【思考整理】頑張りどころ
「頑張りすぎるな」という言葉。
様々な配慮がなされるこの御時世。
「応援しているけどプレッシャーをかけすぎたくない」という優しさから良く目にするようになった言葉。
ですが、この言葉を鵜呑みにして「頑張りすぎず…頑張りすぎず…」とやってしまうと頂点を掴むことはできないのかもしれないと最近考えています。
僕はこれまでの人生でどうしようもない絶望を味わい、死の淵に立たされたことがあります。
そこから立ち直るためには「頑張りすぎないこと」であったり「少しづつ頑張ること」が大切になってきます。少し頑張れた自分を毎日褒めて、自己肯定感を上げていく。頑張れなかった自分を許してやる。「死」という最悪の手段を選ばないようにするための防波堤。戦略的撤退をしながらも人生を歩んでいくための作戦なのです。
そういった戦略で生きた結果、僕は絶望から立ち直ることができ「死にたい」と思うようなことは減りました。
言わば、マイナスからゼロへ。
フラットな状態になることが出来ました。
ゼロの状態に戻るとこんな気持ちが浮かんで来ました。
「何かを成し遂げたい」
マイナスに落ちる前に考えていた夢がフツフツと蘇ってきたのです。
ですがここで大きな壁が立ち塞がります。
「あれ?思ったより頑張れなくなっている」
頑張りすぎない癖が染み付いてしまい、プラスαの努力ができなくなっていました。
「死なないように」と生活してきたので「死ぬ気でやろう」ができない。
生きるための防波堤、防御壁が成功に向かう道に立ち塞がっている状態。
頑張れない。
でもやるしかない。
頂点を掴む者は全員ではないにせよ、大半が「死ぬ気の努力」をしています。
努力した人が全員報われる世界ではありませんが、少なくとも成功者は「死ぬ気の努力」をしたから幸せを掴んでいる。芸人に限らない話です。
今の自分はゼロの状態。
人生を上向かせる為に、死ぬ気の努力はできるのでしょうか。
今の自分の状態では、今すぐに死ぬ気の努力はできません。
ですが 、「頑張れ」という言葉を原動力に、少しづつ時間をかけて、ポジティブな意味で死の淵に向かって行けたら本望です。
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