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はなも(ん)の東京オリンピック物語 #2

やほ。
東京オリンピック物語第1弾では、どんな思いで大会を待ちわびていたか、
思いが高じすぎて海外にまで飛び出してしまったことを書きました。

第2弾で、卒業旅行決行から、延期になった2020年末までの揺れ動きです。

20年春の卒業旅行は強行突破。

20年2月上旬。
一部報道により、新型コロナのニュースが明るみになった時期ではありましたが、明確な根拠を持って卒業旅行を決行しました。

渡航2週間前に行われた経営者向けのイベント、
1週間前に行われた内定者研修を終え、
中1.5日空けての渡航でした。

ただ、内定者研修終了翌日に学生団体のメンバーで卒業ディズニーに行く予定でしたが、
研修中に休園する速報が入りました。

「いよいよやばいところまで来たな」と感じてはいたものの、
ここで行かない後悔より、行って後悔した方がまだマシということで、
しっかり休んだ上でドバイ行きの飛行機に乗り込みました。

当時の葛藤は、こちらのnoteにも記載しています。

ドバイ経由で、スイス・バルセロナ・モスクワを回る旅で、
4ヶ月後に迫った東京オリンピックに向けて、
本当の意味で機運を高めていました。

ただ、このタイミングで、
FIFAでもIOCでも超重要な会議が行われていることは、
全く知る由もありませんでした。

帰国後に飛び込んできたのは、
スペインの感染危険情報レベルの上昇、
韓国入国時の隔離開始、
イタリアのロックアウトに伴う出国不可などなど。

本当に脅威は目の前までやってきていました。

舞い込んだ「大会延期」の知らせ

正直、最初見た時にはショックでしたが、
この世の中だからしょうがないというのが率直な感想でした。

4〜7月、社会人1年目として突っ走り、
8,9月と夏を超え、本当の意味で「1年後」を迎えたある日、
こんなことを思います。

わずかな可能性。

東京オリンピックのボランティアです。
大学生の時に、応募はしていたものの、
やはり社会人1年目ということで有給も取れないだろうということで、
途中辞退しました。

今回の感染拡大の影響を受けて、
キャンセルが増えたというニュースもあったので、
わずかながら追加募集があるんじゃないかとか、
別のルートから手伝いのお呼びがかかるんじゃないかとか、
そんな期待を寄せていましたが、
まあそう都合のいいこともなく、幻に終わりました。

この頃から、「じゃ、やっぱりパリに行こうかな」と思うようになります。

また、開催されるのは社会人2年目のタイミングなので、
「チケットの取れた日は、ちゃんと有休を取って観戦に専念できるぞー!」と無駄にポジティブだったのを覚えています。

パフォーマンスの楽しみが消えました。

毎年、オリンピックの開会式や閉会式では、
著名なパフォーマーが式を盛り上げます。

このパフォーマンスで、
ほぼ100%、嵐が出るものだと思ってました。

新しい国立競技場で、開会式か閉会式で「カイト」を歌う、
そんな姿をイメージしていましたが、
活動期限の2020年を過ぎてしまうことから、そんな青写真も無くなってしまいました。

まあ、それがあったからこそのプロ野球珍プレーだとは思うのですが…汗

来年こそは、オリンピックを心から楽しめる1年になるだろう。

そうやって年を越した2020年でした。



はなも(ん)



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