「日本より布教が第一」HYPOTHESIS
私は、藤村晃子に誠実に接し、内海聡の応援に駆け付ける牧師Mの行動に違和感を感じずにいられなかった。
私には何か見えていないものがあるのではないか?見えていないものを少し追いかけてみようと思う。
序文
牧師という肩書は、その体をより分かりやすく示していない。
牧師というより宣教師というのが最適な肩書であろう。
仮説をたて、仮説を軸に展開し、見えなかった部分をあぶり出す。【HYPOTHESIS】第一弾
牧師Mを宣教師Mとし、彼の行動原理を「日本より布教が第一」と仮説をたて検証する。
※以下、仮説・想像を多分に含む表現であることを留意しておいていただきたい。
宣教師Mの母体
宣教師Mが所属するのは、米国に母体を置く、プロテスタント系キリスト教の一宗派である。日本ではその宗派は広まっておらず、布教の第一人者がMである。
彼が布教し広まれば、日本支部の幹部に彼がなれるということだと思われる。
・米国
米国とはどういう国か?いろいろな表現ができるが、グローバリストの巣窟の一つでありグローバル化の最前線の一つと言えるだろう。
・キリスト教
トランプ元大統領はロックフェラー系グローバリストと反目する立場にあり、中絶に関する思想など、どちらかと言えばキリスト教に寄り添った立場であるし、行き過ぎたLGBT活動にも反対の立場。キリスト教は反グローバリズムであり、伝統文化的であり、日本でいうところの「保守」という立場になる。
ここから導き出せるキーワードが【グローバリスト VS キリスト教】という対立軸である。
宣教師Mの母体の布教活動雛形
【グローバリスト(反キリスト教)VS キリスト教(保守)】という雛形
実際にこの対立構造はあるだろう。ロシア・プーチンがグローバリスト(分断して統治せよ)と闘い勝利した背景に正教会(団結)があるように、米国においてキリスト教はグローバリストの分断統治に打ち勝つ方法論の一つである。
この点で不可解なのが、宣教師Mが、田母神氏を差し置いて反皇室である内海聡を都知事に推す行動原理であるが、これも「布教が第一」という仮定を検証していくと見えてくる。引き続き読み進めていただきたい
宣教師Mが日本人であり、日本人としての独自の価値観(愛国心)から、反グローバルの発信や行動を行っていると感じていたが、それは勘違いだったかもしれない。
★本国米国の母体の宗派(組織)が米国内でやっている活動や情報発信をそのままトレースして日本人向けに日本でやっている。そう考える(仮定する・仮説する)とスゥーーーっと不可解な宣教師Mの見えなかった部分が見えてくるのである。
彼がYoutubeなどの番組で発信している緻密で有益な「反グローバルで、米国で起きている事柄の情報」は宣教師Mが所属している米国の母体宗派(組織)が発信しているものと考えられる。
ということでもう一度言う「日本人としての独自の価値観(愛国心)から、反グローバルの発信や行動を行っていると感じていたが、それは勘違いだったかもしれない。」という可能性が見えてくる。よーーく見える。スケスケだ。スケベかもしれない。佐助平さんかもしれない。
以上が「日本より布教が第一」という仮説の大まかな外形である。
ではここから実際の宣教師Mの行動について考えていこう。
これを読んでいるほとんどの人が宣教師Mを知ったのは参議院選挙の時であろう。なぜなら、参政党支持者が多いと思われるからである。ここでズバリ言ってしまえば、勢いのある参政党を宣伝の道具・布教の道具に使ったのではないだろうか?ということである。それだけではなくても、その側面は多分にあると推察できる。
宣教師Mがやっている布教活動は【グローバリスト VS キリスト教】という雛形を日本流にアレンジして情報発信し、取り込んでいく行為である。前述したとおり「キリスト教=保守」という側面があり、このひな形を【グローバリズム vs 保守(反グロ)】に変換すれば、参政党と宣教師Mはとても親和性が高い。彼らが営むカフェでは参政党支持者が押し掛けたし、イベントにもたくさんの参政党支持者がお金を落としただろう。では布教はうまくいったのだろうか?
ある程度はうまくいっただろう。広告費なしで布教活動(知名度アップも)ができ、なんなら、参政党公式YouTubeに出演費をもらって出演し、お金をもらって布教活動ができたのかもしれない。
参政党のスタートアップ時の勢いに乗って、布教活を行いそれなりの成果をあげた。では今の参政党の勢いはどうだろう?
これは単純に党員数の伸びで考えたい。参政党の党員(サポーター含む)はピーク時で10万人弱。参議院選後には減少し、7万人ほどになってそこから伸び悩んでいると思われる。それに参政党は分断や引きはがしにあい、残っているのはコアな支持者が多く、思想信条の揺るがないものばかりだ。しっかりした思想信条を持たないもの、すぐ勧誘に乗ってしまうような自分軸のぶれやすい人達は参政党から離れてしまった。すなわち宣教師Mにとってレッドオーシャンになってしまったのである。
宣教師Mはブルーオーシャンを目指す
これを宣教師Mの観点からみたらどう映るか?もし、布教活動としては利用価値は低いと考えれば、布教活動として利用価値の高いブルーオーシャンに鞍替えする行為が表出してくるのではないか?
ブルーオーシャンはどこにある?反グローバルで自分軸のぶれやすい人はどこに集まっている?
参政党から離れて反参政党思想を持つものが集結を呼びかけ、反グロ思想を持ち、軸のない人たちの集団があるではないか?その人たちが都知事選挙でこぞって推している候補者は誰ですか?
はい、内海聡です。
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内海聡は小沢一郎系統の流れを組むもので、個人主義的でリベラル、反グローバル的観点をもち、彼の周りには反皇室的な思想もあって宗教に属していない人が多く集まっている。
恐怖を煽ったり、嘘でもいいから感情に訴えるような炎上行為を好んでやる内海聡。他人を強烈に批判(誹謗中傷)もする。
これは新興宗教(や百田グループ)などが情報弱者・情動弱者を信者にしていくやり方そのもので、宗教に限らず誰かの信者になりやすい人が集まる。
そしてまだ無宗教で個人主義な人ほどよりどころを求める人が多い。そこは宣教師Mにとってよだれが出るほどおいしいブル-オーシャンなのである。
Mが自分の信じる宗教があり、熱心にそれを布教することは悪いことではない。それ自体を咎める気はない。愛国心や人を思う心が中心軸にあって、それを表現する方法が宗教であり布教活動であるならいいのだが、それが逆転しているのではないか?ということである。それが「日本より布教が第一」として進めてきた理由でもある。
すなわち、布教活動が優先順位が高く、その為に愛国心や人を思う心を利用しているのではないか?欺いているのではないか?という懸念が残るのである。
露骨に反参政党の集団に近づき、参政党のネガティブな情報を発言したり、嘘を平気でつくような人と好んで親しくしていく。やはり「日本より布教が第一」と考えると辻褄があってしまうのである。
最後に芦田愛菜の言葉聞いてもらいたい。
勝手に理想的に思い込み、その思い込みと違ったときに裏切られたと感じてしまう。そうではなく今まで見えなかった部分が見えただけで、そこも踏まえて対象をとらえる。受け入れることが重要で、敵味方の二元論に落ちるのではなく、彼が発信する有益な情報は受け入れ、距離を置くところは距離を置くという姿勢が大事である。
まずは知ること、見えていなかったところを見ること。そして安易な考えで思考停止しないことだ。
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