、前回凄まじいほどの強さを見せつけたGiGO。ついに多くのファンが望んでいたKANAME vs HIBIKIの兄弟対決が実現し、試合が始まる前から注目度が高い一戦となっていました。

1st match -GOLD TRICKY-
GINXYASU VS TSUYOSHI

選曲(太字がpickされた曲)
GINXYASU
Mythomane (激13)→ストラテジーにより無効
・Let's DANCE aROUND!! (激14)
・Silly Love(激14)
TSUYOSHI
・DeStRuCtIvE FoRcE (激13)
・Ace out (激14)
・Unreality (激14)
 ※ストラテジー
試合結果

予想 DRAW
結果 GINXYASU WIN!!

 両者ともTRICKYというジャンルの中では比較的おとなしい選曲となりました(GINXYASU選手は1曲だけ良くない譜面が混ざっていますが…)。低難易度帯におけるMarvelous力に自信のある両者らしい選曲となりました。
 まずGINXYASU選手の選曲から選ばれたのは後半のスローダウンが難所のMythomane…だったのですが、ここでTSUYOSHI選手がまさかのストラテジーストラテジーカードは2nd Matchに使うというセオリーを打ち砕く奇策とも言える大胆な戦法には驚きを隠せませんでした。そして変更された曲は、前回の放送に続き2回目となる変則リズムと急加速で惑わせるunreality。とはいえこのレベル帯は両選手とも絶対的なフィールドであるためかほとんど差がない勝負が続きました。中盤で3点ほどGINXYASU選手がリードをとりましたが、終盤に同点で並んでなんとそのままゴール。お互いPerfect12個でPFCというとんでもない精度力を見せつけました。
 TSUYOSHI選手の2曲目となるのは、前半の低速と後半の加速してからの判定合わせのスキルが問われるAce Out。こちらもほとんど横並びの接戦が続きましたが、加速でわずかにGINXYASU選手が1点抜くと、そのまま逃げ切りに成功驚異のPerfect4個でPFCを達成し(TSUYOSHI選手もPerfect8個とかなり上手なのですが…???)、シルクハットが先制する形となりました(今回もストラテジーカードは負けフラグになってしまいました。プロみんなレベル高すぎ)。

2nd match -CLASSIC STANDARD-
ABETAKU VS UN-LIM

選曲(太字がpickされた曲)
ABETAKU
・紅焔 (鬼15)
・Arrabbiata (激15)
・Shiny World (鬼16)
UN-LIM
・ MAX 300(X-Special) (鬼17)
・ ZETA~素数の世界と超越者~ (鬼17)
・ Anti-Matter (激17)
試合結果
予想 UN-LIM WIN
結果 DRAW

 2nd Match恒例となる、対照的な選曲となりました。ABETAKU選手の選曲はSTANDARDとはかけ離れた譜面ばっかりだと思うのですが…そしてUN-LIM選手の選曲は体力譜面しかないです流石ぎーごりら
 そんなスタンダードのかけらもないABETAKU選手の選曲から選ばれたのは、入り足を間違えると一瞬で持っていかれる高速捻りが難所のShiny World。ここでDDRでは珍しくABETAKU選手はRIGHT、UN-LIM選手はLEFTと正規以外の譜面を選択(RANDOMみたいなものですが、くわしくはこちらのサイトをどうぞ)。自選のABETAKU選手の研究力はかなりのもので、5連踏みが来るたびにどんどん差をつけていき、余裕の勝利を決めました。UN-LIM選手はフルコンボを達成しているのですが、やはり中難易度におけるABETAKU選手の精度力は凄まじいものでしたね。
 さて、後攻となるUN-LIM選手の恐ろしい体力譜面ラッシュの中から選ばれたのは、休憩なしで容赦なく踏み続けるTHE・体力譜面のAnti-Matter。序盤は自選のUN-LIM選手が流石の強さをみせたものの、停止・低速でABETAKU選手が抜き返す形に。その後再びUN-LIM選手が抜き返し、最後の低速で差が縮まったものの、UN-LIM選手が4点差で逃げ切りに成功。お互い強さを見せ、良い名刺交換となった2nd Matchは引き分けとなりました。

大将 -WHITE STANDARD-
GINXYASU&KANAME VS HIBIKI&TSUYOSHI

選曲(太字がpickされた曲)
SILK HAT
・8000000 (激14)
・デッドボヲルdeホームラン (激13)

・Sand Blow (激15)
GiGO
・Somehow You Found Me (鬼16)
・New Century (激17)

・恋する☆宇宙戦争っ!! (鬼17)
試合結果
予想 SILK HAT WIN(SILK HAT 7-5 GiGO)
結果 SILK HAT WIN!!(SILK HAT 7-5 GiGO)

 タイマンではないものの兄弟対決が実現した試合、両チームとも高難易度に強い選手と低難易度帯に強い選手を1人ずつ出す選出となり、どういった攻め方をするか予想が難しいところでした。ですが実際はシルクハットはトリッキーな中難易度、GiGOは高難易度とイメージ通りの選曲になったかなと思います。
 シルクハットの選曲から選ばれたのは、跳ねたリズムで精度を取るのが難しいデッドボール。Lv13の譜面とあって、ほぼ横一線の全員ハイレベルな戦いになりました。特にGINXYASU選手・KANAME選手・TSUYOSHI選手は最後まで5点差もつかない超接戦となり、KANAME選手は1位をキープしましたが、2点差でTSUYOSHI選手が2位に滑り込みました(GINXYASU選手もまた2点差に泣くことに…というか上からPerfectが10, 12, 14個ってどういうことなの?)。
 GiGOはいかにもHIBIKI選手が得意とするヘビーな選曲が並んでいましたが、選ばれたのはSota曲特有のギミックまみれ譜面であるNew Century。激しいラッシュにソフランと難しい譜面ながら、HIBIKI・KANAME兄弟がずっと僅差で競り続けてきましたが、最後はHIBIKI選手が3点差で1位。惜しくもKANAME選手は2位となりましたが、一方でGINXYASU選手が7点差で3位を取ることに成功しており…

 結果、11-8でシルクハットが強敵GiGOを下すことに成功しました。驚異的なパワーを見せたGiGOは確かに強かったですが、先鋒戦のストラテジーを跳ね返して勢いをつけたシルクハットが一枚上手となりました。

Round8 -B group-
APINA VRAMeS VS SUPERNOVA Tohoku

 驚異の本番力で猛威を振るったアピナが、ダークホースチームのスーパーノバに挑みます。各選手の強みをフルに活かせる配置をするアピナに対し、高難易度に強いRINBO-選手を1st, 低難易度帯にに強いOOON!!選手を2ndに置いたスーパーノバの策略が気になっていました。

1st match -GOLD STANDARD-
PO VS RINBO-

選曲(太字がpickされた曲)
PO
・チュッチュ♪マチュピチュ (激14)
・ラブキラ☆スプラッシュ (激14)
・50th Memorial Songs -二人の時 ~under the cherry blossoms~ (激13)
RINBO-
・Come Back To Me (激14)
・Bounce Trippy (激14)
・Uh-Oh (激14)
試合結果
予想 DRAW
結果 DRAW

 テーマはGOLD STANDARDのはずなのですが、PO選手の選曲は悪意しか感じないほどTRICKYな曲が見えています。RINBO-選手の選曲はあんなにおとなしいのに…
 そんなスタンダードからかけ離れたPO選手の選曲から選ばれたのは、最もマシなスタンダードな8分配置に時折混ざる16分を光らせる集中力が問われるラブキラ☆スプラッシュ。自選となるPO選手が前半で降ってきた16分の処理の差で3点ほど先行する形になりました。しかしRINBO-選手はしつこく食らいつき続け、終盤で1点差まで縮まったものの、リードを守り切ったままPO選手の勝利となりました(Perfect9個と10個の戦いって何でしょうね…)。流石の強さを誇るPO選手ですが、そこに匹敵するRINBO-選手はあまりにも強いです。
 PO選手とは対照的に正統派譜面が並ぶRINBO-選手の選曲から選ばれたのは、高速BPMで休みなく踏み抜く力が問われるBounce Trippy。このレベル帯は当然両選手とも精度が高く、ほとんど点差がつかない展開が続きました。そんな中、中盤で少しずつRINBO-選手が点差をつけ始め、最後は4点と僅差ながら勝利を掴みました(ここでもPerfect10個と6個です)。異次元の精度を見せつけあったこの試合は引き分けとなりました。

2nd match -CLASSIC TRICKY-
MAMURU3 VS OOON!!

選曲(太字がpickされた曲)
MAMURU3
・POSSESSION (激17)
・SABER WING (Akira Ishihara Headshot mix) (鬼17)
・New York EVOLVED (Type A) (激16)
OOON!!
・冥 (激16)
・New York EVOLVED (Type C) (激16)
・Go For The Top (激15)
※両チームストラテジー使用
試合結果
予想 DRAW
結果 MAMURU3 WIN!!

 得意フィールドが異なる選手とあって、MAMURU3選手は高難易度で重い譜面。OOON!!選手はテクニカルな中難易度譜面と真反対な形となりました。そしてありそうでなかったNew York EVOLVED被りが発生というちょっとした珍事が発生しました(バージョンが違うので、譜面は全然違いますが)。
 MAMURU3選手の選曲から選ばれたのは、休憩が全く無い譜面に加え、体力を削り切る3連符ジャンプが降り注ぐPOSSESSION。そしてOOON!!選手の選曲から選ばれたのは、IIDXお馴染みボス曲で階段状の配置が休みなく襲い掛かる冥。ある意味☆12 SOF-LANボス曲対決となりましたが、なんとここで両者ストラテジーカードを使用ダブルストラテジーで相殺されたことにより、ニコニコするMAMURU3選手とショックを受けたOOON!!選手の対照的なリアクションが面白かったです。
 ストラテジーカードの総裁により、1曲目はPOSSESSIONとなりました。高難易度を得意とするMAMURU3選手は序盤から少しずつ差をつけていき、後半の低速地帯の高密度配置で一気にリードを獲得。OOON!!選手もジャンプ地帯はほとんど完璧でGreat4個でGFCしたものの、MAMURU3選手はPerfect12個でPFCを叩き出して勝利となりました(IIDXやってる?)。
 体力を使った中、飛んでくるのはこれまた忙しい譜面の。序盤はわずかにMAMURU選手が先行しており、中盤の加速地帯で差が広がる…と思いきやなんとほとんど変わらず。自選のOOON!!選手が必死に食らいつきましたが、後半のラッシュでMAMURU3選手が一気に前に出ることに成功し、Perfect29個でPFCと見事なカウンターを決めて2タテとなりました。アピナのエース強すぎ…

3rd match -WHITE TRICKY-
PO&NOTTY VS YOSHIMIZ&RINBO-

選曲(太字がpickされた曲)
APINA VRAMeS
・ちゅ~いん☆バニー
(鬼13)
・The Island Song (鬼13)
・Another Phase (鬼16)
SUPERNOVA Tohoku
・JOMANDA
(鬼17)
・ドーパミン(激17)
・Reach The Sky, Without you (激17)
試合結果
予想 SUPERNOVA Tohoku WIN(APINA VRAMeS 4-8 SUPERNOVA Tohoku)
結果 DRAW(APINA VRAMeS 6-6 SUPERNOVA Tohoku)

 アピナの選曲は相変わらず容赦なしの予習必須な低難易度トリッキー譜面、対するスーパーノバは純粋に難しい譜面となりました。ここまで3rd Matchはどの試合も対照的になっているのが本当に面白いですね。
 どれもやりたくないアピナの選曲から選ばれたのは、ボーカル合わせのショックアローを避けるのが難しいちゅ~いん☆バニー。なんとRINBO-選手はNO PLAYとあり、アピナが戦略を練りに練って選んできたことが伺えました。そして当然自選のアピナはとんでもない研究力を見せて圧倒しましたが、初見プレーのRINBO-選手が必死に食らいついてきました。しかしわずか4点の差を守り切り、アピナがワンツーフィニッシュを決めることに成功。特にNOTTY選手がPerfect8個でPFCと滅茶苦茶なスコアを出していました(空中浮遊しているとしか思えない…)。
 さて、仕返しと言わんばかりの重い譜面が並ぶスーパーノバの選曲から選ばれたのは、先々週以来となるトリッキーなリズムとソフランが特徴のJOMANDA。前半はNOTTY選手が競っていたものの、加速地帯でスーパーノバの2人が一気に突き放してそのまま上位を独占。そしてRINBO-選手がYOSHIMIZ選手すらも抜き去って1位(しかも第3試合でHIBIKI選手が出したスコアと2点差です…)。6点離れてYOSHIMIZ選手が2位となり、お互いがそれぞれの自選でワンツーを取る形となりました。

 以上の結果、11-7でアピナが勝利しました。やはり2nd Matchにおけるストラテジー相殺をはじめとする戦略がすべてハマったのが大きかったと思います。スーパーノバは2連敗で窮地に陥ってしまいましたが、次の試合で勝ちを取れるか注目です。

 次回の試合は6/7(水) 21:00~です!なんと早くもレギュラーステージ最終戦!あっという間すぎます…まだまだハイレベルな戦いを楽しみにし続けていきたいと思います。

各チームの振り返り配信はこちら!

【BPLS2 DDR】SUPERNOVA Tohoku vs ROUND1&APINA VRAMeS 試合振返配信

【舞台裏映像あり】レギュラーステージRound7 SILK HAT vs GiGO 振り返り配信

Tradz ラジオ #56


がんばります