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育児は痛い

赤ん坊に殺される人っていないのだろうか。私は気づいたら死んでたりしないかな、と思うことが何度もある。(大げさ)

子どもとは言え、2歳を過ぎると力も強くなり、かなりしっかりした体格になる。うちの子達は特に男の子で骨太なので叩かれるとまじで痛い。次男の得意技はおんぶしながらの首絞めで、全体重(14kg)をかけて首を絞められると頭に血が上る。

こちらが寝ていると、なぜか突然後頭部から私の顔に向かって倒れてくる長男。鼻骨に頭が当たって泣きたくないのに涙が出る。鼻って急所のひとつなんだなあ……と痛みの中思う。 コンビニで屈んでお菓子を選んでいたら、突然立ち上がった長男の頭がまともに鼻に直撃して、鼻血を出したこともある。ダラダラ血を流しながら店員さんにレジでトイレットペーパー出してもらって、ダラダラ血を流しながらぺこぺこする私。その隣でケロッとしている長男。

抱っこしていると小さい手でうっかり引っ掻かれてデコルテや顔が傷ついたり(結構切ってるのに、代謝が良すぎてすぐ伸びるのが子どもの爪よ)、床に散ったおもちゃで滑って転びかけたり。甘えてくるのも手加減なしなので、骨にぶつかってきたり、皮膚を踏まれたり、毎日痛いことだらけだ。

良くない行動については(首絞めとか殴ってくるとか)止めるよう注意できても、大抵は事故なので怒るに怒れない。おかげで危険を察知する力がだいぶ鍛えられた。子どもが危なくないのであればサッと避け、私が避けると逆に子どもが危なければ手で受け止めるとか、危なくない方向に転がすとか。

現在最高に“ママ期”の14キロ氏は、おんぶの姿勢から首まで登ってくる。そしてキツネの襟巻きになって夕飯作りを観察。料理途中で冷蔵庫を開けると、中を覗いて「ハムがあるねえ」などと言う。思わず笑ってしまう。しかし、可愛い子リスならまだしも、両肩にずっしりむちむちの人を乗せての夕飯作りはもはや修行の域。何度も止めさせようとしたが、ギャン泣きするし、そのギャン泣きの原因はと考えると、日中は保育園で子どもなりに我慢して頑張っているからだろうと思うとむげにできない。

そんなわけで私の体は常にボロボロで、毎日のように夫にマッサージしてもらっている。むくんだ脚をゴリゴリやってもらうと、全身に血が巡り、生き返る。夫が帰ってくるとフィジカルな交流はお任せしているが(もっと早く帰ってこいやー!)子ども達は過ごす時間の長い私にどうしても寄ってくる。寝るときくらいゆっくり1人で寝たいところだが、気づくとひとつの布団にぎゅうぎゅう詰めになって寝ている。体が痛くて良くは寝られないが、寝顔は本当に天使そのもの。だからって疲れは吹き飛ばないが(加齢)、日々生きる意味は子どもがいることであることは確か。

ボーナス出たら気になってる整体予約しよ。
#育児
#育児記録



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