すごい人の話

わたしは最近研究室を頑張っています。
ない実力を最大限に使って、どうにかこうにか成長できるように頑張っています。
だから、最近はどうやったら話が上手くなるか、絵が描けるようになるか、話し合いをまとめられるか常に常に考えています。

でもわたしは実力がないので、良いところは人柄だ、とっつきやすさだ、と言われるたびに実力がないことを指摘されているような気がして少しちくっとします。

でも今日はあえて人柄においてとてもすごい人のことを思い出したので書きたいと思います。

高一の時、クラスが同じだった男の子のことです。
その子はうるさいタイプではなかったけど、社交的で誰とでも分け隔てなく接する男の子でした。
ある日、社会の授業の時、
「グループワークするから5人ずつのグループに分かれて」
と先生が言いました。みんな口々に
「一緒にやろ」
と言っています。グループがある程度決まって先生がまとめます。
「ここのグループあと1人足りないから誰か移ってあげて」
そのとき、考える間もなくその男の子が
「ぼくいきます」
というのです。
この時だけじゃありません。グループ分けの話になると毎回その子が困った時に動いているのです。
これって意思があれば誰にでもできることなのに、誰もやろうとしないことですよね。

しかも、世の中の小中学生にとって
「好きな人同士グループに分かれて」
って言われてひやひやした経験って誰にでもあると思うのです。
だからこそ、この男の子が間髪入れず名乗り出た時は感動したし、面食らいました。

大学生になった今でもグループ分けのシチュエーションになったときはいつも思い出すし、その度に自分の不甲斐なさを実感します。

実力とか技術とかだけじゃなくて、そういう面でももっと成長しなきゃな

大学生活あと2年半、がんばろう。

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