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【授業アウトプット】ベンチャー企業における『死の谷』とは?

やほ!

この後行われるテストのアウトプットも兼ねて、
パパパっと、走らせます。

創業期に恐れる、3つのフェーズ

ベンチャー企業の成長段階として、ベンチャー白書では、
シード→アーリー→ミドル→レイターの4段階に分かれています。

ただ、これらの段階を進むにあたって、3つの大きな障壁があります。

魔の川(Devil River)

シードからアーリーに移行する期間に発生し、製品やサービスを市場ニーズに結び付け、具体的なターゲット製品を構想する知恵が必要とされています。

死の谷(Valley of Death)

アーリーとミドル期間に発生し、商品を製造・販売して売上にまでつなげていくための経済資源配分調整の期間のことです。
特にここでほとんどの企業が超えられず、潰れてしまうことが多いんだとか…

ダーウィンの海(Darwinian Sea)

ダーウィンの海は、ミドル期間に発生するもので、事業を成功させるためには、競争優位性を構築し、多くのライバル企業との生き残り競争に勝つことが必要とされる。

リーンキャンパスに当てはめながら考えると面白いかもしれないですね。

死の谷は、避けては通れない茨の道

企業の資金繰りが底をついて、倒産の危機を迎えること。
スタートアップやベンチャー企業の場合、60%が創業3年以内に失敗するとのデータもあります。

初期投資の回収には成功したものの、その後の事業の発展が見込めずに撤退するパターン。

もう1つはアーリーステージにおける仮説検証段階では、ハイリスク・ローリターン状態(資金繰りへのリスクvs 企業価値の上昇に対するリターンの少なさ)となっていること。その事業への理解などが必要で、投資難易度が上がっているため、調達自体が難しいことも原因としてあげられています。

『ベンチャーキャピタルの実態と戦略』では、
期間損失分起点が30ヶ月、累計損益分岐点が75ヶ月と出ており、
どう前者の期間を縮め、後者も縮めていくのかが生き残る上での鍵なのかなと思います。

ここを超えてると、新たな問題が待っていますし、
10年後、20年後などのデータもありますが、
両者とも今回のテストとは被らなさそうなのと、後者に関してはデータが多すぎるので、ここでは触れないことにします。


参考文献



はなも(ん)

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