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なぜ大学生がママのための団体作ったの?

「なんで大学生のまだママでもないあなたが、proma(プローマ)というママのための団体作ったの?」と聞かれたので書いてみました。

【自己紹介】

こんにちは
proma学生代表の夏穂です。
現在、秋田にある大学の4年生で夏に卒業、10 月からは社会人になります。

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promaは楽しく子育てしたり、毎日が初めてだらけで日々成長していく
子どもと一緒にママも新しいことにチャレンジしたり、スキルアップするための場の提供や、新しい働き方を提案し、応援するために作った団体です。
```````````````````````````````````````````````````````````````````簡単に言うと、promaはママが子どもを理由にやりたいことを諦めないで欲しい。楽しく育児したり、復職や学びたいという思いを応援します!という団体です。
その中で私は企画、運営、HP作成などを行なっています。
私がこの団体を卒業までの後半年
動かしていくぞ!という思いを持ってスタートしました。


【妊婦さんが好き】

promaを始める前から将来は女性、特にママの生き方や人生の選択に寄り添えるお仕事をしたいな、と漠然と思っていました。
なぜ“ママ”か?
“ママ”に興味を持った理由は、「妊婦さんが好き」だから。
なぜだかわからないけど、小さい頃から妊婦さんばかり目で追ったり、お腹が大きい人の絵ばかり描いていました。
何が好きなの?フォルム?と聞かれることもあるのですが、
答えられない….
妊娠中の女性ってとっても綺麗だと思います。
それにお腹にもう1人の人間を育てている、その子が生まれてくる
ということに神秘さを感じるんです。

出産動画をYoutubeで見るのも好きです。
日本の出産動画は全て網羅して今は海外の出産動画を英語やスペイン語で見てます。
それが高じて将来、ここの助産院で産みたい!という秘かな夢もあります。
これも、出産動画の何がいいの?と聞かれますが答えられません。
何がいいの?と思った人は見てみてください。
自分がこんな風に生まれたんだ、
赤ちゃんが自分で生まれてくる力や、出産は命がけだということ。
見れば何かしら感じることはあるはず。
オススメの出産動画もあるので、知りたい人は私に聞いてください。

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【理想と現実のギャップ】

こんな理由で私は妊婦さんや全てのお母さんをとっても尊敬しています。
自分もママになりたい!というよりかは
将来、腹の中でもう1人の人間を育ててみたい!って思ってます。
パートナーが出来てからは、もっとママになってみたい!
の方が強くなったけど…

それで周りのママに 「妊娠って?」「ママになる、ってどんな気持ち?」ってインタビューしてたら、どうやらママになったら大変!ということに気づき始めました。

もちろん、「子どもが可愛よ」とか「人間の成長を間近で見れるのは興味深いよ」とは聞くけど。

「日中は言葉も通じない赤ちゃんと一緒に家にいる。ずっと泣いててノイローゼになりそう。誰の手でもいいからかりて5分だけでいいから仮眠したい。」
「家で育児してると社会から孤立してる、って感じるよ〜。“孤育て”だよ」とか。

「子ども産んだらキャリアアップできないから、子ども産む年齢考えた方がいいよ」
「昔はこれやりたかったんだけど、子どもできたからね…」
「仕事をしたいんだけど..でもね。子育てでブランクもあるし」

ママになること(私の場合、妊娠すること)を楽しみにしていたけど、
どうやら産んだ後は大変だぞ、と不安になり始めました。

【スウェーデン留学】

そんな不安が変わったのが2019年スウェーデンへの1年間の留学。
そこで目にしたのは楽しみ、自信を持ちながら子育てと仕事をしている多くの女性たち。
スウェーデンは、父親の積極的な参加で知られる育児先進国
社会保障が充実しており女性の就業率も80%を超えています。

女性がママになった後も働きやすい環境が整っているのはもちろんのこと、
パパの育休取得率も高く、育休中・復職時も同僚が子育てに関して理解を示してくれる。
こんな環境が日本でも整っていれば私が将来ママになっても働きやすいだろうなぁ、子どもがいても仕事をしたい時に戻れる環境を作りたい!と思いました。

働く環境が整ってるのは大事だけど、何よりも日本で参考にしたいと思ったのは、ママたちが”自分”を持っていること。
彼女たち自ら子育てしながら働くことを選び、自分の生活に合わせて働き方を変え家庭と仕事のバランスを保つ。
自身の考えに基づき選択したからこそ、彼女たちは自分の仕事に誇りを持ち、家庭での時間も大切にする。
だからこそ笑顔のママが多いしその笑顔で子どもたちもまた笑顔になる。これを何度も現地で目にしました。
なぜ自分らしさを当たり前のように持てるか、というと
スウェーデンでは“個”を大切にしているから。◯◯ちゃんのママではなく、□□さんとしてその人を認識する。だからママであることを理由になりたい自分、やりたいことを諦めないし、周りもそれを応援してくれる。
この認めてくれて後押ししてくれる周りの環境って大事だな、と。

日本に帰ってきても”自分らしさ”を大切にしたかったし、◯◯大学のあの子ではなく、”夏穂”というと人として周りから見て欲しかった。そして周りに”個”として私を認め応援してくれる環境を作りたかった。ママという肩書きを持ったら、なおさら”私”を忘れたくない。

【将来自分がママになる時のために】


スウェーデンで感じた「ママになっても、なりたい自分を追い求める」環境を日本でも実現したかったんです。
ママたちがやりたいことにチャレンジできる環境づくり。それをpromaで作って行きたい。だって、私がママになった時に子育てを理由で諦めたくないし、1人では心細いから。後押ししてくれる環境が欲しいから。

スウェーデンで知った、
ママが笑顔だったら家族も笑顔になる。ママがやりたいことを追い求める姿を見て子どもは刺激を受ける。子どもを大切にする社会の実現の第一歩はママ自身が社会から大切にされること。

私の好きな助産師さんの言葉
「子供は宝なら、そのママは宝箱」本当にそうだと思う。いつまでも”自分らしさ”を大切にして欲しい。

ママ自身が叶えたかったことを諦めない。その気持ちをpromaでは大切にしていきます。



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