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Life Goes On の環

BTSのLifeGoesON
AgustDのLifeGoesON

わたしがBTSにハマった期はDynamiteであり
その頃、優しく少し切なく漂っていたのがBTSのアルバムBEの1曲目であるLifeGoesONだ。
MVは5億回再生。

そして周知の事実であるが
先週リリースされたAgustDのアルバムがとても良い。
リード曲のMVでビジュアルに心を奪われがちであるが、アルバムの楽曲もとっても胸に響く。かなりリピートする。

ただただSUGA,AgustDのニューアルバムに耳を躍らせている時間が好きだ。曲順も本当に素晴らしく、部屋にこもって聴くのもよし、ドライブに軽く流してもそれはそれで同乗者と「これ誰?え?ビーティーエスなの?」な会話になるかもしれない。

AgustDのアルバムD-DAYのLifeGoesONをキッチンで聞く。そういえば今朝、水際緩和対策の前倒しのニュースがあったな。この禍の初め(今となっては初めか中期か示せない)の頃、彼らはこの歌を歌ったのね。ぐるりと長い長い不安と混乱を抜けかけた今、SUGAさんは新たなLifeGoesONを発表してくれた。20年から23年。みんな変わった。変わらないわけがない。変わらないことがいいことでもない。SUGAさんは音楽家だ。いろんな現実に傷ついていろんな光を見ようとして言葉を刻んでマイクに叩きつけたんだろう。

今日きくLifeGoesONはなんだかとてもしっくりくるんだ。
もしまた禍がぶり返した時、わたしは20年のLifeGoesONを聞くだろう。生活は続くのだ。まっすぐではない。戻ったり、渦巻いたり、前へ進めなくても、続くのだ。そのことがわかった3年間。結び目にAgustDさんのこの歌がある。そう思ったら、また何かしらの原因で籠るかもしれないことが起こっても、この3年の経験が気持ちの配分を作ってくれるかもしれない。

そんなことを思いながら、つくねを捏ねていた。
こういう歌だったんだ。

基本ジンのことを書いていたし、色々あったし下書きはたくさん積まれている。そんな日々も続いていっている。毎日がちゃんと来てるってすごいことだ。

今日からSUGA/AgustDのツアーが始まった。観客の前で活き活きしているSUGAさん。この人たち(あえて複数形)ってやはり、人の前で歌うのが似合ってるのね。Butterを米国で披露したときも、SUGAさんの弾けっぷりは毎回感動していた。伝えるために、言葉を撃つ人だ。

ARMYとBTSは、ロマンチックである。

2020年から2023年、人生は続いてきてるよ。ぐるりと環。

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