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【2度目の手術】           開腹手術 手術2日前~術後1日目まで



入院日(手術2日前)


①手術2日前 10:30入院受付
同意書等の記入後、
産婦人科の先生から麻酔、術式の説明を受けます。手術は2日後の13:00~
開腹手術による、
【左卵巣・左卵管・大網摘出、腹膜生検、腹腔内精査、右卵巣生検】です。
今回は手術2日前~術後7日 計9日間の入院予定です。

コロナ検査

病室に案内されるや否や、コロナPCR検査。
手術7日前に風邪をひき、近隣の病院でコロナ、インフルエンザは陰性だったのですが、咳が続いていたため病室のベットでPCR検査を受けました(強制)
飛沫を防ぐプラスチックのボックスを顔に被せられ・・・無事陰性でした。

横切りと縦切り

お腹を切る方向について。
私は横切りにしました。おへそから6センチほど下の位置に横20センチほど。ケロイドになりにくいとのことだったので。主治医の先生が縦横どちらでもいいといってくださったので可能だったことです。

しかし、広範囲の腹腔の確認、摘出する臓器が多い場合は縦切り1択になるようです。

手術前日


翌日は麻酔科の先生らの説明や手術について、
看護師さんから説明を受けたり。

夜は下剤を飲みます。
19:00液体の下剤(ポカリのような味)
21:00錠剤の下剤

寝ている間に便意が来るのかと思いきや、ゴロゴロするだけでした。
翌日、起床後に便意がきて、たびたびトイレへ駆け込みました。
お昼すぎまで、水溶性の便が出続けていました。お尻が痛い・・・


手術当日

13:00~手術
付き添いの父親と看護師さんとともに、手術室の階へ。
手術の待合室で待っているとき、急につらくなり涙が出てきてしまいました。
・片側とはえい、卵巣を摘出するというとこに対する将来への不安。
・前回の手術時の痛み。

看護師さんに名前を呼ばれて手術室に行くまでに
こっそり涙をぬぐいました。

手術室に行く。
点滴が一度で刺さらず、刺し直しされ、またそこで涙(笑)
恐怖なのか不安なのか、とにかく涙が止まりませんでした。
看護師さんが「大丈夫ですよ。」と言って、手を握ってくれたのがどれだけ温かったことか。

手術終了
2時間半ぐらいで終了。16:00前に目覚めました。
目覚めた瞬間から「あ・・痛い・・・」
痛み止めを点滴に入れてもらうと痛みは落ち着いてきて、うとうとしつつ夜に。

深夜血圧低下?!

就寝前の検温時、看護師さんが血圧を測ってくれるも
うまく計測できないのか、時間をおいて再計測。
「血圧少し低いですね。」
体感としては問題なかったので、気にすることもなくそのまま寝ることに。

23:00ごろ
急に騒がしく。
当直と思われる産婦人科の先生と、看護師さんが3人ほど来ていました。
血圧が低がりすぎているのでエコーなどで傷の確認しますね」と。
上が78・下が45ぐらいでした。
エコーにより内部の出血の確認をするも問題はなく、
「背中の硬膜外麻酔の影響かもしれないので
血圧の回復を優先させるために、一度、麻酔を止めて様子見ますね。」

麻酔を切ること2時間。恐れていたことが!
何か違和感・・・だんだん痛みが強くなり耐えきれず、
必死の思いでナースコール。

ズキズキではなくモヤモヤした感覚ですが、なんとも耐え難い。
「痛いです・・・・((+_+))」
点滴に痛み止めを入れてもらいましたが、まったく効きませんでした。
痛みと気持ち悪さで、汗びっしょり。
まったく眠れず朝になるのを必死に耐えること数時間。
この時間がどれだけ長く感じたかわかりません。。。

7:00!
やっと痛み止めを注射してもらえることに。
30分ぐらいすると少し痛みがましになるもつかの間。
また痛みが襲い掛かります。吐き気もしていたのですが、傷が痛く腹筋がこわばり、喉まであがってきていた何かを嘔吐することもできなくなっていました。

8:30
主治医の先生が様子を見に来てくれました。
「硬膜外麻酔、再開できるように看護師さんに言うね。」
血圧は少し回復してきていたのでも少しで痛みから解放されます。

10:00 
硬膜外麻酔再開 (やっと、この痛みから解放される・・・)
硬膜外麻酔の効き目を改めて実感しました。
心配事は明日にはこの硬膜外麻酔を外さなければならないこと。


術後1日目


10:00頃
硬膜外麻酔を外す。またあの痛みが再来するのでは・・・と不安でした。
痛み止めは錠剤のロキソプロフェン。

12:00頃
想像通り。また術後のモヤモヤした痛み再来!!!
また耐えきれなくなり、追加で鎮痛剤のカロナールを処方してもらいました。
ロキソプロフェン→カロナール→ロキソプロフェン→カロナール
時間を守りながら、切らさないように飲み続けます。

その日は1日中痛みが治まることはなく、ぐったりした1日でした。



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