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【BL感想】今の私には麻水さんみたいな彼氏が必要。/『25時、赤坂で』

おはようございます。隠れ腐女子アラサーのnatsukiです。
寒くなると朝起きるのがつらいですねぇ。

本日の作品はこちら!

超人気俳優×新人俳優、
同性愛ドラマ撮影中の恋。

新人俳優の白崎由岐(26)は、
大学の先輩で超人気俳優の羽山麻水(28)と
同性愛ドラマで共演することになった。
ゲイ役の芝居感が掴めない白崎は、
男に抱かれてみようとハッテン場へ。
そこでなぜか羽山に捕まり、相手を買って出られる。
〝芝居のためのセフレ協力〟。
即物的に始まった関係だったが、
精緻な美貌と圧倒的なオーラの羽山に
甘く心ごと抱き込まれ、白崎は恋心を自覚した。
しかしドラマ撮影は終わりに近づき―――。

出典:夏野寛子『25時、赤坂で』
あらすじ引用:Amazon


心臓の場所
痛いときにわかるんだ

『25時、赤坂で scene.3』より

麻水さんに好きな人がいると知った際の白崎くんの台詞です。
ドラマのシーンとかけているのですが、
この描き方が本当に美しい・・・。

この作品は演技の世界で活躍する二人が主人公の為、
二人の恋愛模様と演技の世界の厳しさを織り交ぜた作品です。

相手の横に堂々と並びたいから頑張る。
でも人生そんなにうまくはいかない。
相談したいけれど、かっこ悪くてできない。
だけど、会いたい。

お互いのことをとても大切に想い合っているのに、
微妙にすれ違う二人。(主に白崎くん発信で)
読んでいて焦れったい(笑)

夏野先生が描く繊細な絵や、
一つ一つの台詞がとても心地よい作品ですが、
その中でも私が昔からすごく好きな台詞がこちら。

舞台の仕事一回ダメだったくらいで
白崎くんの何かが損なわれることはないよ

『25時、赤坂で 3 scene.15』より

頑張っても頑張っても舞台稽古がうまくいかない白崎くんへ、
麻水さんが伝えた台詞です。

一つ失敗したぐらいで、今まで頑張った全てが終わるわけじゃない。
頑張ったことは自分の糧になり必ず成功する時がくる。
だからもっと気楽にやってみなよ。

読み手によって受け取り方は違うと思いますが、
私はこのように解釈し受け止めました。
本当に素敵な台詞です。

とまぁ、なんかまじめな感じになりましたが、
随所にクスッと笑えるシーンも散りばめられていますよ!

受けの白崎くんが可愛いのかと思いきや、
麻水さんの方が割と可愛いシーンが多いです!
(主に無自覚エロ受けの白崎くんに振り回されてます(笑))

芸能界や演技の世界が舞台のBL好きの方や、
繊細な描写や台詞が好きな方にお勧めの作品です!


今日も大好きな漫画の感想が書けて幸せ\(^o^)/

今回こちらの記事を書くために改めて作品を読み返したのですが、
本文内でも書いた麻水さんの台詞で思わず泣きかけました。

というのも、実は来月からちょっと環境が変わることがあり、
うまくできるかとか失敗するんじゃないかとか、
毎日不安で押しつぶされそうになってるんです。。。

だけど、この麻水さんの台詞を読んで、

そっか、失敗してもいいんだ!
これがダメだったからって、今までの努力や経験が消えるわけじゃないんだ!
気楽にいこうよ、わたし!!!

こんな風に前向きに気楽に考えるようになれました!

たかが漫画の台詞かもしれない。
でも漫画の台詞一つで救われる人だっているんだから、
私はやっぱりBL漫画を読めて幸せです(笑)!

明日はどの感想を書こうかな〜♪

*-*-*-*-*-*-*-*-*本日の隠れ愚痴-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
先日、どうしても紙で買いたいBL本があり、
数年ぶりにアニメイトに行ったんですよ。
スマホの画面でしか見たことのなかったBL表紙たちが、
私を出迎えるかのごとくずらっと並んでる姿に感動・・・。

推しに会うってこんな感じなのか!(たぶん違う)
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