結局、やってみないと何もわからないものだ
1年くらい前は、自分のやりたいことが、よくわからなかった。
そのときも「やりたいことリスト」なるものは書いていたし、上手に100個くらいは並べられる様になっていたけど、よくよく見ると「自分の」やりたいことではなかったように思う。
今思えば、雑誌とかSNSとかでよく言われていそうな、20〜30代の女性がやりたいことランキングのトップ10とかに入っていそうなことばかり並んでいた。(そんなランキングがあるかはわからないけど)
そのキレイに並んだ「やりたいことリスト」の中から、飽き性な自分が長いこと夢中になれるものを探していた。
好きなものはたくさんあるし、やってて楽しいこともたくさんある。
まるで高校生や大学生のようで恥ずかしいけれど、でもその中から「自分だけの特別」を見つけたかった。
それなのに、どれが自分に合うのか、長くお付き合いしていけるのか、さっぱりわからなかったのだ。
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しばらくの間、興味のあることは手当たりしだい試してみた。
気になったイベントは即申し込む、とりあえず行ってみる、人の話を聞いてみる・・・。
何となく、これかなあ。これなら続けていきたいなぁ。と思うものを見つけたけど、今度は長いこと何だか一歩を踏み出せずにいた。
小さな知識だけが、ぶどうの房のようについていき、一粒一粒がだんだん大きく重たくなってくる。
自分でも動きたくなってきたときに、いろんな縁が重なり、いろんな人に支援してもらう機会を得て、小さなイベントを開くことができた。
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実際にイベントを主催してみると、ただ「やりたいことリスト」を開いて考えるよりも全然リアルな、見えるもの・感じるものがあった。
準備を進める中で、以前よりそのテーマについて深く深く考えるようになった。
参加してくれる人の生の顔・声に触れ、もっと楽しんでもらえたら嬉しい、できれば役に立ちたい、繋がりたいという気持ちが芽生えた。
終わってみたら、あんなことも・こんなこともやってみたいな、とアイデアが湧いてきた。
結局、一歩を踏み出してみたら、自然と次に繋がる気持ちになって、自然と次へのステップをひとつ上がれたのだと思う。
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結局は、やってみないと何もわからないんだと思った。
やってみると、成功か失敗かする。
でも成功とか失敗とか、それが問題ではない。
成功したら実績になるし、失敗は経験になる。
どちらも得るものがある。
だから結果は問題じゃない。
大切なのは、動くことで得る気持ち。
成功すると楽しくて次を考える。
失敗すると悔しくて次を考える。
でも動き出さないと、それらはどちらも得られない。
やりたいことが「ある」んじゃなくて、動き出すことによってやりたいことに「なっていく」。
結局、やってみないと何もわからない
やってみて得(得るもの)はあっても損はないという話
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