アレなエステに来たにょ

プロローグ

三日前くらい

「エステ、行きてぇな」

そんなことを吐露した気がする。
予約するか
予約フォームぽちぽち

送信

何もこねぇな

6/22 東京某所

この日は専門学校の頃の友人が東京に来ていた。仕事で。しかも自分の経営している飲食店とかのアレコレで。
何やってんだよ
渋谷の道玄坂とかいろんなところに出店してるとのこと

けっこう儲かってるらしく、収入はン十万とかもらってるとか

そんなイケイケな友人と若者の街、渋谷を散策した。
感想は以下の通りです

人が多すぎる!

ランチはいろんな意味で高いところを友人が予約していた。

たけーよ
別アングル

そんなたけーところにいちオタクが一人でやってくることはまずありません。
周りにはよく渋谷に来てそうな人たちがたくさん
まるで異国に送り込まれたかのような感覚だった。

そんな中自分が頼んだのはこれ

1980円(??????????)

ガパオライス。
味は、まぁそんなもんかって感じだった。

店「席料もらうよ」

-3000LP

店を出て次はどこへ行こうかとなった

友「お前は靴買うべき」
おれ「たしかし」

渋谷に(自分の身の丈に合う)靴屋はないため向かったのは

真の若者の街、原宿

徒歩で行くことにした。友人はいつもタクシーで移動してるとのこと。しかも経費で。なので最もポピュラーな移動方法、徒歩で向かった。

…道も人多くないか?

原宿、着

もう少しで人災が起こりそうなくらい人間がたくさんいた
人で酔いそうなくらいだ。
インバウンドの外国人もたくさんいたため人混みがダブルアップ。

そんな人込みを潜り抜けながら到達したのは、ABCマートグランドステージ

靴以外のファッションアイテムがたくさん置いてあった。
足の横幅が広い自分にとって靴の品ぞろえが減るのは非常に痛い。
狭い靴を履くと痛い。選択肢がなくて洒落た靴が買えないのも痛い。

そんな中、比較的安めで横幅に融通がきく洒落た靴を見つけたため購入した。

おろしたて

アディダスのスニーカーお値段なんと、税抜き9900円

安い!(?)

-10700LP

その後、友人がジョーダンの公式ショップにふらっと入店
そして見かけで気に入ったシャツを試着して即購入した。
その額なんと、11000円

友「5万しないなら安い」

何言ってんだ

友人はとても忙しい人。午後の予定のため次合うことを誓い解散
自分は人だらけの井の頭線に乗って帰路に進んだ。

帰宅してぼけーっとしながらPCを開いたらエステを調べた痕跡が

「やっぱりエステ行きてぇな」

今度はフォームからではなくLINEで予約することにした。
フォームって作るのも管理するのも面倒だからなにかしら不具合起こるよねと思いつつ友達登録をした。

今日の19時から60分お試しコースで予約よろ✌(意訳)
現在時刻18:20

すぐに家を出た。

そして東京 某市へやってきた

いわゆるマンションタイプのお店なので住宅街にあるふつーのマンションに行くことになっている。
しかし、直接場所は伝えられず特定の場所から電話で案内されるという形式だった。

場所を教えてもらったのはいいものの、複雑な入り組んだ住宅街だったため迷った。
マンション名を言ってくれたのでグーグルマップをたよりに迷った場所からダッシュで向かった。
一日歩き回った脚でこれはきちーぜ
というわけでマンションに到達

オートロックを開けてもらいマンションの中へ潜入。指定された部屋へ向かった。
カギがかけられていないからピンポンせず勝手に入ってきてねとのことだったので勝手に上がった。

開けて先ず目に入ったのは、…薄暗い部屋だ。常夜灯を灯しているくらいの明るさだった。
今回指名したのは(データによると)4つ上のお姉さん。
こ、これから受けるのはマッサージだから別に胸の大きさとかは気にしていないからね?(バランスのいいサイズでした)

お出迎えしてもらい荷物と上着を預かってもらい注意事項を読んでサインをしてお支払い

-13000LP

お金を払ったらシャワーを浴びます
こういうサービスでは頭を洗わないということをどこかで学んだので頭を避けつつ浴びた
汗だくだからシャワーでさえも気持ちよかった。

シャワーを浴びたら使い捨てのショーツをはいてねとのことだったのではいた。
裏表逆だった(裏表あるのか…)
正位置で穿いた
逆位置だとアレが丸見えになってしまうほどだった。気づけて良かった

ここで罠カード、シャワーの時間が発動した。
60分はシャワーを浴びる時間を含めたものなのでその時間を除いた分がサービスを受ける時間。時間が短い方がコスパが悪いのかもしれない
新たな学びを得たぜ!
(お風呂屋さんだとシャワーを浴びる時間もサービスタイムのようなものなのであまりデメリットを感じなかった)

本編

うつ伏せになってねとのことだったのでうつ伏せになった

てなわけでサービス開始
まずは脚のあたりから

ぐいぐい
ぎもぢい
こねこね
ぎもぢい

歩き疲れた足がもみくちゃにされてほぐされていく

「メンエスはじめてですか?」
「イエ~ス」
「なんで行こうと決めたんですか?」
「マッサージされたいからデース」
😹「なんで普通のマッサージ屋じゃなくてメンエスを選んだんですか?」

やられたぜ!

「体と心をリフレッシュしたいからデース」
そういうことにしておこう

続いて上半身

ぐいぐい
ぎもぢい
ごねごね
ぎもぢい
もみもみ
ぎもぢい

デスクワークで凝り固まった上半身がもよもよにされていく

「他にこういうお店に行ったことあるんですか?」
「名古屋と大阪で一回ずつありマース」
「名古屋にもそういうお店があるんですね~」
「生き残っているエリアがあるんデース」
「そういうお店みたいなサービスはないけど大丈夫?」

そっちからそれ聞くか?

「今回は揉まれに来たので大丈夫デース」
(クリーンな経営だと本当に無い)
もし”そういうお店みたいなサービス”を受けたい紳士諸君は無店舗型性風俗特殊営業とか店舗型性風俗特殊営業の届出がされているところで受けような!

次は下半身をオイルで

ぬりぬり
ぎもぢい
すべすべ
ぎもぢい
きわきわさすさす
あ、ぎもぢいいです

「どんなお仕事されてるんですか?」
「リモートでパソコンカタカタしてマース」
「やっぱり外出る機会少ないですか?」
「イエース」
「やっぱり女性との会話は慣れてませんか?すごい目が泳いでましたよ?」
「ふ、普段のことですヨ」

それが「慣れてない」って言うんだよ。

上半身オイル

ぬりぬり
ぎもぢい
こねこね
ぎもぢい
くるくる
あー、ぎもぢい
ぐっぐっ
あ、ぎもぢいです

「東京に友達はいるんですか?」
「仕事以外の人付き合いがないのでゼロデース
しかし、今日は専門の頃の友人が仕事で来ていたので会ってきたんデース」
「仲いいんですか?」
「よくなかったらわざわざ会いに行かないデース」

(自分から見たら)変な人ですがいい友人です

「片足開いてくださーい」

「|←こんな感じにした

うちもも
ぎもぢい
うちふともも
ぎもぢい
きわ
あ、ぎもぢいです

*2

「足閉じてくださーい」

足を閉じたら体にタオルがかけられた
オイルをふき取るのかな

ぐっぐっ
ぎもぢい
ぐっぐっ
ぎもぢい
ぐっぐっ
ぎもぢい
ぐっぐっ
ぎもぢい

全身が体重をかけられつつ押し込まれた。

これで終わりかな?
ぎもぢよかったな

まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!

ひょ?

「四つん這いになってくださーい」

うつ伏せだけだというのはとんだ嘘だった
逆詐欺だ

もももも
ぎもぢい
ぐるぐる
ぎもぢい
きわきわ
あ、ぎもぢいです
きわきわきわきわ
ああああ、ぎもぢい


きわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわきわ


終了

シャワーを浴びます
オイルぬりぬり後なのでしっかりと落とします。

こういうところでバスタオルを使うとバスタオルが欲しくなってしまう
普段から普通のタオルで体をふいているもののひそかな悩み

服を着て部屋に戻る。
上着を着せてもらい荷物を受け取り見送られながら部屋を出た。

エピローグ

体が心なしかぽかぽかしている。数時間経った執筆中もぽかぽかしている。
これが、血の巡りが良いということか。

脚も一日中歩き回ったとは思えないほど軽いぞ。
これが、血の巡りが良いというこ

天丼は死罪

今から帰っても飯めっちゃ遅くなるしここで食っちまうか
駅の階段をひょいひょいと昇っていく。
だが、足は軽くても体力はほぼエンプティ
体自身の疲れと体力的な疲れは違うのだなと思い知らされる
普段は体力が先に音を上げているためよくわからない感覚だった。

そんなことを考えつつエキナカの定食屋に入ってハンバーグ定食を注文した。

セットのナムルが先出しされた

もぐ
からうま

飯と食いたい味

そして味噌汁と飯がやってきた

ずるずる
いいあじ
もぐもぐ
うまいい

ごはんとあういいナムルだ

そしてハンバーグがやってきた

約1200円

定番の肉汁ぶわっとタイプではなくシンプルに肉の味で攻める硬派なハンバーグだった

構図も心なしか似ている

和ハンバーグは箸で攻めるべきだ
箸で斬る
箸で肉を感じる
ぎもぢい

もぐ
うまい

オーソドックスなソースといい塩梅に調合された肉が俺のクオリアが刺激される
脳内で流れるビッグブリッジの死闘

これはハンバーグと俺の一騎打ちだ
周りで談笑しているカップルなんてどうでもいい
ありえん量の武器をギルガメッシュはハンバーグを食う時にもいろんな道具を使うのか、武人らしく箸二本で行くのかそんなことを考えたり考えなかったりした。

ハンバーグに添えられているポテサラを箸で食べよ

柔らかいタイプのポテサラかー!固めのじゃがいものやつじゃなかったのかー!

スプーンを取り出しポテサラを食べる

もにゅ
うまい

勝負はここからが本番
サラの中であふれたソースをスプーンですくってかけ、切る、食べる。飯を入れる。
これが俺の究極幻想だと言わんばかりにハンバーグを食べ進める。

そして最後のひとかけらとそれをかきいれるのに丁度いい量のライス。
ハンバーグとの勝負に勝ったことを確認した。
そして最後の一口

もぐ
あ、うまいです

水を飲みながらハンバーグとの戦いを振り返りながら気を鎮めた
長居は無用

あ、ごぢそうさまです

-1200LP
ガパオライスより圧倒的にやすい

さて、帰るか

ところで今日はいくら使った?

-27900LP

おわり
追記 次行くなら90分にします♨


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