ポスター制作力向上道場
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映画パンフレットの魅力を発信する団体「映画パンフは宇宙だ」が、“映画パンフ”専門冊子のPATU MOOKを創刊。グラフィックデザイナーの大島依提亜を特集した創刊号が、明日7月11日10時に発売される。
●映画パンフレットの情報が集まった団体は、「映画パンフは宇宙だ」
映画パンフレットの魅力を発信する団体「映画パンフは宇宙だ」が、“映画パンフ”専門冊子のPATU MOOKを創刊。
さらに参考文献
・「映画パンフは宇宙だ」の公式サイト
・PATU MOOK 創刊号「大島依提亜と映画パンフ」の購入サイト
・映画パンフは宇宙だ!の公式Twitter
映画パンフレットの魅力を発信する有志団体「映画パンフは宇宙だ」(PATU)によるムック本「大島依提亜と映画パンフ」の創刊記念イベント。配信は終了したが、現在はアーカイブ映像(https://www.youtube.com/watch?v=foSLxqUU0-I)で視聴することができる。
●「大島依提亜と映画パンフ」の創刊記念イベントは、YouTubeで視聴できる
現在はアーカイブ映像(https://www.youtube.com/watch?v=foSLxqUU0-I)で視聴
チェ氏は「『プール』のパンフを見た時にショックを受けました。どうやったら、プールをパンフの中に溶かしこむことができたのか。プールに見立てた穴を空けるというアイデアが、大変素晴らしいと思います」と絶賛。他作品でもタイプライター、トイレ、ドア、鞄などをモチーフにしたデザインがあり、「開ける機能を見ると、冊子に使いたくなっちゃうんですよ」(大島氏)、「僕は劇中の小道具を使うのが好きです」(チェ氏)と、こだわりを明かしていた。
●プールに見立てた穴をパンフレットに空けたら、映画『プール』の魅力を引き出せた
プールに見立てた穴を空けるというアイデアが、大変素晴らしいと思います
ピンク色のバレエのトウシューズとともに浮遊する男の子をとらえた「リトル・ダンサー」のポスターを、大島氏は「『プロパガンダ』さんはピンクを差し色に使うケースが多い。日本だとピンク色は、単純に女性性のイメージとして使われる場合が多くて、(そのイメージから)解き放たれた自由なピンクを使っていて羨ましいなと思います」と賛辞をおくる。
●社会的な文脈が、その国のポスターデザインにも映し出される
日本だとピンク色は、単純に女性性のイメージとして使われる場合が多くて、(そのイメージから)解き放たれた自由なピンクを使っていて羨ましいな
日本はミニシアターブームが席巻していた90年代までは、洗練されたグラフィックが多かったが、今は「観客動員を増やすため、最大公約数の方法」をとって、多くの情報がつめこまれている
●1枚のポスターに、たくさんの情報が含まれている。観客動員数を増やすためだそうだ。しかし、『最大公約数』とは一体なにを示しているのだろうか?
「観客動員を増やすため、最大公約数の方法」をとって、多くの情報がつめこまれている
対する韓国は、10年前まで日本と同じような傾向のデザイン(キャストの写真が大きく、情報が多い)が重視されていたが、今は映画の雰囲気が伝わるものが増えつつあり、日韓で逆転現象が起こっている。
●2000年くらいまでの韓国のデザインは、2020年の日本のデザインと同じだった
・韓国は、10年前まで日本と同じような傾向のデザイン(キャストの写真が大きく、情報が多い)が重視されていた
・日韓で逆転現象
・かもめ食堂
・もんしぇん
・ある朝スウプは
・恋は足手まとい
・アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶
画像引用元:『PATU MOOK』で、グラフィックデザイナー大島依提亜さんとのお仕事について語りました!
○あの人の本棚。
ホンマタカシ/写真家
大島依提亜/アートディレクター
かこさとし/絵本作家
野村友里/料理人
建築家の本棚
●大島依提亜さんの本棚が覗けるらしい
☟とりあえず情報の箱だけつくっておいた
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