クライミングと運動神経

私は運動神経が非常に悪い。
体育の成績はいつも悪く、体力テストはいつもC。持久力はあるのでマラソンは上位だったのだが、短距離になった途端に下の下まで落ちる。ハードル走なんかはクラス最下位で、頭を地面にめり込ませて額から血を流したことがある。

しかしクライミングには、運動神経は関係ないと思っていた。運動神経の悪すぎる私でも、こんな動き方が出来るんだ!と感動することが幾度もあった。
しかし、最近になってその気持ちは変わった。

最近、ジムで成長速度の速すぎる新参者がボンボコボンボコ現れている。すぐに抜かされる。やっぱり運動神経関係あるのか。と残念な気持ちになった。

クライミングは運動神経とは関係ない、と言えるのは時間をかければの話だったということに気付いた。
同じ時間軸で見てみると、やっぱり違う。
運動神経のよい人と悪い人で、成長速度が全然違う。
運動神経良好者はウサギだ。私は成長速度が亀どころかナメクジ以下だった。
そういえば、5級登れるようになるまで週2くらいで通っても半年かかったな。。
私はクライミングには向いていなさすぎるし、辞めた方がいいんじゃないかと何度も何度も何度も思った。実際、半年間やめていた期間もあったのだ。
だけど、だけどやっぱり、登ると楽しいんだよ。なんでだろうね。そういう運命なんだよ。


自分だって、ナメクジではあるけれど、ジリジリと、地味に、成長しているのだ。人それぞれ成長速度は異なるのは当たり前のことだ。当たり前だ!!

だけれどいつまでも、運動神経の悪さを原因にするのは見苦しすぎる。そんな見苦しい自分は嫌だ!!

私は大したトレーニングしてないし、言い訳も出来ない。
運動神経は悪いけれど!
私には筋肉がある。ラッキーなことにありがたいことに筋肉はつきやすい体質だ!

最近はジムにある吊り輪にハマっている。
吊り輪を始めてから3ヶ月くらい。成長曲線がまた、右上し始めている!
吊り輪やってくれてありがとうワタシ。
純粋に吊り輪楽しくて3ヶ月続いている、、!

言い訳はやめにして、できることやってこっ!!

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