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人生初の交通事故はオーストラリアでした

こんにちは。

今日はちょっと落ちた話。

つい先日、人生で初めて交通事故を起こしてしまいました。

場所は交通量の多い、でも規模の小さい町中の一車線のラウンドアバウト。

日本語では環状交差点と言うそう。日本ではみたことがなかったので、参考までにトップの画像をラウンドアバウトにしてみました。

ルールは慣れればシンプルで、すでにラウンドアバウト内にいる車、自分の右側で待つ車が優先です。

前も住んでいた町に戻って来て、慣れた道をいつものように運転しているつもりでした。完全に気が緩んでいたと思います。

交通量の多いラウンドアバウトに入る前、いつものように一時停止。すでにラウンドアバウト内にいる車、そして右側から入って来る車を見送ったタイミングで進入してほんの数秒後、

車の右後方にガッと強い衝撃を受けました。

その瞬間後ろから車がぶつかってきたことはわかったのですが、

なんで?この車どこから来た?

って感じでプチパニックに陥りました。

ラウンドアバウトを出てすぐのところでお互い車を止め、話し合い開始。相手はオージーのお兄さんで、途方に暮れた様子でした。

お互いの話を聞いて状況確認をしたところ、

相手は私の反対側、正面から進入。右折しようとぐるっと回っていたところへ私の車が入って来たので急に止まれなかったとのこと。

今思い返しても、相手の車が進入していたことに全く気づかなかったので、右側からの2台目を見送ったことで安心して、向こうから入ってくる車への注意が足りなかったのだと思います。

結構思いっきりぶつかったのと、相手がラウンドアバウト内にしてはスピードが出ていたので私の車の右後方はベコっと凹み、ブレーキランプも割れてしまいました。

相手の車はピックアップトラックで、フロントに頑丈なカンガルーバーが付いていたのでかすり傷のみ。私の車のダメージが結構大きかったのもそれで納得。

私は任意保険に加入していなくて、相手側の保険会社に連絡した方がいいのか、警察に連絡していいのかなどお互い初めての事故で途方に暮れてたところに、事故を目撃した?通りがかりのお姉さんがわざわざ車をとめて、仲介に入ってくれました。

彼女曰くこのシチュエーションだと、警察を絡めた事故処理をすると、お互いの過失の割合にもよるが交通法違反の罰金をどちらかが払うハメになる(状況的にほぼ私)ので、警察へは連絡しない方がいいとのこと。

オーストラリアは交通違反に厳しいことで有名ですが、免許の点数を引かれるだけでなく罰金も日本と比べ物にならないくらい高いです。スピード違反だけでも$300以上なんてよく聞く話。

ラウンドアバウトでの違反を後日調べると平均で約$3,000の罰金がQLD 州では課されるそう…事故処理しなくて本当によかった。

しかもどちらの車も運転機能に問題はないし、誰も怪我もしていないのでこれくらいのダメージならこのまま帰るのがベストだよ。と言われました。

詳しくは聞いてないのですが、このお姉さん交通関係に詳しいとのこと、ロードなんとかと書かれたキャップをかぶっていたので信頼度は高そう。

幸い相手の男性も怒ったりすることもなく平和的に?示談でことを終え、最後には「ごめんね」と言われました。本当にこっちがごめんねなんです。

後ろのライトが一個壊れたままとりあえず帰宅。

車のブレーキライトが壊れたまま道を走るとこれまた交通違反になるので、相手の男性から教えてもらった修理工にすぐ連絡して車を持って行きました。

修理工のおじさんと色々話しながら改めてダメージを確認すると、やっぱり結構凹んでいる。本当に心も凹みました。

まずはライト部分を直すことが最優先で、でも凹みが結構大きいのでライトのガラス?をうまくハメ直せるかやってみないとわからないとのこと。

ボディのパーツ取り替えとなると、JEEPはオーストラリアでもあまりメジャーではないためパーツを見つけることができるかリサーチが必要と言われました。

この車にたくさんお世話になっているので愛着たっぷりですが、やっぱりメジャーな日本車の方がこんな時に安心だなと改めて思いました。

こんな感じで車を預けて今日で3日目、いつまで修理に時間が必要かわからない、もしかしたら2週間以上と言われたのでもう気長に待とうと思います。

今日から出勤予定だったファームにも連絡済みで、前も働いていた職場で馴染みのマネージャーだったため、とりあえず車が戻ってからの出勤でいいよと言ってくれました。

幸い、今のシェアハウスはスーパーまで徒歩15分くらいだし、シェアメイトも車を持っているメンバーがいるのでちょっとしたお出かけには困らずに生活できています。

事故の当日はだいぶ落ち込んで、もう運転したくないなと思ってしまいました。

オーストラリアで運転し初めてもうすぐ1年、日本での運転歴を合わせると10年間、今まで交通事故を経験しなかったので、変に安心しきってそれが今回の事故につながったのかなと強く反省。

でもちょっと時間が経って、少し前向きになって、まだ修理に最終的にいくらかかるかわからないけど、人生経験のレッスン料だと思うように腹を括りました。

何事も起きたことは変えられないし、交通事故は誰にでも起こることだし、誰も傷ついてないから良かったんだよと励ましてくれたシェアメイトにもだいぶ救われました。

反省と学びと感謝。

車も仕事もない田舎でのスローライフをどうにか満喫したいと思います。

以上、交通事故の記録でした。










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