【広尾】 #広尾の異空間。"CANVAS TOKYO" コーヒー片手に足を踏み入れ感じる世界観。
【東京メトロ日比谷線 広尾駅】
降りると目の前に飛び込んでくる"広尾商店街"。
レトロな銭湯、赤提灯が揺れる焼き鳥屋、所々にはモダンな作りのカフェが立ち並ぶ中、歩みを進め角を曲がると視界を支配してくる1つの建物がある。
これが、10月からリニューアルオープンした"CANVAS TOKYO"
【思わずカメラを向けたくなる "CANVAS TOKYO"】
吸い寄せられるように店に足を運べば、メニューは壁に手書きで書かれている。一見無機質かと思われるモノトーンの店内には、こうした手書き文字から人の温かみが垣間見え、至る所に散りばめられているグリーンには都会のオアシスの香りがする。
コーヒーさえ飲んでいないのに、思わずカメラを向けカシャカシャと記録に収めてしまう。
さあ、何を片手にここから景色を眺めよう。
オープンから9年変わらぬコーヒー
一口飲んで驚いた。
私自身の想像とは全く違った味だったからだ。
一言で表すのならば、"私に干渉しない味。"
柔らかい香りとまろやかな口当たり、鼻から抜ける風味はとても心地よく鼻腔を刺激する。
毎日飲みたい味。
よく考えれば、それは自分自身に限りなく寄り添ってくれる味がいい。
スイッチをぐっと入れるというよりは、徐々に踏みしめるアクセルのような感覚といった方が近いのかもしれない。
優しい味わいを店先のベンチで味わえば、ひとときの息抜きが完了だ。
手のひらサイズの自家製クッキー
2階のスペースは10席ほどのカウンター席。
日当たり良好、風通し最高。
考え事をしながら過ごすにはもってこいな隠れ家のよう。
窓から商店街の通りを見下ろすと、このおしゃれな建物に引き寄せられて若者たちが写真を撮る姿が見える。
数分前の私のように一人、また一人とCANVAS TOKYOの不思議な魅力に魅了される。
看板のない、店名が書かれてないこのお店
---『店名なんていらないじゃん?』
オーナーのこの言葉から、リニューアルの際に無くしてしまったらしい。
そうなれば目じるしを頼りに行ってみるしかない。
"白と黒 広尾の異空間 CANVAS TOKYO"
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?