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山中夏歩 ポートレート写真展『テランセラ』開催のお知らせ


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会期終了致しました!
誠にありがとうございました。
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本展の主催である山中夏歩がポートレートモデルを始めて以来、その活動は今年で8年目を迎えました。

「大好きな写真に貢献していきたい」
そんな思いを胸にひたむきに続けてきた活動は、モデルという枠には留まらず、撮影会の企画運営から、モデル・カメラマンのプロデュース、ライブ配信アプリの開発に至るまで多岐に渡ります。
真摯に活動するポートレートモデルであり、そして一人の経営者である彼女の魅力は多くの人々の心を揺さぶりつづけてきました。

本展のテーマは「変身」。
20代から30代へ。モデルから実業家へ。
そして、それぞれのカメラマンの前で、それぞれの山中夏歩の姿へ。

絶えず変化し、困難のなかでも挑戦を続けてきたその熱情の一端を、彼女を写したポートレートから発見してほしいのです。

変わることは、ときに恐ろしいものかもしれません。けれど、変わり続けたその先に希望が待っていることを信じて。

「変身」の花言葉を持つ誰も知らない花・テランセラに思いを託し、山中夏歩が20人のカメラマンと共に表現する、愛と情熱の集大成が今ここに。

文:目次ほたる

私、山中夏歩は、8年間のポートレートモデル活動の集大成として、私自身だけを被写体としたポートレート写真展『テランセラ』を開催することをお知らせ致します。

写真展の主催は何度か経験がありますが、個人のいわゆるモデル展は初めての開催となります。
今までに何度も「夏歩展は開催しないの?」と聞いて頂くことがありましたが、開催するならば自分自身そして応援して下さる方々が納得でき、かつ何か写真に貢献できる拘り抜いた展示にしたいという強い想いがあり開催できずにいました。

2022年、ポートレートモデル活動も8年目となり、今がそのタイミングだと時間をかけて準備を進め、今回開催について発表させて頂くことが出来ました。

今は沢山の素晴らしいポートレートモデルさんが次々に短い期間で成功・活躍していかれますが、私自身は容姿・スタイル・表現力他、ポートレートモデルをはじめた頃から持っていたものは殆どなく、ここまで来るのに本当に本当に長い時間がかかりました。

このような大きな嬉しいお知らせが出来るのも、模索する中で様々な変化をしても応援して下さる方がいるおかげです。本当にありがとうございます。

今回の写真展は、私自身のポートレートモデル活動における集大成とはなりますが、あくまでこの先へと向かうための一区切りの写真展であり、ポートレートモデル活動を辞めるわけではありません。

今後も一つ一つの撮影には変わらず全力で、ただし回数を絞りながらポートレートモデルを続け、事業やその他の活動にも力を入れていきたいと考えています。活動内容が変わっても、変わらず応援したくなるような一人の人間であれるよう今後も精進して参りますので引き続きよろしくお願い致します。

この記事では、この写真展に対する想いや詳細について記載させて頂きますので、ぜひ読んで頂けましたら嬉しいです。

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■写真展概要

職業:ポートレートモデル”山中夏歩”を被写体とした、ポートレート写真のグループ写真展。
ポートレートカルチャーの認知度・地位向上発展と、女性が独立して社会で働き生活することへの希望となる写真展を目指す。

■写真展テーマ

『変身』
・20代から30代へ変わること
・モデルにとどまらず実業家へ変化していくこと
・被写体として何かになりきること
・女性が社会で認められるために変化すること
・それぞれのカメラマンの前でそれそれの山中夏歩に変身すること
様々な変身をテーマとした写真展。
変わることというのは、行動や決意、勇気の必要なこと。
『変身』をテーマとした写真展で、誰かの変身の背中を押すきっかけとなりたい。

■この写真展を通して今後やりたいこと

「ポートレートってなんか素敵だな」
「女性が独立して働くこと、なんとなく応援したいな」
そんな風に思ってもらえたらとても嬉しいです。

8年間にわたりポートレートモデルの活動を続け、その資金を元手に会社を運営させて頂くまでになりましたが、まだまだポートレート撮影やポートレートモデルの認知度は殆どなく、周りから理解されがたいものなのだと感じています。

そのような中でもカメラマンと共に真摯に撮影を続け、作品を発信し、作品をみた家族・友人、そして一般の方々にはポートレート作品を褒めて頂けることが徐々に増えてきました。得体のしれないポートレートモデルという職業・ポートレート写真は、作品を通して少しずつ理解されるのではないかと考えています。

また、会社を立ち上げた当初、「どうせ裏で男が仕切っているのだろう」「資金は誰が支援しているのか」など憶測で心無い言葉をかけられることも多く、女性が社会で活躍しようとするとき、女性が働くことに対する偏見があるのだということを身をもって経験しました。
今回、少しずつ準備してきた資金で大きな写真展を主催開催することで、少しでも女性が積極的に働くことへの希望となれたらいいなと思いました。

今回の写真展では、『変身』というテーマを通して、ポートレートカルチャーの認知度・地位向上発展と、女性が独立して働き生活することへの希望となる写真展を目指します。

■写真展主催

山中夏歩(やまなかなつほ)
Twitterportfolio
経歴

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■会場・日時等詳細

山中夏歩ポートレート写真展『テランセラ』
➊日時:2022年6月9日~6月21日 11:00-20:00
➋会場:渋谷ヒカリエ8/CUBE1,2,3
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
➌入場料:無料

➋会場について:
今回、ポートレートに携わる方は勿論、一般の方にも見て頂けるような場所で開催したいと思い、この会場を選びました。
ディレクションされた公募制ギャラリーということで、個人のポートレート展で開催できるのか不安もありましたが、考えに考え企画書を制作し、無事審査通過することができました。

➌入場料について:
入場は無料ですが、少しでも良い写真展だなと思って頂けましたら、大変心苦しいのですが皆様からのメッセージとご厚意を募りたく思います。お礼メッセージを送らせて頂きます。(あくまで任意で、一切強制は致しません。会場内に袋状のメッセージカードとBOXを設置させて頂きます。)
また、作品・写真展限定写真集を販売致します。

今回の写真展は自分自身の思い描く写真展を実現するため、会場費等経費の全額を自己負担(会社資金ではなく個人の活動資金)は勿論、プリント・額装・写真集の作成も全てプロに依頼させて頂きますのでご協力頂けましたら大変ありがたいです。

■出展者について

今回、出展は20名にお願いしました。

今までお世話になった方・出展してもらいたい方を思い浮かべるととてもきりがありませんでしたが、今の自分を形成する上で特にお世話になった方、アマチュアの方も長年お付き合いのある方にお声がけさせて頂きました。
今まで一度でもお世話になった方とは、其々大切な思い出があり、出展して頂く方を選べない、というのもずっと個人のモデル展を開催できなかった理由の一つです。

五十音順、敬称略

●青山裕企
HPTwitter
▶自分がはじめて関わったプロの写真家で、まだポートレートモデルをはじめて間もない頃、青山さんの事務所“ユカイハンズ”の写真合宿に参加したことが出会いでした。『日本ならではの人間関係の複雑さを、シンプルなビジュアルで世界に伝えることを目標としている。』作品の数々はポートレートを語るには欠かせず、今回ポートレートの展示をするにあたりぜひ自分も青山さんと表現したいと思い、出展をお願いしました。

●Ilko Allexandroff
HPYouTube
▶以前私が主催をしていた撮影会で、ワークショップを開催して頂いたことが出会いのきっかけでした。まだまだ自分自身経験や知名度も乏しいのにも関わらず、快く講師を引き受けて下さったご恩は忘れられません。
現在はフォトグラファーだけでなくチャンネル登録者数約15万人のYouTuberとしても活躍しています。
写真は勿論、YouTubeという写真の外の世界でも活躍しているイルコさんのお力も借りて、ポートレートを知って頂くためにも出展お願いしました。

●小林修士
HPTwitterInstagram
元々修士さんの作品のファンで写真展や写真集を拝見していました。
はじめて撮影の打ち合わせでお会いした際撮影に対しとても丁寧にヒアリング・説明してくださり、撮影でも素晴らしい作品を頂き感激したことを覚えています。
今回の写真展の打ち合わせでも、自身の作品テーマと本展のテーマについて丁寧に想いの擦り合わせをして下さいました。作品は勿論、人柄も素晴らしく、今回出展をお願いできたことを本当に嬉しく思っています。

●コバヤシモトユキ
HPTwitter
ワークショップに出演させて頂いたり、写真活動について親身に相談にのって下さったりと、前々から本当にお世話になっております。
長年ご活躍なさっているフォトグラファーでありながら、親しみやすい雰囲気がありますが、モトユキさんの個展をはじめて拝見したときには、プロとしての作品の数々に本当に感動し写真も何点か購入させて頂きました。自分自身の写真に対する考えの変化のきっかけにもなり、今回本気の作品をぜひ撮影して頂きたく、出展をお願いしました。

●コハラタケル
TwitterInstagram
#なんでもないただの道が好き という誰もが見たことがあるタグの発案者で、私もはじめての出会いは何でもない場所でのストリート撮影でした。撮影前の打ち合わせで写真に対する考え方など沢山のお話を伺うことがき、撮影含めとても充実した時間でした。その後コハラさんの運営するサークルのトークショーに参加させて頂いたことも、とても楽しかった思い出です。
SNSから生まれた写真家の代表のお一人だと思っており、変化していく作風の今を一緒に作品にできたらと出展をお願いしました。

●酒井貴弘
HPTwitterInstagram
アパレルブランドのオーナーから、”酒井さんのような素敵な写真を撮る方にルック撮影をお願い出来たら。”というお話を頂き、以前からSNSで交流のあった酒井さんをご紹介させて頂いたことがきっかけで、より親交が深まりました。この時がはじめての"繋ぐ"お仕事で、繋いだご縁が素晴らしい作品となる様子をみて、企画や繋ぐことの喜びを覚えました。これを機に企画や繋ぐお仕事のも増え、とても感謝しております。透明感のある作品は特徴的で、ぜひ自分もあの作品の中に入ってみたいと出展をお願いしました。

●鈴木達朗
HPInstagram
作品自体は勿論、写真に全てを捧げる生き方、人柄も大好きな写真家です。作品自体が売れる写真家はけっして多くはない中、海外での作品人気は非常に高く、アーティストなら誰もが憧れる出版社シュタイデルから"Friction"を発売し、すぐに売り切れ、プレミア価格がつくなど世界的に活躍しています。とても自分が撮影して頂くのは恐れ多くも、コロナ禍以前は2ヶ月に1度ペースで撮影して頂き、私との作品を海外の雑誌や展示に掲載して頂くなど本当にお世話になっています。

●高橋伸哉
TwitterInstagram
作品撮影からワークショップ・雑誌のお仕事まで、とてもお世話になっています。開催するイベントはすぐに満員となる総フォロワー数40万人以上の大人気写真家でありながら、とても気さくな人柄で、作品だけでなく人間力も魅力的だと思っています。いつも私の夢や仕事の話を楽しく聞いて下さり実際に力を貸してくださったりと、本当に感謝しています。何度も旅や撮影に出かけさせて頂いている中で、展示としてその作品を発表したいと思い、出展をお願いしました。

●武井宏員
HPTwitterInstagram
「撮る」を力に。写真で世界を豊かにする。株式会社CURBON代表を務めながら、写真家としても活躍なさっています。何度かお会いする機会はありましたが、武井さんの作品撮影の運転手に立候補させて頂き、道中、たくさん写真・会社経営談義をさせて頂き、より親交が深まったと思っています。様々な作風の作品を撮られ、どれも素晴らしいですが、特に抽象的な表現の写真が好きなこと、また経営者の大先輩として今後もお世話になると思い、今回出展をお願いしました。

●HASEO
HPTwitterInstagram
はじめて撮影して頂いたとき、その作品に対する熱量に感動したことを覚えています。たった1枚の写真のために何時間もの時間、費用、労力をかけ、構想、現場制作、ヘアメイク・衣装・モデルのキャスティング全てに妥協せず作品をつくり、結果を出すというのは他の誰にも出来ないと思っておりとても尊敬しています。今回の展示では私からお願いさせて頂いたのにも関わらず、作品の構成にも拘り、いちから合うもの考えて下さったので、今から撮影をとても楽しみにしています。

●haru wagnus
TwitterInstagram
音楽関係の会社と時計ブランド4Silent Birdsを経営しながら、写真家としても活躍なさっています。音楽にインスピレーションを受けた写真作品は本当に美しく、撮影して頂いた写真はどれも大切なものばかりです。
私がはじめて作品撮影して頂いたSNS出身のプロ写真家ですが、当初何も持っていなかった私を、撮影やイベントなど色々なことに誘って頂き、損得感情なく誘って頂けることが毎度とても嬉しかったです。お誘いから繋がった縁や仕事も多く、haruさんのおかげもあり今があるので本当に感謝しています。

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五十音順、敬称略

●稲住清司
2015年2月から撮影して頂き、足掛け8年目になります。
普段から一切SNSに写真を載せることがないカメラマンです。
今回の写真展で二人の作品をはじめて一緒に発表できること、とても嬉しく思っています。普段短時間の撮影しか行わない中、ほぼ毎月丸1日撮影して頂けたこと、感謝しています。

雅辺義則
2015年11月から撮影して頂き、足掛け8年目になります。
女性らしい美しさに特化したポートレートを得意とし、毎月一回の撮影を続けてきました。どんなときも一番に応援してくれたこと本当に感謝しています。何度も意見が食い違い喧嘩も多かったですが、その度に仲が深まったように思います。

●白崎幸雄
2017年4月から撮影して頂き、足掛け6年目になります。
撮影歴が長く経験豊富で光と陰が印象的な写真を撮影するカメラマンです。私自身が撮る写真も影響を受けていると思います。普段滅多に長時間撮影しないsiraさんが毎月1日撮ってくれること、すごく嬉しく思っています。

中山文
2018年7月から撮影して頂き、足掛け5年目になります。
構図センスと色彩センスの高い写真を得意としていて、最近フリーランスのフォトグラファーとして独立したため、その活動を応援しています。
月に一度YouTube撮影・編集をお願いしていて、私の活動の幅を広げて頂いたりと、本当にお世話になっています。

橋野徹 HP
2016年11月から撮影して頂き、足掛け7年目になります。
ロケ撮影の多い私を、唯一室内中心に撮影し続けたカメラマンです。私自身をモデルとした個展も開催していて、出展展示回数最多です。
控えめな性格だからこそ、本音で写真について話すには時間がかかりましたが今は意見を言い合えるようになりました。

濱道彦
2015年10月から撮影して頂き、足掛け8年目になります。
私を最も撮影して下さったカメラマンで、250回以上の撮影を重ねてきました。良い意味で野心がなく純粋に写真とカメラが大好きで、ポートレートでなくとも常にカメラを持ち歩いていて。そんなはまさんがいたから、自分にとって写真がただ楽しく好きなものであれたと思います。

日比野哲也
2015年1月から撮影して頂き、足掛け8年目になります。
勉強のため普段から積極的にフォトコンテストに応募しており、ポートレート専門の全国誌フォトテクニックデジタルでは私との作品がはじめてポートレート部門で優秀賞を受賞しました。すごくストイックな姿勢を尊敬していますし、絶対それに応えたいと思っています。

廣島淳 HP
2015年2月から撮影して頂き、足掛け8年目になります。
はじめて撮影会外で個人間での撮影をしたカメラマンです。些細なことをきっかけに写真感の違いやそれまでのお互いの不満をぶつけ合い、半年間絶縁状態の時期もありましたが、今となっては必要な歴史だったように思います。全て日帰りでの47都道府県撮影を達成し、写真集を制作中です。グラさんがいなければ今の自分はありません。

松金大樹 HP
2016年9月から撮影して頂き、足掛け7年目になります。
撮影回数は多くないですが、私の運営する会社のスタッフとして様々な仕事や事務作業をいつも支えてくれています。レタッチを得意とし、コロナ禍を機にカメラマンの仕事だけで生計を立てていて、お仕事をご紹介するかわりにまた手伝いをお願いしたり、と助けてもらっています。

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今回出展お願いしたアマチュアのカメラマンさんがたとは、何年も二人三脚で撮影してきました。家族でも、恋人でも、友達でもない。あくまでカメラマンとモデルとして沢山の撮影をし、そして私自身・カメラマンさん自身の変化をいっしょに乗り越えてきました。それはまるで戦友のようで、これこそが究極のカメラマンとモデルのかたちなのではないかと私は思っています。いつも本当にありがとう。

今回はお願い出来なかったカメラマンさんとも、これから出会うカメラマンさんとも、撮影するからにはそんな関係を築きあげて行きたいと思います。

最後に

長くなりましたが、写真展開催について最後まで読んでいただきありがとうございました。写真展は6月になりますが、会期は13日間ありますので、どうか、どうか足を運んで頂ければ嬉しいです。
素敵な写真展だった、来てよかった、と思って頂けるよう精一杯取り組んで参ります。
ぜひ今からカレンダーに予定を入れておいて下さい。。!

繰り返しになりますが、出展メンバーは勿論、今まで撮影して下さった方、応援して下さる方がいなければ今の自分はありません。
本当に感謝してもしきれません。ありがとうございます。
また、今後も一生懸命に活動していきますので応援よろしくお願い致します。

山中夏歩
Twitterportfolio
『テランセラ』HP

↓開催後報告です!ぜひご覧頂けましたら幸いです。


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