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Google UX Design Certificate

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Google UX Design Certificateのプログラムを通して学んだことを、シェアしていきます。興味のある方や、一緒に勉強している方のためになれば嬉しいです。
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#UXdesign

UXリサーチにおけるバイアスの種類を特定する|Identify types of bias in UX research

この記事では、バイアスが具体的にデザイン・ワークにどのように影響するかについて説明します。 以下の6種類のバイアスについて解説します。 バイアスの種類|Kinds of biases 確証バイアス|Confirmation bias 誤合意バイアス|False consensus bias 優先バイアス|Primacy bias 最新性バイアス|Recency bias 潜在的バイアス|Implicit bias サンクコスト・ファラシー|Sunk cost f

リサーチ方法詳しく知る|Learn more about research methods

ユーザーを理解することは、UXデザインの最も重要な部分の1つです。この記事では、ユーザーやユーザーのニーズについてデザイナーが持つ仮定を回避するために行う一般的なリサーチ方法について説明します。 リサーチの種類についてリサーチを分類する方法は2つあります。それは、誰がリサーチするか、と収集されるデータの種類です。 リサーチを分類する最初の方法は、誰がリサーチするか、つまりプライマリーリサーチと、セカンダリーリサーチに基づきます。 プライマリーリサーチ プライマリーリサ

リサーチ方法のメリットとデメリットを理解する|Understand benefits and drawbacks of research methods

この記事では、4つの一般的なユーザーリサーチ方法、セカンダリーリサーチ、インタビュー、アンケート、ユーザービリティテストのリサーチ方法のメリットとデメリットについて説明します。 セカンダリーリサーチのメリットとデメリット どの方法を選択するかは、何を知りたいかによって異なります。プロジェクトを開始したばかりの場合は、ユーザーに関する統計、事実、数字を知るためにセカンダリーリサーチを使用することがあります。すでに存在するリサーチの場合は、それを使うことによって時間とお金を節

最適なリサーチ方法を選ぶ|Choose the right research method

ユーザーから必要な答えを得るには色々な方法があります。どんな答えを求めているかによってどのリサーチ方法を使用するかを決めます。各方法にはいい点と悪い点があります。 リサーチ方法を分類する方法は2つあります。1つ目の方法は、誰がリサーチをするかに基づきます。2つ目の方法は、収集されるデータタイプに基づきます。 プライマリーリサーチ まず、誰がリサーチするかについて考えます。プライマリーリサーチとは、自分自身で行う調査のことです。例えば、ユーザーにインタビューしたり、アンケ

UX リサーチについて詳しくみる|Learn more about UX research

ユーザー第一 全てのUXデザインプロジェクトには、2つの重要な部分があります。デザイン対象のユーザーについて知るためのリサーチをすることと、ユーザー視点についてのフィードバックを収集することです。UXデザインではユーザーを第一に考えることが重要で、リサーチはデザイナーがユーザーを理解するのに役立ちます。 リサーチと事実に基づいてデザインする UXリサーチは、観察とフィードバックを通じてユーザーの行動、ニーズ、動機を理解することに重点を置いています。プロダクトデザインは、

Introduction to UX research

UX researchUXリサーチは、企業の規模によって、専任のリサーチャーがいることもあれば、UXデザイナーが兼任することもあります。 UXリサーチは、観察とフィードバックを通じて、ユーザーの行動(user behaviors)、ニーズ(needs)、動機(motivation)を理解すること(understand)に重点を置いています。UXリサーチの目標は、ユーザーを優先することです。ビジネスニーズを確実に満たしていることも大切です。UXリサーチは、高価で時間のかかるプ

デザイン スプリント レトロスペクティブ|Design sprint retrospectives

全てのデザインスプリントは、チームにとって何か新しいことを学ぶ機会です。デザインスプリントでは、次のことに重点が置かれます。 デザイン上の課題を理解する(Understanding the design challenge) 解決策を考える(Ideating solutions) どの解決策を決定する(Deciding which solutions to build) いくつかの解決策のプロトタイプを作る(Prototyping a few solutions)

クロスプラットフォームエクスペリエンスのデザイン

新しいプロダクトや機能をデザインするとき、そのデザインが使用されるまざまな種類のプラットフォームについて考えることが重要です。 一般的なプラットフォームには次のようなものがあります。 デスクトップコンピュータ ラップトップコンピュータ 携帯電話 タブレット スマートウォッチなどのウェアラブル端末 テレビ スマートディスプレイ 画面サイズ|Screen Sizeさまざまなプラットフォーム向けにデザインするときに最初に考慮するのは、さまざまな画面サイズに合わせてデ

支援テクノロジー(AT)|Assistive technologie

この記事では、障害を持つすべての人を支援するさまざまな assistive technologies(支援テクノロジー)について見ていきます。assistive technologies (略して AT) という用語は、障害を持つ人々の学習、作業、日常生活を向上させるプロダクト、機器、システムを表します。 この記事では、Color modification(色の変更)、Voice Control(音声制御)、Screen readers(スクリーンリーダー)、Alterna

良いユーザー体験のためのデザイン|Design for a good user experience

良いユーザー体験のためのデザインとはUXデザインについて学ぶと、アプリやWebサイトのレイアウトや機能など、これまで気づかなかったことを考えるようになるかもしれません。 アプリで次に何をすればよいか分からない、あるいは、ボタンを押した後、起こると思っていたことが起こらなかったといった経験はありませんか? この記事では、Google UXデザインの『いいユーザー体験のためのデザイン』について、解説したいと思います。 良いデザインは個人の好みのように思えるかもしれませんが、ユー

ユニバーサルデザイン、インクルーシブデザイン、公平性を重視したデザイン|Universal design, inclusive design, and equity-focused design

この記事では、デザインでユーザーを第1に考えるための 3 つの方法、ユニバーサルデザイン、インクルーシブデザイン、公平性を重視したデザインについて説明します。 私が、現在勉強しているGoogle UX Design Certificate の最初のコースFoundations of User ExperienceのWeek 2より『Universal design, inclusive design, and equity-focused design』から学んだことを簡単

公平性を重視したデザインの重要性|The importance of equity-focused design

人種と性別に影響を与える公平性を重視したデザインについて具体的に説明します。ここで説明する内容は、人種や性別だけでなく、能力、年齢、社会経済的地位などにも当てはまる内容です。 公平性を重視したデザインとは、デザインされたプロダクトのあらゆる側面を検討し、そのプロダクトがすべての性別、人種、能力にとってアクセスしやすく公平であることを確認することを意味します。 さらに、デザインでは、過小評価されているグループや除外されているグループを特に考慮する必要があります。 求人応募書

ユーザー中心設計|User-centered design

ユーザー中心設計について説明します。自分が経験した問題だけを解決しようとするのではなく、実際に人が経験した問題を解決することが重要です。 実際のユーザーの問題に焦点を当てることで、デザイナーの偏見の影響が軽減されます。 Google 創設者の 1 人であるラリー・ペイジは、「実際の人々を個人的に見たり聞いたりすることに代わるものはない」と、ユーザー中心のデザインがいかに重要であるかを強調しました。 Google の中核的価値観の 1 つは、「ユーザーに焦点を当てれば、他のもの

ユーザーについて理解する|Who are my users?

UXの分野では、「ユーザー」が第一に考えられます。 UX デザイナーとしての目標は、あらゆる意思決定の中心にユーザーを置き続けることであり、そのためにはユーザーのことを知る必要があります。 プロジェクトの開始時に行う初期 UXリサーチのほとんどは、ユーザーの特性、目標、問題点を知ることに焦点を当てます。 ユーザーを理解することで、役立つ、または使いやすい体験をデザインできるようになります。 ユーザーを理解する際の重要な課題の 1 つは、ユーザーを狭い視野で捉えたり、ユ