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大好きなタイのakha ama coffeeのこと

私が学生だった20年ほど前、神楽坂の隣の駅に毎日のように通っていた。
新宿区の中でも一際静かで古くから住む人も多いやや高級なエリア、神楽坂。
ここ最近は本当に美味しくて小さな名店がひしめくエリアとして、特集が組まれる場所へと成熟した。
神楽坂駅から赤城神社を過ぎた閑静な住宅街に昨年オープンしたのが、タイのサードウェーブコーヒーの立役者、「akha ama coffe」の日本一号店だ。

タイ本国のakha ama coffeeサイト

古い記事になるが、以前タイに住んでいた頃に執筆した記事を転記する。

コーヒーの味に隠れる壮大な故郷の物語。チェンマイの人気店「Aka Ama Coffee」

初めてチェンマイで訪れてから、月に1回はチェンマイに足を運ぶほどのchiang mai loverになった理由の1つが、このakha ama coffeeの存在だ。

チェンライの山岳民族の村出身のリー君が、村を挙げてコーヒーの栽培をしているのにも関わらず、一向に村が豊かにならないことに疑問を抱き、大学→留学を経てakha ama coffeeを設立した。

つまりリー君は村やコーヒーの栽培に関わる人全ての生活を豊かにするために、サードウェーブの波に乗るべくして乗ったのだと思う。

私は彼が以前まで主宰していた、akha ama coffee journeyというツアーに運よく参加する機会を得た。

このツアーはチェンマイにあるakha ama coffee本店集合で2泊3日、リー君の故郷であるメージャンターイ村でコーヒーの栽培から生産までをリー君やakha ama coffeeスタッフによるフルアテンドのもと、食事、寝る場所、チェンマイーチェンライのメージャンターイ村(山岳民族)までの送迎全て込みでたったの12,000円(確か3,500THB程度だったと記憶している)で提供されていた。(現在は廃止)

このツアーに参加した事で、人生観が変わった!と言っても過言ではないくらい素晴らしい体験をした。

ここで出会った世界中の人たちとは、今でもFacebookで繋がっている。そして、私が参加したこのツアーに別の機会に参加していたのが、日本支店を手掛けている友人だった。

akha ama coffee japan公式サイト

神楽坂駅から赤城神社の前を通り閑静な住宅街へ

コーヒー豆のパッケージデザインも、北部タイの山岳民族柄を用いたカラフルな色使いが可愛らしい

コロナ禍にオープンしたものの、瞬く間に人気店へと成長した。お散歩がてらテイクアウトするもよし、生産者のシングルオリジンを楽しむも良し。


このchaleeさんのコーヒーは本当に素晴らしかった。赤ワインのような芳醇さが感じられる香り高いコーヒー。

前述の公式サイトから、お気に入りの生産者さんの豆を購入して、お家時間に彩りを添えてみても。

タイ現地に足を運ぶ事が叶わない今、
現地の味を楽しめるお店は貴重だ。
是非、あなただけのお気に入りを見つけてみて欲しい。

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