写真から背景を描いた記録
なつれぬです。
突然ですが、私はイラストの背景を描くのが苦手です。
そんな私ですが、写真から背景を描く方法に挑戦してみたのでその工程と気づいたことなどを記録しようと思います。
今回描いた絵は二枚。
まず写真を撮ります。今回は祖父母の家を撮りました。
人物を入れる予定の場所をおおまかに描き入れてから写真をトレスしていきます。画面にあるものが人工物ばかりだったのでかなり描きやすかったです。最初は自然物(紫陽花)を描こうとしていたのですが、難しすぎて挫折しました。また今度挑戦したい…！
背景の線画が出来たので人物を描いていきます。この時点で人物は塗りまで終わらせます。
写真の雰囲気を見ながら背景も塗っていきます。
たのし～～～！！！
背景を塗ると実在感が増して楽しい。
しかしこのままではなんとなく背景に対して人物が浮いている気がしたので、乗算や焼き込みリニア、スクリーンなどを足しました。
その場にいる感じが増した！気がする！
今見てみると、一枚目より二枚目の方がなんとなく慣れてきた感があるような気がします。一枚目は背景に対して人物が小さくなってしまった…。
これで完成です。制作にかかった時間は一枚目、二枚目共に約2～3時間でした。0から描いた場合より多くの時間がかかっていたはずなので、写真から描くというのはパースの正確性だけでなく時間短縮の面から見てもかなり良い方法だと感じました。また、自分で写真を撮る際は実物が目の前にあるので様々な角度からモチーフを見ることができ、構図を考えやすいというのも大きなメリットでした。
※当然の話ですが一応注意しておくと、イラストに使用していい写真は自分が撮影したものかフリー素材、もしくは自分が購入した素材だけです。インターネットにある権利関係が不明な画像を勝手にトレスしてはいけません。
それでは～。