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MAMA2022・OSAKA29日雑感

思いついたままの記ゆえ、中途半端。画像左は金色テープ↑
レポではない。

2022年は大阪開催と知りエントリーはしようと即決した。当たるわけがないな。それ以前に「だれが」来日するのかもわからない。でもせっかく地元大阪での開催だからエントリーしない選択はない。

2019年のMAMAは名古屋の友達から「これから見る テレビみてて」と連絡が入り、彼女のためにMnetを録画しみていた。もちろんバンタンもみた。その時はファンではなかった。知ってるけどただただダンスすごいな、人気すごいな、と思っていただけだ。その後、どかんと「好き」になりそのときの熱気を体験したいと思った。もともとドラマファンなのでその何年もまえからプレゼンターがみたくて音楽祭はみてたし、バンタンももちろんみてた。ただ、ファンではなかった。

もったいない数年。人生わからないものだ。

さて今年。2days early bird枠は予想通り落選。うんうん。そうだよね。出演者がわからなくてもみんな応募するに決まってるじゃん。そして1次に迷わずチャレンジ。その頃は出演者は出てても二日間の振り分けはまだだったような気がする。とりあえず応募はする。する。しないと後悔する。

した。当選を知ったのはソウルの旅の夜だった。
両日応募、当選は1日目。どうぞNewJeansのパフォーマンスがその日にありますように。手数料含む金額にクラクラっとしたが、毎年大阪で行われるわけはない。行けるときに行こう。なんとかなる。

2次募集の前に観光関連のスポンサーのツイートをみた。航空券を使ったしエントリー可能だ。2日目希望で応募。なんとなく当たるんじゃないかと甘いかんがえがあった。ぴあの2次を控えてそのスポンサー枠に賭けた。

甘かった。

その頃には両日振り分けが出た。NewJeansは二日目だった。その後、ヨジャグルはコラボを1日目に行うという吉報を得てうれしいきもち。そしてJ-HOPEさんの出演も知る。

当日は雨。晴れていたら企業ブースをまわってイベントを楽しむつもりでいた。しかし傘の行列では身動きがとれない。早々に会場へ入る。二日前に「かばんはA4サイズ以内」と知り、その準備から実は楽しかった。自分は身分証明を求められることもなく、カバンのファスナーを開けサイズを確認されただけだ。入場。

わ、若い。客席が若い。若い。若い。動画でみた釜山の様子とはちがう。(行かれたかたすみません。10月の印象としては同年代女性が多いかなという思い込み)アリーナの自分の周りは20代前半くらいが多い。自分がここにいてもいいのだろうか。みなさん可愛らしいペンライトを持っている。アミボムがでかいことを確認した。そもそもアミボムを出していいものだろうか。出したけど。

でかい。

会場内でとにかく厳しかったのは写真撮影禁止である。飲食は座席でOKというのも驚いた。禍以降、客席内飲食禁止のコンサートしか経験がない。カメラは厳しい。座席表案内パネルの撮影も厳しく取り締まられていた。そこまで?なにが敵。

センターステージが少し斜めにある位置。そこそこいい席だったのかもしれない。メインステージは正直みえない。モニターはそこそこ見える。

テレビで流れた歓声は会場でも機械的に流された。そこは悲しい。無言と光の中で始まった。煽れないMCの方もやりにくいだろうな、不思議な空気だった。わたしが楽しみにしていたガールズたちの枠越えのコラボはそれはそれは客席も楽しそうでみんなが揺れていた。かわいいものはみんなが好きなのだ。かわいい歌は求心力があるのだ。MINJIちゃんがモニターに映ると声にださないがマスクの中で「きゃあああ」という口の動きはした。きれいだ。やはりきれいだ。この企画ありがとうございます。たくさんのおねえさんたち、年下の先輩たちに囲まれたNewJeans、堂々としていたよ。さすがである。

わたしの周りは、若いけれどおとなな方達ばかりだった。ただ小学生くらいのお子さんはアリーナでの鑑賞は難しいとは思う。よほどの良席でない限り160㎝でも見るのは難しいのだ。「みえないみえない」という言葉が周りにはグッサリと辛く聞こえる。その言葉はおとなも我慢している。

歴代のMAMA、舞台装置、ダンスフォーメーション、伝説のシーンがいくつもある。今回はトリのStray Kidsさんたちの巨大蜘蛛でしょう。客席のファンも熱く、ステージでは繊細なダンス表現、モニターをみると「そこにはいない蜘蛛」が怪しげに蠢いている。うはーこの技術。さすがのMAMA。満足。これか!これがMAMAなのか。各部署のスイッチング担当者のタイミングよ(たぶんコンピューター制御だろうけど)生身の青年を巻いた蜘蛛の糸が天井から降りてくる。なんという芸術。
美しかったです。彼らの表情もモニターでみることができたし、来年はより一層強靭なステージになっていくんだろうなあと思って、正直羨ましかった。あの製作陣はすごい。表現するスキズさんたちはもちろん素晴らしい。

客席とステージの空間を見ながら感じたこと。これからどんどん開拓していくパフォーマーとペンラを振る人たちがほんとうに眩しかった。昇っていく視線の先が明るい。「勝ち取りにいく」ことを全身で表していてとても美しかった。

自分のまつ毛は下向きなんだな、と実感した。

ビールを呑んで帰った。



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