海外遠征お役立ち知識
こんにちは、ナトです。最近、ラブライブ!のアジアツアーが発表されましたね。TLで「初めて海外行くぜ!」という方も見かけたので、海外遠征に役立ちそうな知識を共有しておきます。
渡航を決める前に
外務省のページにアクセスして、渡航先の地域が渡航中止勧告・退避勧告の対象に指定されていないか確認しておきましょう。(流石にイベントで行くような地域は大丈夫だと思いますが…)
渡航が決まったらやること
急いでパスポートを取りに行きましょう。発行には一ヶ月ほどかかります。既に持っている人も期限が十分あるか確認しましょう。滞在期間まで有効ならばOKというわけではなく、余裕を持った有効期限を求められることがあります。例えば、ヨーロッパ(正確にはシェンゲン協定加盟国)の入国審査では滞在期間+3ヶ月の期限が残っている必要があります。
また、国によってはビザの発行が必要です。特にビザの扱いは国際情勢によって流動的に変化するので、信用できるソース(例えば外務省のページなど)を探したほうが安心です。
続いて、航空券と宿を予約しましょう。航空会社によって座席の広さが違うので、身長の高い人は気をつけましょう。Google flightなら検索画面に座席の広さが出てくるので、これを見て決めるのがオススメです。
持ち物リスト
渡航準備が整ったら、持ち物を集めましょう。必要なものが足りないこともあるので、余裕を持って準備しましょう。(まぁ余裕を持って準備するって普通に無理なので、家になさそうなものをリストアップして買い集めておくくらいで良いと思います。)
手荷物(機内持ち込み)
パスポート
パスポートケース
スキミング防止機能のついてるものを買いましょう。
航空券を予約したときの記録
航空券自体はチェックインカウンターでパスポートと予約番号を打ち込んで発券するのですが、万が一に備えて予約番号などがわかるものを印刷していくといいでしょう。
クレジットカード
万が一不調で使えないと詰むので、2社持っていくと良いです。また、JCBは国によっては使えないので確認しておきましょう。
現金(日本円、現地通貨)
現地通貨はさすが大丈夫だと思うのですが、逆に日本円も家から空港の交通手段や空港内の買い物など、意外と使います。個人的には、モバイルPASMOにチャージしておくと日本円を出さなくて済むのでオススメです。
スマホ
そりゃそうじゃ(オーキド博士)
上着
機内は寒いです。
ヘッドホン
機内はかなりうるさいです。ノイズキャンセリングのヘッドホンがあれば快適に過ごせます。耳栓でも可。
タブレット端末(暇つぶし用)
長時間のフライトはアニメの一気見にピッタリです。dアニメストアではアニメをダウンロードできるので、事前にダウンロードしておきましょう。ラブライブ!スーパースター‼とかオススメです。ダウンロードしたアニメのライセンスは48時間しか持たないので、フライトの前日にライセンス更新をしておきましょう。
充電器
航空会社によっては、エコノミーでも全席にコンセント等を設置している場合があります。例えばJAL機はTypeAの充電口を用意しているので、USBのA to Cケーブルを持っていきましょう。コンセントの形状が日本のものとも限らないので、変換器も持っていると安心です。
モバイルルーター
海外の通信手段を用意しておきましょう。
枕
長時間のフライトの場合は機内泊になるので席で寝る必要があります。首元に巻くタイプの枕を買いましょう。
モバイルバッテリー
渡航段階でスマホの電池が切れると詰むので、予備電源は確保しておきましょう。
ボールペン
機内で税関や入国審査の書類を渡されることがあるので、記入できるように持っておくと安心です。
預けるもの(スーツケース)
服(日数分)
現地の気候を調べて持っていきましょう。
充電器+変換器
コンセントの形状を調べておきましょう。
折りたたみ傘
一応雨が降るかもしれないので
お茶、お菓子
預け入れ荷物なら液体も持ち込み可能です。特に現地の食が口に合わないと日本食が恋しくなるので、いくつか持っていくと良いです。
常備薬
時差ボケで体調を崩すこともあるので、万が一に備えておきましょう。
出発編
国際線の場合、空港には2時間前に着いておくのが通例とされています。空港に向かう交通手段が不通になることもありえるので、余裕を持って出かけましょう。羽田か成田かを三回くらい確認してから、予めGoogle mapで経路検索しておきましょう。(ちなみに羽田の場合、国際線はほとんど第三ターミナルです。)
時間になったら「忘れ物はないよね出かけるよすぐに」と歌いながらパスポートを確認し、空港に向かいましょう。ぶっちゃけパスポートとクレカがあればなんとかなります。
空港のチェックインカウンターでスーツケースを預けたらしばらく自由時間です。空港内はショッピング施設として楽しめるようになってるので、ブラブラして時間を潰しましょう。しばらく食べれなくなるので、日本食を食べておくというのもアリです。
散策を終えたら、フライト1時間前くらいには保安検査場に行きましょう。保安検査で水を没収され、出国審査に向かいます。保安検査の混み具合は時期や空港によってマチマチです。羽田の保安検査場は最先端の機械を導入して効率化を図ってるようで、パソコンを出さなくて済むので楽で助かります。
そしたらいよいよ出国審査です。機械の指示に従ってパスポートをスキャナーに乗せ、顔認証をしたら出国です。最近はスタンプを省略されることが多いので、記念に押したい場合は係員さんに申し出ましょう。
出国審査を終えたら搭乗ゲートへ向かいます。出発ロビーエリアもショッピングモールになっているので、散策してみても楽しいです。機内で干からびないように、コンビニで飲み物を買っておくことをオススメします。
搭乗時刻になったらパスポートと航空券を見せて機内に乗り込みます。Holiday∞Holidayとは異なり、搭乗口のゲートが開いてもベルが鳴り響くことはありません。
現地編
入国審査は国によって異なりますが、短期間の滞在ならSightseeing(観光)と言っておけばまず通ります。
スーツケースを回収して目的地に向かいましょう。ここからは新世界、行こうぜNew world!
基本的に日本語は通じないので、コミュニケーションは英語です。英語に苦手意識がある人はボディランゲージとGoogle翻訳を駆使しましょう。というか、英語はガバガバでも意外と通じたりします。通じてなかったらもっかい言えばいいだけなので、気楽にトライしましょう。
よく聞く英語表現として、頼み事などをしたときに "One minute" (1分)と返ってくることがあります。これは「ちょっと待ってて」という意味で、割と使われることが多いです。この用例は1分に限ったことではなく "Two seconds" (2秒)と返ってくることもありますが、本当に2秒ではなく同じく「ちょい待ってね」の意図です。海外でもオタク特有の誇張表現が浸透してるということでしょう。
他のよく使う英語もいくつか。道を通してもらうときの「すみません」は英語だと "Excuse me" です。写真を撮ってと頼まれたときの「はいチーズ」は英語でも "Say cheese" です。こんなところでしょうか、思いついたら書き足していきます。
帰国編
出国編と同じく国際線に乗って渡航すればOKです。今度はフライト前に最後の現地料理を堪能すると良いでしょう。
帰国時は税関の手続きが必要です。以下のサイトから電子申請を行うと便利です。ちなみに野菜や肉製品は没収されることがあるので気をつけてください。
おまけ:韓国の歩き方
少し前に出張で韓国に行ってきたので、今回のライブツアーで韓国に行く方向けにそのことも少し書いておきます。
ソウルは地下鉄やバスが発展していて、雰囲気も日本に近いのでかなり過ごしやすいです。東京で「日英中韓」の4か国語表記を見かけるのと同じように、ソウル市内でも日本語表記をちょくちょく見かけます。アドバイスとしては以下の2つくらいでしょうか。
韓国ではNAVER mapを使うべし
Google mapは徒歩ルートを教えてくれません。NAVER mapをインストールしましょう。言語設定で日本語も選べるのですが、若干翻訳が怪しいので、英語が分かる人は英語を選びましょう。
空港で韓国版PASMO「T-money」を入手すべし
ソウル市内だと結構売り切れてたりしますが、空港では自販機で簡単に手に入れられます。
地下鉄の改札は日本の地下鉄と似ていて、改札にT-moneyをタップして通る形です。たまにバーを押して通る改札があります。
初めて使った時にタップしたときの音が聞こえなかったので「反応してないかな?」と思って後ろに戻ったら、普通に入場記録がついてたようでT-moneyが使えなくなりました(一敗)。1回券で入場してT-moneyで出場するという荒業で事なきを得たのですが、気をつけましょう。
日本の地下鉄は基本的に改札内で逆向きのホームに行けますが、韓国の地下鉄はそうでない駅もあります。改札を通る前に確認しましょう。もし間違えて乗ってしまっても、5分以内に同じ改札に行けば料金が取られないそうなので落ち着きましょう。
僕は焦って別の改札から出て料金取られました(二敗)
道と電車は右側通行なので、方向を間違えないようにしましょう。
終わりに
海外は不安要素も多いですが、日本とは異なる文化を直接体感できる貴重な機会でもあります。ぜひ現地の生活や文化に触れて楽しんできてください!
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