会社員たる過酷さ

皆が盆休みを堪能していた先週14〜16日頃、
僕は上司の指示で
Excelのフォーマットを作るために
職場で訳の分からん関数と戦い続けていた。

次から次へと湧き上がるエラーの文字列、
頭を使いすぎた反動で
帰宅後は動けなくなる日々。

苦労して仕上げたデータを提出すると
「なるほど」といった感じのリアクション。
褒め言葉なんかは、一切なかった。

別に悪い人じゃないんだ。
話しやすくてノリが良くて優しくて、
素敵な上司なんだ。

だけど、私が工夫を重ねて提出したものを
褒め言葉や感謝の言葉なく受理することが
今回に限らず何度かあった。

ちょっと、心寂しかった。

こんなことを書きつつ、
脳内では私もちゃんと理解している。

それは"出来て当然"のことにすぎないから。
"出来て当然"のことを成し遂げただけで
褒められようなんておこがましいんだ。

そもそも会社側は
報酬として私に賃金を払っているので
業務の見返りは充分に用意されている。

だけど、どこか寂しいんだ。

"やり甲斐"ってなんだろう、
"達成感"ってなんだろう、
"人のためになる"ってなんだろう。

社会で生きるってむずかしいなあ。

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