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春の花粉やアレルギーでしばらく投稿をお休みしていました。
何が辛いって「呼吸」が思うようにできないことです。
鼻詰まりは仕事、家事への集中力をめちゃくちゃ低下させますね!!


今回のテーマ
歯並びが悪い人はこんな人についてです。
(全ての人に当てはまるわけではありません、どうぞご理解くださいませ)

結論から言うと、歯並びの悪さは
「口呼吸」が影響しています。

私も実は口呼吸です、そして歯並びが悪いのがコンプレックスです。
口を開けて笑うなんて無理!恥ずかしい!

ではなぜ口呼吸が歯並びの悪さに影響しているのか、それは


① 鼻がつまると口から空気を入れるため本来口蓋に
  吸い付いていた舌が下がってしまう

② 舌が下がると上顎の歯並びの側方への負荷がなくなり
  頬粘膜に押されて歯列が狭く深くなる

③ 上あごの幅が狭くなると歯がお互いの前後で押されて
  歯並びが乱れてくる

④ 口呼吸でいつも口を開けていると口唇閉鎖力がかからず
  上顎前歯が前突して出っ歯になる

⑤ 舌が下がると下顎の歯列の中に落っこちて
  ほとんど動かさなくなる

⑥ 低位舌でも前方に舌がある場合と後方にある場合があるが、
  前方だと比較的歯列の幅は広い

⑦ 後方の低位舌だと、舌の側面が臼歯の上に被さって
  臼歯が内側に倒れてきたり歯が前方へ傾斜する

⑧ 下顎の歯列の幅が狭くなるので側方歯のみならず
  前歯の乱れが大きくなる

⑨ 歯並びが乱れるだけでなく舌が下がると
  下顎骨が後方にさがってしまい、かみ合わせも乱れてくる


口呼吸をしていると、歯並びが悪くなるだけでなく



① 口呼吸で舌が下がってしまうので
  舌で塞がれていた喉が開いて直接外気が体内に入る

② 汚れた空気、あるいは冷たい外気などの刺激が
  直接体内に入り込んでしまうとリンパ組織が反応する

③ 免疫に関わるリンパ組織である咽頭扁桃や口蓋扁桃が
  腫脹することで気道が狭くなる

④ さらに鼻からの通気が困難になり口呼吸が常習化する

⑤ 舌が下がった状態で間違った嚥下(飲み込み)を
  することでさらに歯並びやかみ合わせが崩れる

⑥ 舌が下がったままの状態だと下顎骨が後下方へ回転する。
  上顎骨も同様に後下方へ。
⑦ 気道がさらに狭くなるので気道確保のため姿勢の悪化に加え、
  成長発育にも大きく影響を及ぼす

⑧ そのうち無呼吸症候群を引き起こす
  
⑨ 日中眠くてたまらないだけでは済まず、
  睡眠障害からうつ症状に至ることもある


ここまでわかってくると口呼吸を放置することは
自分の健康やメンタルにも悪影響があるのは必然です。

私は普段フェイシャルヨガや骨格セルフケアをお伝えする仕事をしておりますが、受講してくださる皆様の歯並びまでは確認しておりませんでした。

マスク生活が長くなって口元が緩くなり、口呼吸をしている人も多いと聞いております。今一度ご自身の状態を確認する事をお勧めします。

私も2023年は脱口呼吸!鼻呼吸で人生を楽しむぞ!!




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