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Among Usのゲーム特性とは

初投稿となる今回は、Among Usが持つゲームの特性について考えていければと思います。
概要を中心にみていきましょう。




Among Usって何?

宇宙を舞台にした、いわゆる「人狼ゲーム」である本作は、プレイヤーがクルーメイト(乗組員)とインポスター(裏切者)の2つの役割に分かれて4人から最大15人までのプレイが可能となっています。

人狼ゲームとの違い

「人狼ゲーム」は村人と人狼に分かれて行い、会話を通じて議論していき人狼の正体を探っていく”会話での推理”に重点を置いたターン制のゲームであるのに対し、
「Among Us」はタスクと呼ばれるマップ上に点在する仕掛けを操作してミッションをこなしつつ、行動経路や視認情報からキルをしているインポスターを探っていく”会話での推理+リアルタイムでのアクション行動要素”が含まれたゲームとなっています。

それぞれのゲームの要素

人狼ゲームと『Among Us』は、どちらも推理や心理戦を要するゲームですが、それぞれ異なるゲーム要素を持っています。
以下に、両方のゲームに共通する要素と、独自の要素をまとめます。

共通するゲーム要素

  • 正体を隠す:人狼やインポスター(以下、人外)は正体を隠し、無実であるかのように振る舞い他のプレイヤーに疑われないようにする。

  • 議論と投票:議論を通じて怪しい人を見つけ、投票により追放または処刑する。この過程でプレイヤー同士が言動の精査や情報共有し推理を進める。

  • チームの勝利条件:チームで協力し敵を排除することが目的。村人やクルーメイトは人外を見つけ、チームの生存を確保することが目標。

  • 心理戦:ゲーム全体を通じて、人外がどうやって自分の正体を隠すか、他のプレイヤーがどうやってそれを暴くか、という心理的な駆け引きが行われる。嘘をつく能力や他人を疑う力が試される。

『人狼ゲーム』の独自要素

  • 役職の多様性(占い師、霊媒師、騎士等)

  • 昼夜のサイクル(昼は議論と処刑、夜は襲撃や占い等)

  • プレイヤー数の柔軟性やルールのカスタマイズ

  • 死者の役割(霊媒師等が死者の情報を使用)

『Among Us』の独自要素

  • リアルタイムのタスク(マップ内のギミック操作によるミッション)

  • サボタージュ(酸素供給停止や停電等、扉閉め)

  • ベント:通気口(素早い移動によるインポスター陣営特有の移動手段)

  • リアルタイムの協力プレイ(協力と即座な行動でサボタージュの対処)


宇宙人狼と呼ばれるだけあって、基本的な人狼のルールを踏まえつつリアルタイムでの操作や短時間のゲームテンポ、特徴的なかわいいデザインなどの独自なシステムによって飽きさせないようになっていますね。
それぞれのゲームでも噛み殺すか投票で追放するかを毎ターン必ず行うわけではないというところが戦略性と複雑なパターンが生まれ、異なるペースとプレイスタイルで楽しめるゲームとなっています。


次回は、「シンプルながらなぜこんなに夢中になってハマってしまうのか」という内容について書いていきたいと思います。

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