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【最強のチームについて:1】 小さな受託開発の会社にとってチームとは?

チームって何だろう? チームって本当に必要なの? どうやったら良いチームって生まれるんだろう?

最近よく考えさせられます。なぜかというと、entershareは最強のチームを目指しているからです。

「entershareって何?」って多分なりますよね? それぐらい僕らは最強ではありません。※有名になれば、最強という意味でもないと思いますが。

entershareは、新宿の小さなWEB系の会社です。受託開発をメインに行なっています。

小さな受託会社にとってチームって何だろう?

僕らは、基本的に1人が1つや2つのプロジェクトを請け負いながら、業務をこなしています。みんな広く浅くできるタイプのエンジニアなので、頑張れば設計からデプロイまでの作業を当人だけで完結できます。

現時点では、個人エンジニアの集団ですね。

もちろん、「みんな家族!」みたいな社風もあり交流は多いです。しかし、プロジェクトを横断して、助け合うことは今の所多くない。(最近は増えてきた。)

ただ目指しているのは、最強のチームです。

最強のチームになるためには、きっと1+1=2ではなく、1+1=3とか、 1*2*3*4=?とかにならなくてはいけない。どうすれば、そうなるんだろう?

そもそも、開発の規模がそこまで大きくないので、

がっつりチーム開発すると逆に効率が悪いのではないのか? 
オペレーションは今のままで、各自がスキルアップした方が効果的なのでは?

とか思ったりしました。

単純にチームワークって考えると、メンバーの弱みを他のメンバーの強みで補うみたいな行為だと思うんですね。当然それこそが王道だし、まずそこから始まるべきなんですが、それだけでは最強にはなれないような気がしています。

うむーーーーー。。。。。

ただ何事もやってみないと、わからないので最近は、チームで実験を始めました。

・親方制度→2人1組でプロジェクトを共有する
・毎週水曜の社内LT大会→チーム全体でのナレッジ共有

なかなか好評です。チーム感でてますし、学びが多い。


良いチームって何だろう?

割と闇雲に、チームづくりへの取り組みをはじめてるので、僕の中ではちょっとした危機感がありました。

本当にこれでいいのだろうか?まず僕らが目指しているものは?

僕自身、チームマネージメントについてさっぱりなので、まずそれっぽい本を購入しました。

正直、田端さんとか箕輪さんとかの勢いで大量のツイートが出回っていたので、逆に懐疑的になっていました。

しかし!普通に内容の濃い本です。初心者でもスッと入ってくる。

この本の中で一番評価されるべきポイントはチームの属性を環境の変化度合いとチーム内での連携度をもとに、サッカー型/野球型/柔道団体戦型/駅伝型に分けて様々な問題にアプローチしているところです。

何をするのが良いチームなの? どういう人材を採用すべきなの?という問いに対して一つの答えで返さず、ケースバイケースで整理してくれます。

AKB48 vs SPEED

例えば、「離職率は低ければ低いほど良い」というのは必ずしも正解ではない。と著者はいっています。

AKB48は、日本の女性グループ部門でSPEEDのCD総売上枚数を超えたそうです。その理由を著者はこのように分析しています。

・SPEEDは、歌も踊りもうまいが、メンバーは固定なので、流動性がなく、変化に弱い
・AKB48は、卒業という概念があり、流動性が高く、変化に柔軟に対応できる

最終的にSPEEDは、3年半で解散、AKBは、10年以上活動中という結果にたどり着いています。


4つの属性

これが、先ほど話していた、チームの4つの属性です。図がわかりやすいので説明は省略します。詳しく知りたい人は、本を買ってください。


この属性によって、すべてのアプローチが変わってきます。どうやって意思決定を行えば良いのか、どうチーム内でコミュニケーションをとればいいのか。すべてこのチーム属性がキーです。


Entershareはこの中のどれ?

現段階だと、柔道団体戦型だと思います。個人が担当のプロジェクトと一騎打ちしていく。シンプルですね。

ただこれからは、サッカー型(もしくは野球型)のチームにシフトしていくのではないかと予想しています。 人材の連携度合いが強ければ、強いほど、よりチームであることの意義が高まるのでは。。。?わからんけど。


だからどうした?

きっと本を一通り読んでない方からすると、
「ふーん、サッカー型か。だからどうした?」
みたいな感じだと思います。

しかしこれがわかることで、例えば、

・採用は、多様性を重視した方がいい?
・チーム内でのルールは、だれが決めて、誰の責任で実行するの?


などの質問に答えやすくなります。
気になる方は、ぜひ本を読んで見てください。

他にもメンバー一人一人のタイプ分け、タイプ別のモチベーションアップ方法など実践的な内容が書かれています。

まとめ

今回は、僕の最強のチームへの意気込みと、THE TEAMという本について書きました。引き続きインプットを増やしながら、チームづくりに役立たせたいです。

引き続きチームづくりについて学習していく予定です。よろしくお願いします。


おまけ

entershareは、一緒に開発を進める仲間を募集しています!
もくもく会もやってるので是非遊びに来てください!!

イベントの例
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