【活動報告vol5】自分らしくあるために〜ゲストの人生談〜 Open forum2018
活動報告!豪華ゲストの皆さんをお招きしてイベントを開きました。
そもそも、まだ「自分」がよく分からない、でも、やりたいことをやりたい、そんな若き心の葛藤。
自分「らしさ」より「あるべきか」。”良い”ママでいなきゃ、良い上司でいなきゃという社会の枠。
誰もがそう思うけど、その一歩はどう踏み出すのだろう。
自分らしくあるに、どんな一歩が踏み出せるだろう。
もう、越えよう。ここで、踏み出そう。
心からやりたいことを仕事に、カタチに、自分らしい毎日を送るゲストの人生から ヒントをもらおう。
そんなコンセプトの企画でした。
イベントの全てをお話することはできませんが、
ゲストのスピーチ内容のハイライトだけお伝えします!
【ゲスト紹介!写真の左から】
- NPO法人GEWEL理事 蓮見さん
-小西遊馬 氏 フリージャーナリスト/インフルエンサー
-稲葉哲治 氏 エシカル・ペイフォワードプロデューサー / SOIF共同代表
- アンジャナ KC 氏 ネパールで障害者の女性の自立支援のカフェを経営
- 小国士朗さん 注文をまちがえる料理店 発起人
-大原学 氏 一般社団法人マツリズム 代表理事 / マツリテーター
- なつき NGO Diversity cafe 創立・代表 (私)
*途中で帰宅されたので写真には写ってませんが、
- ヘンリー・シールズ 氏 株式会社Paidy 人事総務本部長
にもご登壇いただきました!
ここから、約210分のイベントを10分にぎゅっと凝縮!
-稲葉哲治 氏 エシカル・ペイフォワードプロデューサー / SOIF共同代表
-小西遊馬 氏 フリージャーナリスト/インフルエンサー
小西さん、稲葉さん、2人の「エシカル男子」としてご登壇。
小西さんは、とっても活動的ですが、なんとまだ、大学1年生。
どうしてそんなに挑戦していけるのか。その理由を彼はこう語る。
「確信的な安全基地があれば挑戦していける」
小西さんは、どんな活動も家族に応援してもらえてきた。自分のことを絶対に信じていてくれる、本当の自分として安心していられる、そんな家族がいた。
挑戦に失敗はつきもの。でも、失敗した時に、いける安全基地があれば、また挑戦できる。
「一人でもありのままのあなたを確実に認めて、愛してくれる人を見つけることで、あなたはきっと嫌われる勇気をモテるはず」
これが、小西さんの思う、自分らしくあり続ける秘訣。
- アンジャナ KC 氏 ネパールで障害者の女性の自立支援のカフェを経営
「本当は、自分がありのままで、自分らしく生活をしたい。」
ただ、それだけ していたら、相手の役割と自分の役割がよく分からなくなると言う。
まだまだ女性の障害者の方が自立することは難しいネパールで、葛藤してきた人生を感じます。
そんな彼女の「自分らしくあるための秘訣」は、ずばり、失敗やマイナスを恐れない、ポジティブさだと思う。
「人生はどのくらい自分らしく出来るか? どのぐらいルール を守ることが出来るかを自分で決めないといけないです。
でも、世の中で決められないこともたくさんあります。人生は考えたように、思ったようには 00%ならないです。
だから人生は面白いです。まるで はじめて見た Drama のように。。。」
たくさん感じてきただろう、もどかしさ、不都合を、
「思ったようにいかないから人生は面白い」
そう言うアンジャナさんの強さを心から尊敬します。
- 小国士朗さん 注文をまちがえる料理店 発起人
小国さんによると秘訣は、
一歩じゃなくて、半歩踏み出す
やりたいことをやるの勇気はどこからくるの?
どうしたら自分らしくあることができるの?
誰も、答えなんか知らない。
これまで頑張ってきたこと、これまでの自分をガラッと変える必要はない。その、これまでの自分の軸を持った上で、これからどう自分がありたいかをイメージし、そちらへ一歩、いや、半歩踏み出す。
一歩じゃなくて、軸足をこれまでに残したまま、半歩でいい。今までとは違う世界を「のぞく」だけでいい。
「自分を変える」なんて仰々しく考えないのが、挑戦したり、ありたい自分へなっていく秘訣。
小国さんのような方だって、一歩踏み出すのは「怖い」と感じるそうだ。
一歩が怖いのはみんな同じ。
半歩でいい。
*『注文をまちがえる料理店』ってなに?
そんな方はこちらの記事をご覧ください。
このレストランを知って、私の心がどう変わったのかを書きました。
-大原学 氏 一般社団法人マツリズム 代表理事 / マツリテーター
今年、ご結婚された大原さん。
今振り返ると、はじめ、心の中ではまだ結婚を受け入れきれていない自分がいたそうです。
理由は、社会的に、男性の方が女性より稼ぐものであり、支えるものだから。奥さんの方が稼ぎがある中で、結婚をイメージしきれなかった。
しかし、お祭りでお世話になったお寺の和尚さんの一言で目が覚める
「ちっちぇえ男だな…」
認めていなかったのは結婚ではなく、彼女でもなく、理想に叶わない自分だったと気づかされる。
結婚はずっと檻のイメージだった。自分の自由を奪う気がした。
しかし、自分にやりたいことをやる自由をくれるのは、結婚にあたりするほどの彼女、人との繋がりのお陰だった。
ずっと、結婚の誓いを立てることを恐れていたが、実際に誓いを立ててみて、感じたものは、自分に、大切な人に素直になれた朗らかさだった。
「やりたいことをやる」「ありたい自分である」
それは、とても自由にように思えるけど、人との繋がりや支え合いの中にあるもの。
奥さんとの関係があって、自分のマツリズムもある。
さんは、自分の心と向き合うことを、愛する奥さん、やりたい自分への活動、そして自分のありたい姿に、真に忠実だと感じました。
このストーリーを語れる方は少ないからこそ、とても私はこの話が好きです。
私のスピーチテーマは
『なぜ21歳の時にダイバーシティ・インクルージョンの推進活動で生きていこうと思ったのか』
その内容は別のブログで紹介させてください。
- ヘンリー・シールズ 氏 株式会社Paidy 人事総務本部長
アメリカ出身のヘンリーさんは、日本国籍に変更。
なぜ?
「自分の周りにいる日本人のみんなに、日本人のことを私とは違っても認めているよと伝えたかったから。」
アメリカと日本は違うけれども、そんな日本人のみんなに、「日本人」という彼らの本質(アイデンティティ)を認めているよと伝えたかったそうだ。
「みんなFacebookで「いいね」をほしがるけど、本当はFaeebookのいいねが欲しいのではない。なぜなら、Facebookのいいねが外見だからだ。死んだ後にFacebook にいいねは誰もしない。人は、自分という本質を認めてほしいものだ。だからこそ、日本国籍にした。」
どうして、こんなにも潔く決断できるのだろう?
そこには、ヘンリーさんの「自分らしくあるために」の価値観を感じる。
幼い頃から、肌の色ゆえ、人と「違う」と感じてきた。
自分はいてもいい、You are okay, と言われたかった。
だから、You are okay と自分から伝えたい。
そして、いろんな あなた に、多様性に出会うことで、自分とは何か気づき、自分を大事にすることもできる。
だから、日本という「異」国に惹かれ、国籍の変更を通して、日本のみんなへ You are okayと伝えている。
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NPO GEWEL代表の村松さん。
とてもダイバーシティなゲストを集めてくださいました。
どのお話も良い意味でバラバラ。
今度は、あなたが思う、自分らしくあるためには?をお聞かせください。
ゲストスピーチのあとは、ゲストと参加者の方でディスカッション、交流。
また、ホール以外の部屋では、ダレンゼミの学生の皆さんによるD&I の研究発表がとっても盛り上がりました!
そして、このイベントを一緒につくってくれた学生メンバーのみんなです!
長々文章で語ってきましたが、当日のイベントの内容を絵にすると…?
こんな、かわいいグラレコを友人に描いていただきました!
結果、参加者の皆さんにご満足いただけましたが、たくさんの失敗、学び、もいただいたOpen forum 2018の運営でした。
その話はまた次回に書きます。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!
そして、企画を応援してくださった皆さん、ありがとうございました!
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