見出し画像

シェンゲン協定とマルタ滞在のビザ種類について

こんにちは!!
ヨーロッパマルタ島の会社で人事部で採用担当してますNatsukiです!!

マルタ島は多くの日本人にとって魅力的な滞在先であり、旅行だけでなく語学留学や海外就職先としても有名です。

シェンゲン協定に加盟しているマルタを観光や短期滞在の目的で訪れる際には、通常180日の期間内の90日以内の滞在がビザなしで可能です。

シェンゲン協定とは?
ヨーロッパの一部の国々が結んだ国境管理と移動の自由を促進するための協定です。この協定に加盟している国々では、国境を越える際に通常のパスポートチェックが行われるだけで、個別のビザや出入国審査が必要ありません。

マルタをはじめとするシェンゲン協定加盟国(2023年現在)の27カ国の国は、

オーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、クロアチア(2023年より)

シェンゲン領域内に90日を超えた滞在をする場合は、
居住許可ビザ(The national Long stay visa )の申請が必要になります。

また、学生ビザや就労ビザ投資ビザなどは以下の通りです。

学生ビザ(Student Visa / National Long-stay “D”): マルタでの学習を目的として滞在する場合に必要なビザです。学生ビザを取得するためには、マルタでの受け入れを受ける教育機関に入学が確定していることが必要です。また、財政的な自己支援能力や健康保険の証明、必要な書類なども提出する必要があります。

就労ビザ(Work Permit): マルタでの就労を目的として滞在する場合に必要なビザです。就労ビザを取得するためには、マルタで雇用契約を結び、雇用主がビザ申請を支援する必要があります。また、職務の特定のスキルや経験、財政的な自己支援能力の証明、健康保険の証明などが必要です。

不動産ビザ(Golden Visa):マルタのゴールデンビザプログラムは、外国人個人や家族がマルタで特定の投資を行うことで居住許可を取得する制度です。このプログラムに参加することで、マルタでの居住や最終的には市民権の取得が可能となります。通常、不動産への投資、政府債券の購入、または国の開発基金への寄付が要件となります。ゴールデンビザプログラムに参加することで、魅力的なライフスタイル、ビジネスの機会、シェンゲン圏へのアクセスを享受することができます。

また、マルタのビザは混雑状況や種類にもよりますが、承認まで数ヶ月かかるので、90日を越える前に余裕を持って早めに申請することをお勧めします!

次回は就労ビザへの切り替えなど詳しく書いていこうと思います。

Natsuki

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?