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上手くいかないという予防線

 まぁ何事も上手く行きませんわな…と普段から悲観的な日々を送っております。夏田でございます。なぜここまで悲観的になっていったのか、それがどう今まで影響してきたのか、そしてこれからに影響を与えるのかについて考えてみようと思います。

 思えばいつからでしょうか。そんな記憶もないほどに上手くいかない前提で物事を考えている気がしますね。単にリスクヘッジという面もありますよ。でも結局、これは全て負けという事実を作りたくないなら勝負しなけりゃいいってことなんです。言い訳なのは分かってます。でももう何にもぶつかりたくないんです。なんかもう全部全部嫌になりそうなそんな日々がただ続くのみ…もういいんじゃねぇか、消えてもいいんじゃないかなぁと思いながら生きてます。でもこの思考があるだけで一時は逃れられるんですね。とりあえず自分やら何やらの戦いから逃れて処理済の烙印を押せるだけでただありがたい。そんな気持ちの先行なんだと思います。

 さて実例でも出してみましょうか。まぁ遠い夏の日の話です。当時、私が気になっていた子がいましてね…。でも私にとても女の子と話を続けるほどのトークスキルなんてものもなくまぁ多少イジられキャラとして成立してればいいかな?なんて思いながら毎日を過ごしていたんです。でもやっぱりどこかでお付き合い出来たらなんて思うこともあるわけです。そこでいつも通りのアレを…
 「いや〜彼女いないんすよねー」「夏休みに誰かとデートにでも行くはずだったんすけどね〜」
 まぁ要は私はフリーだが貴方はどうですかと。情けない直接聞けよと思う自分も当然いますよ。でもどーしてもそれは無理だった。告白なんぞもってのほかだと。するとあの子はこう返すわけです。
 「いや〜私はもう推しがいればいい、そのためだけに…」「夏田さんが出来たら盛大に祝いますよ」
 ってね。まぁ嫌われてないのにホッとしたのとやっぱり私は範囲外かという虚しさと…。ホントいい子なんだなっていう嬉しさと。

 分かんないですよ。私がこんな予防線を張らずに真っ向勝負してりゃ付き合えたのかも知れないですし。でもこれをしていたからこそとりあえず話はできる人ポジションを失わずに済んだのかも知れない。今でもこれが正しいのかは分からないです。ただどうしてもこのおかげで笑顔を失わずに済んだんだ、気軽に話せるよくいる男性Aを失わずして済んだという思いが消えないことは確かです。

 でもこのままじゃいけないのは明白です。予防線に頼り続けて長期的にみて大敗している(彼女いない歴=年齢)わけですから。関係が切れてもいい、それでもリスクを冒して決めねばならない。私にはこの予防線という杖を取っ払う時が来ているのかも…いや来てますね。

そろそろ決めたいね。

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