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執着したりしなかったり、振り返ったり進んだり

今までちば賞に執着し続けていたのだが、最近はマーガレットに体を向けて頑張っている。

思い返せば、ちば賞に執着していた頃はあまり上手く漫画が描けなかった。執着は視野を狭めるからだ。(と言っても、ちば賞受賞作品を読み漁ったり青年漫画のメソッドを見つけようと頑張った時間は全く無駄ではなく、しっかり自分の糧になっているとは感じる)

このnoteはちば賞目指し道に一つの区切りをつけるために書いている。
2023年まとめnoteで「来年こそはちば賞をいただく」と宣言したが、それは保留という形になりそうだ。

何故いきなりマーガレットを目指し始めたのかというと、マンガmeetsというサイトでマーガレットの編集者さんから担当希望をいただいたからである。そこからマーガレットに二度作品を投稿し、デビュー目前賞といいね賞をいただいた。

少女漫画というものをほとんど描いたことはなく、(『東海林と仁科』は少女漫画のつもりで描いたのだが、男性向けだと言われる始末)初めてちゃんとした少女漫画を描こうと思い完成したのが『瀬上くんは』という4ページの作品だった。担当希望をいただいたのはその作品だった。
担当さんがついたとはいえ、セオリーなどを一切知らない状態だったためはじめはどうなることかと思ったが、少女漫画を描くのは存外楽しい。最近は先達の作品を研究するために過去のマーガレットを18冊買い漁り、感情の流れやコマ割りを学んでいる。今まで様々な編集者さんからコマ割りが単調、画面構成が単調だと言われていた自分にとっては本当にためになる。少女漫画のコマ割りは、複雑で凝られているのにちゃんと読みやすいのですごい。

そんな感じで少女漫画制作を楽しんではいるが、ちば賞への執着が完全に無くなったかといえばそんなことはない。
無くしたいんだけど、こればっかりは。
早く無くせるといいな、と思う。無くすまではいかなくても、上手く付き合っていけるといいな。

こいつ、何者!?

そもそもちば賞に執着したきっかけは好きな作家の好きな作品がちば賞受賞作だったから、だが、じゃあ仮に自分がちば賞を受賞すればその作品と同じ深みとエモーショナルを出せるようになるのかといえばそんなことはない、と最近やっと気づいた。
気づくのに一年かかっちゃったね。

そういうわけなので少女漫画描くのめちゃくちゃ頑張ります。
マーガレット、かなり学園漫画が多くて嬉しい。描くのも読むのも学園漫画が大好きだから。

やるからにはデビュー目指すぜ~~~~~
ネームも一応できたので原稿頑張るぞ~~~~

追記:もしおすすめの少女漫画などありましたらコメント、ツイッター、wavebox等で教えてほしいです!マーガレットじゃなくても大丈夫です!
好きなジャンル→学園、明るい系、ラブコメ、男子高校生がわいわいする系
好きな少女漫画→メンズ校、ダダダダン。