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遠藤璃菜さん指名検討から6年~新人女性声優選択会議における小学生指名について~

これは記事公開時から遡ること6年前、私が「新人女性声優選択会議2016」の指名後にしたツイートです。
遠藤璃菜さんはこの当時テアトルアカデミーに所属する、まだ10歳11ヶ月(2005年10月4日生まれ)で、2016年夏に「甘々と稲妻」の犬塚つむぎ役でメインを張っていました。

先に結論を書きますが、指名しなかったのは
「女優として大成する可能性があると考えたから」です。

テアトルアカデミーは最短0歳から付属の児童劇団でタレントを養成し始めて、その結果一般的な?芸能界へ入っていく方が多くいます。
上のページにあるように、遠藤璃菜さんほどドラマ等に出ていたら女優として階段を上がる可能性が高いのではないか、と考えていました。
仮にTVアニメでメインを張っていても、自ら志望しないと声優方面にはいかないだろうと。その辺りが読めませんでした。

遠藤璃菜さんは2016年以降も、俳優・声優とも活躍を続け、2022年度付けでテアトル出身声優が所属するATプロダクションに入所されました。
そして、ちょうど当記事の公開日にメイン役のアニメの情報が出た次第です。甘々と稲妻と同じ作者の原作であり、今後さらにアニメに軸を移していくかは不透明ですが、注目して観ていきたいと思います。

一方、下表の通り、これまでの年少の方の指名を振り返ると、声優事務所所属か声優になる公開オーディションを受けた方(+その両方)でした。

新人女性声優選択会議における中学生以下の指名(2022年度まで)

そして今年2022年、私が青木遥さんの指名に踏み切れたのも、所属するYOUボイスが“小学1年生からレッスンを行っているキッズ声優養成所”という旨をHPに記していたからです。

もっとも、今後青木遥さんがどのような進路を選んでいくかは分からないのですが、少なくとも現状は小中学生対象で声優専業と思われる事務所(養成所)に所属していることから、
このまま声優の道を進んだ場合の期待度を考え指名しました。

たとえ毎週1分のアニメでも、ちいかわという広く名前が知られているキャラクターの声を小学5年生で担当している希少価値があります。
角川直系のアニメスターに成長されることを祈っております。

(2022/11/16追記)
81アクターズスタジオが新たに小学生を対象としたコースを始めるとのことです。

ここから今後、81プロデュースの未来を担うような声優が出てくるのか、そもそもそういう温度感なのかも分かりませんが、
少なくとも小学生から声優に向けたレッスンをする、というトレンドは続くと思います。声優養成所にとって顧客の新規開拓になります。(声優を職業として既に認識できている子供が増えていることも背景にあるでしょう)

81も吹替系の案件が多いので、小学生から少しずつ売り込んで、やがてアコギや落語やバスケまでこなすマルチな声優に育てていく…のでしょうか。
今後数年は楽しみに見守っていきたいと思います。

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