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迷わず行けよ、行けばわかるさ的大衆酒場 タイヨウ酒場@西小山

「大衆酒場」

のれんに赤提灯。食器を照らすオレンジの暖かい光と、柔らかな癒しの雰囲気。心地よい喧騒。

日々の仕事終わりに、ちょっとしたご褒美に、「そこ」はいつだって我々にオープンだ。

ひとたび暖簾ををくぐると、さまざまな人のさまざまな思考は自然に一本化して、店のグッドなグルーヴに溶け込んでいく。

そう、酒場では誰しもが平等だ。

そこは、日常に少し疲れた大人たちの駆け込み寺。飛び込むと、ビールとちょっと手の込んだアテと、ほっこりとした安らぎを与えてくれる、そんな場所。

嗚呼、恋ってこういうことなんだね、パンタロン。


さて!今回紹介したいのは、僕が愛してやまない大衆酒場の中でも特におすすめの一軒。

こちら、タイヨウ酒場です。



東急目黒線西小山駅から徒歩3分ほどに位置する名店でございます。

いいよね〜。このビジュアル。

2016年開店の新しいお店ですが、なんとも我々飲兵衛のツボを押さえたジャケになっております。

いやーこのデカ提灯はいつ見ても心をくすぐってやまないよね。これが恋か?ビンタミン。

大衆酒場に「古い、汚い、頑固マスター」みたいなイメージ持ってる人も未だにいると思うけど、最近はこういう新しい酒場、いわゆる「ネオ系大衆酒場」も増えてきていて、この店もその部類に入ると思います。(いや、僕が勝手に言ってるだけなんですけどね。えぇ。)

早速ビールを頼んで


メニューに目を通します。



いやーこのラインナップわくわくするよね!上弦の鬼的な迫力がありますね!(あまりにも鬼滅の刃が流行っていたので敬遠して見てなかったんですが、先週観て無事ハマりました。映画がめちゃくちゃ楽しみです。所詮、人間なんてミーハーなんですよ。え?)

そしてほとんどのアテが500円以下っていうね。そう、これが嬉しいんです。

クラフトビールにナチュラルワインまであります。この間口の広さが好きなんです。大好き。

まずはのり玉キムチ。


この組み合わせの妙がなんとも最高。家でも試せるメニューって良いよね。

マカロニサラダ


上に乗ってるサクサクチップの食感がタマランチン大統領。こういう一手間を加えてくれる店は信頼できる。


タンとハラミ


串ものも一級品!噛むとジュワリと溢れる旨味、これ、120円は頭がおかしい。

タン生


歯切れの良いこりこり食感、さっぱりとした旨味、薬味たちとのマリアージュがGOOD.


そしてハムカツ


ハムカツを愛し、ハムカツに愛されたゴリラの僕が思う理想のハムカツです。厚さ、食感、大きさ、それらの全てがperfect body(C.V.ケインコスギ)




なんというか、メニューのチョイスとか、店内の感じとかがどこまでも飲兵衛のツボを押さえまくってるんですよね。

そして、この店には大衆酒場に求める賑わいが!居心地の良さがある!

見知らぬ人同士で会話するわけでもない、みんなそれぞれのグループごとにお話を繰り広げている。
しかし、店内の活気は「私たちはこの店を選んで楽しんでいるんだ」という一体感を持たせてくれる、そんな酒場だ。

そんな酒場は少ない。

タヰヨウ酒場
03-6886-4533
東京都品川区小山5-23-16
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131710/13195780/

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