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インスタ映えスポットかなと思って訪ねたら、チームラボ国内主要施設を制覇してしまった話。

やほ。

愛しているものに対して、全力でnoteする、
偏愛シリーズ第2弾です笑

前回、オリンピックについてでしたが、
今回はチームラボについて。

これまで興味あったけど、なかなか行けていないとか、
県外でなかなか足を伸ばしづらいとか、
これからチームラボに行こうと思うけど何をどう見たらいいかわからない方などなど、
少しでもチームラボに対して気になる方は見ていただけると幸いです!

アートにもチームラボにもそこまで興味はなかった。

東京には母方の祖母が住んでいる関係で、
高校生のタイミングでも何度か足を運んでいました。

東京の大学に通うようになってから、ちゃんと住み始めたのですが、
そのころはチームラボには全く興味がありませんでした。
ニュースで取り上げられたとしても、そもそもアート自体に興味もなかったです。

ゆりかもめで周辺を通ったとしても、「なんか大きい施設があるな〜〜〜」とか、
そもそも豊洲にもそこまで用があっていく場所ではないので、
「インスタ映えスポットになってるらしいけど、興味ないからまあいいや」くらいに思っていました。

五感で感じるアートと世界観にハマる。

きっかけは去年の8,9月です。
その期間の勤務先の定期圏内に「豊洲駅」が入っていました。
現在の自宅からも1本でいけるし、遊びに行く交通費も(実質)タダだし、
せっかくなので行ってみるか、ということで、
友人を誘って、チームラボプラネッツに行きました。

ただの見るアートではなく、手足、耳などの五感で楽しむ感覚、
自分自身が作品に没入していく新しい感覚に引き込まれて行きました。

その作品たちが織りなす世界観、
単なる繰り返しではなく、
リアルタイムで展開されるその一瞬でしか見られない儚さ、
デジタルの中に垣間見える”和”の雰囲気に、言葉で表せない感情を抱きました。

しかも訪れたのは平日の雨の日。
来場者数が少ないであろうタイミングで行ったことも、
その世界観に没入できた要因かもしれません。

虜になり、飽き足らず、ついには県外に。

この世界観を周りにどんどん広げたいと思い、
チームラボに行った話をしまくっていたら、
会社の同期から「チームラボ厨」扱いされましたが、そんなのお構いなし。

その世界観を再び味わいたい、と感じたことや、
GoToトラベルの兼ね合いもあり、
昨年11月、福岡にあるチームラボフォレストに足を運びました。

もちろんこちらも感動してました。

それ以降、チームラボのイベントがあれば真っ先にチェックし、
行けるスケジュールを工面できたら、迷わず行くようにしています。
先日noteした武雄温泉のチームラボや、
まだnoteできていませんが水戸市・偕楽園のチームラボに足を運んだのも、その一つです。

チームラボから感じ取った、自分の価値観。

オリンピックの偏愛と、チームラボの偏愛とで、実は合致するポイントがあり、
これが自分の価値観なんじゃないかなと思っている。

前回の偏愛シリーズでオリンピックについて書きました。
そのオリンピックに惹かれた理由と、チームラボに惹かれた理由、
この2つで合致するポイントがいくつかあったんですね。

これがあったからこそ、チームラボにどハマりし、
いろんな着眼点を持って見られるようになってるのかなと感じます。

ボーダレス。無境界。共通言語。

チームラボには、
作品と自分、作品と作品、作品と世界などの境界線を無くすようなアートが至る所にあります。

例えば、「憑依する炎」という作品。

御船山楽園ホテルで常設展示されているこの作品を、
アプリ経由(teamlab:fire)でスマホでカメラに移すと、自分のスマホにこのように火が灯ります。
その炎をアートを見ていない人にも渡すことができます。

カメラに映すことで、作品とスマホの境界をなくし、
スマホ同士で渡すことでアートそのものの境界をなくし、
さらにそのアートをどんどん繋いでいけば、国境という境界もなくしていくことになります。

作品全体で言うと、
お台場のチームラボボーダレスは、複数の作品が動き回り、
至る所に登場します。

“どれだけの違いがあっても、 スポーツという共通言語があれば、皆で1つになれる。 その目標に向かって頑張っているオリンピックの世界観とも妙に合致したんですよね。”

オリンピックのnoteで書いたのですが、
スポーツという共通言語のもと、国や地域、人種に関係なく”ボーダレス”に1つになれる世界観が好きなんですよね。

この”ボーダレス”というのが、自分の中での1つのキーワードになっているのかなとも感じてます。

一瞬に駆ける儚さ。

先ほど、豊洲でハマったところでも書きましたが、
単なる繰り返しで展開されるのではなく、
リアルタイムでコンピューターで生成された”生き物”たちによる、
2度と見られないその美しさと儚さに惹かれて行きました。

その時々でしか見られない経験や体験というのはオリンピックでも同様です。
街並みの至る所が長い期間かけて五輪一色に変わる様子、
普段なら絶対変わらないであろう場所もオリンピックなら変わってしまうその偉大さ、
アスリートの4年間の集大成を目に焼き付けられる状態などなど、
一瞬の儚さに惹かれて行きました。

その儚さと美しさ、境界を無くすという世界観と、
自分の大事にしている価値観とマッチしたからこそ、
これだけチームラボにハマったのでないかと考えます。

ボーダレスと儚さと、場所による違いを見てほしい!

もし、これからチームラボに行かれる方がいるのなら、
先ほど書いた「ボーダレス」と「儚さ」の2つを感じて欲しいなと思います。

単にデジタルアートが綺麗、でもいいですが、
この背景を知っている知っていないで、
楽しみ方はおそらく数倍は変わるんじゃないかなと思います。

また、複数箇所のチームラボに行く、
これから別の場所のチームラボに行く方は、
同じ作品にある”違い”を見て欲しいです。

例えば、「呼応する木々」という、音同士が呼応して、
色を変えていく屋外作品があります。

同じタイトルではあるものの、
ある程度木々の間隔がある偕楽園と、
木々が密集し、かつ別角度からも見える武雄温泉では、
見え方や感じられるものが全く違います。

偕楽園では、感覚はあれども呼応しているなという感じでしたが、
武雄温泉では、その呼応が波のように伝わっていく雰囲気を体感できました。

美術館でレプリカを見たことがあるからスキップするのと同じ感覚ではなく、
ぜひ場所によって異なる、作品たちの姿を見て欲しいなと思ってます。

たまたまハマったのが、チームラボだった。

皆さんの中にも大事にされてるものがあるんじゃないかなと思います。
その大事にしてるものと、自分がどハマりしているものを照らし合わせると面白いかもしれません。

今回、自分はたまたまそれがチームラボでした。
ここまでチームラボについて語るまでになるとも思いませんでした笑

もしもチームラボに行かれる機会があれば、
この着眼点で見ていただいてもいいのかなと思いますし、
それぞれで感じたことがあれば、コメントしていただけると幸いです!

はなも(ん)



上で紹介できていない、過去のチームラボレビューはこちら。


はなも(ん)


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