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卒業研究制作後日談その5

こんばんは、なつめりおです。

前回の記事はこちらから

そろそろネタ切れじゃないかな〜と思いながらでもなにかしら書けることはありそうなのでぐだぐだ書きます。

私は長期的な制作に向いていない

卒業研究制作は4月から翌年の1月まで向き合う長期的な課題です。やる前からなんとなく長期的な制作向いていないだろうなって思っていたんですけれど、本当にそうでした。毎日ちまちまとちょっとしたネタを小出しにしたほうが楽だった。でも、卒制でも漫画と向き合ったことで成長とか気づきはあったので無駄ではありません。計画が崩れることにあまり凹みすぎないほうがいいかもしれません。私はかなり理想的な余裕もったスケジュールを組んで自己満足していたのですが、まぁうまくいきませんでしたね。身の程を知れと言われているような気持ちになりました。実際、それで無理しないスケジュールを組むことと諦めるラインの線引きはできたかな・・・。決定も必要だしどこかで切るとか諦めるみたいなことも必要です。私は卒業をさせてくれと必死だったので諦めたこともあります(ページ数増量とか)。


褒め言葉が嫌味に聞こえる呪い

ずっと向き合って制作していたからかだんだん自信がなくなっていきました。

「いや〜〜〜〜早いね」といわれたことが「もっと詰められたりするんじゃないの?」に聞こえたり、「他の作品のこと手伝ってる時間あるんだね」が「そんなことやるなら完成していない自分のことやれば?」に聞こえたり、前向きな言葉が全部裏返しに聞こえる日がありました。怖すぎ。認知の歪みを実感しました。

前倒しで動かないと気が済まないのは自分だし、自分の作業の合間でお手伝いしていたのでなんも悪いことではないです。

ただ、他人からのありがたいお言葉が嫌味に聞こえる呪いにちょっとかかっていましたというだけです。相手が悪いわけではないです。それだけ気持ちは追い詰められてはいたのだろう・・・それだけです。

もっと胸を張ってよかった

講評が終わってから、もっと胸を張っていてよかったんだとようやく思えました。不安で寝るのがしんどくて、自分のことを余計に追い詰めすぎていました。もっと今までの自分の活動に胸張ってよかったな。これは過去の自分を信用できていなかったと少し反省。

どうしようもない悩みを引きずりすぎた

自と他をある程度切り離すことは大事です。冷たいように聞こえるかもしれないけれど、自分のためにも他人のためにも必要な作業だと思います。

私は頼られたり相談を受けることはよくあるし好きだけれど、教授でもスタッフでもないから難しい質問(ネガティブな内容)がきたときはどうしたものかと思いました。それは研究室に聞いてねとか教授に言ってねと言ったものの、解決しないとこちらに流れてくる。おほほ・・・私も無知なただの学生なんだが〜。

そこは申し訳ないけどわからないよとか言えばよかったな・・・。自滅しかけた。でも全て終わったからいいや。


楽しさは見出せたのだろうか?

卒制は楽しくやれたらいいよね♪なんて思っていたけど、「苦しい」と「しんどい」が感想の8割くらいを占めそうです。調べていた期間が一番楽しかった。漫画は描いていてノってきたことはちょっとだけあったけれど基本的にやらなきゃという意識が常にあったので苦しかったですね・・・。それでもやりたいことをやったし、私にとっては漫画で卒業できるなんて最高だよな〜〜〜〜なんても思っていたのでやり切れました。よかったですね。通過点となる作品ができたと思います。


2022.01.22





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