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ハンドレタリング向上道場

◆やること

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◆やったこと

活字書体の判断における三原則
レジビリティ、リーダビリティ、インデユーシビリティ:legibility, readability and inducibility

《判別性 Legibility 》

●判別性は、大文字の B が 8 に見えたりするとき
●大文字の I、小文字の l、アラビア数字の 1 が混同したり
●大文字 O と数字の 0 が明確に判別できないとき

●漢字の網と綱の差異判別
●カタ仮名のロと漢字の口が混同しないように
●形容詞 legible から派生した名詞で、文字が読みやすいこと、読みやすさ、判別や識別の程度、判別性・識別性などをあらわす
●容易に読める、読みやすいという意味で、後者の比較語(confer)としては readable
●「A は A、B は B である」とは、たとえば A という文字を成立させているものは、画線の組合せでしかない図形を、どう書けばもっとも A らしくなるのかということです。逆にいえば、A を構成しているどの線をどう歪め、どうくずせば A ではなくなるのかという、字体の限界の追求をアルファベットのすべてについて試みること

《可読性 Readability 》

●ドイツ語で Lesbarkeit の英訳語の名詞で、読みやすいこと、読めること、可読性という意味と、面白く読める、面白く書いてあることをあらわすのが原義

《誘目性 Inducibility 》

●英語の形容詞 Inducible =誘致[誘引]できる;誘導できる;帰納できるの名詞形
●視線を補足して、活字書体などの情報に誘うこと。またはその誘導の程度
誘目性が重視されるのは、サインボードや広告の世界が多い
●空港や駅頭で、的確な情報を提供し、そこに視線を誘導することは文字設計の重要な役割
●ポスターやカタログなどの商業広告においても、旺盛な産業資本の要請にこたえて誘目性を重視した書体も開発
●もともと「 Display 」は動物の生得的な行動のひとつで、威嚇や求愛などのために、自分を大きく見せたり、目立たせる動作や姿勢のことで、誇示・誇示行動をあらわします

括弧・かぎ括弧

●ジョブワークのときは若干の修整が求められます

カピトリウム : Capitolium

●ローマ市の書体コンペティションの勝者となった書体
●カピトリウムとは、ローマのカピトリヌス丘にあった神々の神殿

カリグラム : calligram

●手書きの語や文章を内容にふさわしい形にすること
●詩句を視覚的に表現する図形詩(visual poetry)もひとつの例

カリグラファ : calligrapher

●能筆家、能書家 = penman, spencerian

カリグラフィ : calligraphy

●ペンや筆で書く優美な文字
●ギリシア語の kalli(beautiful)と、graphos(writing)を語源とする、東洋の「書」にあたる語
●葦の茎を削ってつくるリード・ペン(reed pen)、ガチョウの羽からつくるクィル・ペン(quill pen)、金属製の各種ペン先(nib)、カリグラフィ用の万年筆、平筆、最近ではフェルト・ペン、マーカーなど
●文字の形態、筆記用具を扱う角度、線の太さ、筆順、線の方向を考えることによって書体が生まれる
●紙のテクスチュア、色、厚さは、カリグラフィの表現と密接な関係にある。紙の流れ目(漉き目)についての知識も大切

キャップ・ハイト : cap height

●大文字の高さ
●ベースライン(baseline)から大文字の頭部(cap line)までの距離

◆次にやること

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