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脱・身体採用―新人女性声優選択会議2020

2020年9月26日(土)、新人女性声優選択会議2020が行われました。
指名一覧は以下の通りです。

★2020指名結果暫定(事務所一覧完成)-3-2

今年は参加者1人当たり5名、全体で30名という指名人数となっています。
コンテンツ単位では、アサルトリリィ、ラピスリライツ、アイドルマスター、IDOLY PRIDEに関する声優が多く指名されました。
私の指名は画像通り、1位から長谷川育美、菅野真衣、松岡美里、漆山ゆうき、村井美里です。

まず今年は、自分が指名したいリストの最上位に6名を置いていました。
夏吉ゆうこさん、長谷川育美さん、松岡美里さん、菅野真衣さん、守屋亨香さん、広瀬世華さんです。
もちろん各々の長所がありますが、今後のアニメでの活躍に絞ると、先に挙げた2人が堅いと考えていました。

そして他の方の1位指名を、
夏吉・・・競合確実
守屋or菅野・・・自分が指名すると競合可能性高い
長谷川・・・外れ1位なら有り得る

以上のように予想した上で、個人的な評価と総合して、
長谷川育美さんから入るのが良いと判断しました。

やはり今年の目玉は夏吉ゆうこさんですが、
(余り言及されない所だと異常生物見聞録のヴィヴィアンちゃんがかわいいですね)
抽選で外した時に、長谷川育美さんが獲れる確証がありませんでした。

この辺りが、昨年にファイルーズあいさんを1位指名した際の、
「峯田茉優さんなら外れ1位かウェーバー先頭の2位で獲れる」予想と違いました。
今年の戦略上、昨年分の記事で若干出しづらかったことですが、
昨年は事前予想に基づき、外れ1位を峯田茉優さん又は宮原颯希さんと決めていました。

長谷川育美さんは推し武道の松山空音ちゃんのガチ恋力を引き出す演技と、
佐伯伊織さんとのラジオでの軽快なトーク、
そしてボイスサンプルと別名義でのサンプルボイスで多彩な役への対応力を知り、
実戦的な強さを買って1位指名しました。
1位は基本的にその年の目玉か、若さに懸けて獲ることが多いので、
過去6回とも少し違う入りになります。

2位の菅野真衣さんは元々ゆうぽんさんの1位と予想しましたが、
仮に残って2位指名に進むと、誰が獲ってもおかしくない逸材と考えていました。

まずかわいい。顔・声・身長がかわいいし、とにかくかわいいです。
元々かわいい声優に弱い上に、今回の指名候補の中でもTwitterの自撮り頻度が高いので、
他の参加者の方から私の1位指名に予想されていたのも頷けます。

加えて私は、サンリオやシルバニアが好きな声優を信じる傾向にあります。
かわいいものが好きなかわいい声優が好き、という非常にチョロい声豚で申し訳ありません。
(そういった意味で、パーソナルな良くない話題が出た場合、下振れリスクが大きい点は憂慮しています)

そして、昨年春に桑原由気さんと小野早稀さんのトークイベに参加した際、
桑原さんが気になる後輩として名前を挙げていた記憶があり、ある種のマウス閥採用要素もあります。
また、2番手ヒロイン役を務める来年冬クールの「IDOLY PRIDE」次第で、
それをきっかけに出演が増えていく展開も望めると思います。
(今回のドラフト指名声優では、ミューレ3期のエース橘未來さん、声優バスケでおなじみの佐々木奈緒さんも出演します)

3位の松岡美里さんは、上記のリストで挙げた順に表れている通り、
菅野さんより優先したい気持ちはありました。
しかし、まだ映像研か艦これ以外からマークしづらい状態であり、
ウェーバー順が後ろのゆうぽんさん・タナトスさんの指名傾向も少し加味して、
3位でも大丈夫と甘めに見通しを立てていました。

候補を絞っていく中で映像研をチェックしたところ、
とても映像に躍動感があって、ドラフト関係なく全話観てしまいました。
水崎ツバメ役としての松岡さんの声も合っていましたし、
少年役まで担える声の強さを感じました。
最近ではSB69の新バンドへの参加や、艦これイベでの自身初ステージなどの話題が出て、
短期的にも期待が持てます。

4位の漆山ゆうきさんは、ドラフトにあたって聴いたボイスサンプルの中で
最も凝っていて、かつ完成度も高かったので指名しました。

(※MIX SAMPLEの項です)

指名の際に秋クールの最響カミズモードで主人公を演じるという情報にも触れましたが、
それは順位とは余り関係がありません。
今年は昨年のような育成指名に絞ったリストアップをしておらず、
オーラスの育成1位では自由度を確保したかったので、ラス前の4位に置きました。
(恐らく指名が最大5+2名であれば、ラス前の育成1位に置くと思います)

ただ、仕上がっている感でいえば長谷川育美さんに次ぐと思っています。
演技幅の面でポリバレントになれる可能性があります。
カミズモードのアニメも少年向けの熱がありつつ、
ストーリーも複雑すぎず丁度良くて面白いですし、
峯田茉優さんのヒロイン声が聴けるのでオススメです。

育成1位は順調なら飯田ヒカルさんだったのですが、既に獲得されていたので、
カラーは違いますが、指名漏れさせたくない観点で村井美里さんを選びました。

村井美里さんは、どっとあい担当でもあったので、
昨年から「他の方が指名するかもしれないリスト」には入れていました。
今年ですと声優と夜遊びの動画で飯田友子さんと歌っている動画で声が綺麗だと感じました。

それに加え、昨秋クールのスタンドマイヒーローで、
紅一点の泉玲を演じていて、映像研同様に全話観たところ、
可愛い部分もシリアスなシーンもスッと入ってくると感じました。
ラジオ等での声質もよく、低め~少年に強いタイプと踏んでいます。
これは松岡さん漆山さんとも大まかには共通する点で、
今になってみると、この3名で無意識にポスト藤原夏海さんを探していたのかなと思ったりします。

以上のように指名を進め、長谷川-菅野-松岡-漆山-村井という陣容になりました。
私自身のここ3年ほどの指名や、今回のドラフト全体の指名の中で比べても、
指名した声優、その理由や順位も「堅い」印象になったと思います。

今年は現場で見て指名することが難しいので、
ボイスサンプルやアニメでの演技を優先していこうと考えていました。

加えて、アニメや他形式のコンテンツの動きが少ないことを踏まえ、
主催する側として指名人数を少なくしたことが影響しています。
仮にもう2枠多いとすれば、
いわゆる身体採用や、所属直後で演技は殆ど確認しない、
ギャンブルに近い指名も入れたかもしれません。

もちろん、指名する理由や人数が違っても期待を込めて見守ることは、
例年と全く変わりありません。
時節柄も含めて、声優業界としても今までの成長曲線にはない難しい今日この頃ですし、
来年も開催するとした場合の状況も中々見通せません。

しかし、いちプロスペクト声豚としては立ち止まらず、
出逢えた新人女性声優の活躍から、溢れた想いを感じていきたいと思います。
今年も参加者、観覧者の皆様、ありがとうございました。

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