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6月20日:会社員って

夏空イラスト240620「決意」


おはようございます

4時半に起きて30分ほど散歩してきました。
昨日からの頭のモヤモヤがだいぶ取れた気がします。

昨日参加した会社の会議が5時間を超え、帰宅したのが21時前でした。
これが毎週あるとのこと。
それでも勤務時間は前職よりずっと短いのですが、定時あがりを求めて工場勤務に就いたので、これが毎週あることに非常にげんなりしています。

そして、時間のことなんかより気持ちを落としている要因は、それが「リーダーを育てる会」という名目だから。各部署から2名ずつ選出された20代30代がメインの16人の集まり。
無論、仕事に情熱なんて持っていない。そして20代30代でもない。非常に非常に苦痛な5時間でした。

仕事に情熱なんてもっていない、か

情熱なんてモノを仕事に持っていたのは、自分も30代の始め頃が最後だったかもしれない。
生意気なことを言い、客とも業者ともたびたびもめ事を犯し上司が謝ってくれていた
何時間でも休みの日でも会社のことをすることができた
後輩や友人に仕事のことをアツく語っていた

でも能力はない。常識にも疎い。いわゆる「やる気のある無能」
職場で一番害になるやつだった
そしてやり遂げることもなかったと思う
本当に情熱があるのではなく、「情熱のあるように見える自分」に酔っていて、頑張っているような自分が好きだっただけだ

そう自認し始めた頃にはもう引き返せない年齢と役職になっていて、40代にはいるとそれがどんどん重くなり、とっくに自分より能力のある後輩の成長を遮る「壁」になっていることもわかってきた。
実力以上にまとってしまった役職が重くて苦痛だった

退職を決めた直接の理由は別にあるけど、そういう窮屈から逃げ出したくて25年勤めた会社を辞めたのもある。
そしてできるだけ会社の中枢に入らず、時間通りに出社し帰り、土日は休める、夜勤も転勤もない、そんな後ろ向きな条件で仕事を探し今の職場に就いた。

ここまで9か月、嫌なことがあっても気持ちを出さず、定時にあがることだけを遣り甲斐に仕事をしてきたと思う。
それは楽だし、充実感があった

でも一方で何の成長もない自分を感じている
残業と休日出勤、夜勤で今よりずっと勤務時間が長かった前職や、仕事が決まらず途方に暮れていた5か月の無職期間の方が 今より絵を描いていたし、将来を考えて生きていたような気がします。

なぜ「やる気のあるリーダー会」に自分が放り込まれたかというと、自分の課のメンバーは自分よりもっとやる気がないから。そして自分より年上。
自分なんかより定時に帰ることを強く意識しているような、そんな環境です。

そんな環境だと必然と自分のやる気も失せ、ある意味快適で、そして成長のない環境です。

よくいう「自分の周囲の5人の平均が自分」にあてはめるとなかなか宜しくない環境です。

でも快適でした。楽だもん

だから今回のメンバーになってしまったことは全く歓迎できることではなく、非常にストレスを感じています。
そんな場ですから、心にもない綺麗な「やる気」のある発言をしなくてはならない自分も大嫌いです。

そしていろいろ悩みます。考えます。

情熱ってなんだっけね
僕は今までもずっと「情熱のあるふり」しかできなかった
今さら想い入れもない会社にそれを持ち込むことはできない
能力も思いも伴わない
そんな自分の限界を知っているから、いまの働き方を選んだつもりだった。

でもそれでいいのか、今の環境でどんどん落ちて行っていいのか
そんな想いも少しだけある

非常に困惑しています
ウソの情熱を口にする自分は嫌悪感を覚えます
今日も会社に行ったらそれを演じるのかと思うと気が重くなります

一方でやり直すならこれが最後なのかとも

とてもモヤモヤしています

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(ナツジの描いた漫画)


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