国家公務員試験総合職【教養区分】受験記④~いよいよ第2次試験!~

こんにちは。miKanです。さあ、今回はいよいよ第2次試験に入っていきます。

大事!第一次試験合格通知書が届いたら

合格通知書が届いた方、おめでとうございます。合格通知書をみて、ようやく二次試験の日程がわかります。この合格通知書、ぺらっぺらのA4ですが、二次試験の際に受験票代わりのように何度も何度もチェックされます。一次試験の受験心得同様、間違っても捨てないように注意してくださいね。

第二次試験とは?

企画提案試験 配点5/28
政策課題討議試験 配点4/28
人物試験 配点6/28

事前に白書を読んで政策を考えて小論文を2時間で書き、2人の試験官の前で5分間のプレゼンテーションをしたのちに20分間の質疑応答に応える企画提案試験(1日目)

20分間で、当日与えられる5枚程度の資料を読んでレジュメを作成。6人のメンバーの前で2分間プレゼンをし、30分間のディスカッションをする政策課題討議試験(2日目)※例年と2020年度は異なるので注意

面接カードを元に、3人の試験官に20分程度質問される人物試験(2日目)

になります。

第二次試験までの準備 企画提案試験

一次試験の合格発表とともに、第二次試験の企画提案試験のテーマが発表されます。2020年度は平成30年版厚生労働省白書の第一章が参考範囲として指定されました。

内容は、障害者とともに生きる社会について。ここから障害者雇用や、障害者との共生といったテーマが出そうだと推測されます。

私は時間もなかったので、小論文のお手本がたくさん載っているこの本をさらっと読んで、自分の論文の型を用意しました。
背景説明⇒課題⇒施策Ⅰ・効果と懸念⇒施策Ⅱ・効果と懸念⇒補足⇒締め
という流れですね。

そして、白書を読んで、自分なりに施策を考えます。施策は論文に書くのでわかりやすいもの、そしてプレゼンと質疑で詰められるので現実味のあるものにしましょう。どこかの自治体や団体が行っている施策を参考にするとよいかもしれません。

第二次試験までの準備 政策課題討議試験

これに関してはテーマがわからなくて、ズバリの準備は難しいので、民間企業の対策として行っていたグループディスカッション対策を応用することにしました。議論の流れ、自分の役回りを考えるとともに、いくつか問題発生時の対応についてだけ考えておきました。

例えば
・議論のクラッシャーがいた場合
・途中で議論が一つにまとまってしまい、発展しなさそうな場合
・うまく評価軸を見いだせない場合
・論点が大きく外れた場合
といったことです。どのような声掛けをして議論を修正するのかといったイメージだけつけておき、あとは特に時間をかけての対策はしませんでした。

この本を試験直前にbookoffで見つけて、参考にしたのでリンクを貼っておきます。

パパっと読みやすいので、自分がNGの例に当てはまっていないか確認するのと、流れを復習するのにおすすめです。

第二次試験までの準備 ここで差がつく人物試験!

そして最後が人物試験。面接カードを印刷して手書きで用意します。

➀学業や職務において
➁社会的活動や学生生活において
➂日常生活その他(資格、特技、趣味、社会事情などで関心のあることなど)において
④志望動機

このカードを元に面接では質問されるので、深く掘り下げられても大丈夫なことを選んで書きましょう。書く際は「~に力を入れてきました。○○という目標達成のため~を行いました。この経験から~を学びました。」という流れで3文程度で書くとわかりやすいと思います。

そして書いたら誤字脱字がないかをしっかり確認してコピー。自分の分のコピーを取るのを忘れずに!

面接カードを書いたら、面接カードに書いた内容について、自分で「なぜ?」「どうやって?」「どこに苦労した?」「どうやって乗り越えた?」「公務員になって成し遂げたいことって具体的にどういう施策で?」「いま行われている施策とどう違う?」と質問しながら掘り下げていきましょう。このカードについて何をきかれても大丈夫!という状態になればOK!

本番前に

さあここまでくればあとは本番のみ!自信を持って臨むために、本番の様子を把握しておきましょう。次のnoteに記すのでチェックしてみてくださいね。

この「速攻の時事」は公務員試験対策➀でおすすめしたものですが、面接試験や政策課題討議の基礎にもなるので二次試験の前にも復習しておくのがおすすめ。

では、本番の様子は次のnoteで!



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