98社落ちた人の就活戦法

私は人生の中で2社しか内定を取ったことがない。
1社目は新卒で入った会社。
2社目は転職で入った会社。
以上だ。

面接は人よりも受けている。
これまで受けた企業はおよそ100社。100社も受けて、内定をとったのはわずか2社。ある意味就活下手なのかもしれない。

それでも、その2社では、自分の好きなことを仕事に出来ている。

対策は特にない。
企業の業績を調べることもほとんどないし、どんなことをしてる会社なのかをホームページを見るくらい。
面接では、ただ自分がこれまでやってきたことを普通に話すだけ。

そう、まさに
「石つぶて、100回投げたらどっかに当たる」戦法である。

ただ、この戦法は自分の中ではなかなか気に入っている。
面接対策本の作者が聞いて鼻で笑いそうだが、
たくさん面接を受けるという行動が、何よりも対策だと思う。

もちろんお祈りメールは辛い。
祈られすぎて神様になりそうなくらい祈られるが、
人間、祈られすぎると割と祈られ慣れるものなのだ。

最近はもう「相性が悪かったんやな」の一言で終わることが出来る。

ただ1つ、私が意識していることとすれば、興味のある方向に石つぶてを投げることくらいだ。

こういう系の仕事、やってみたい。
という方向に向かって無限に石つぶてを投げる。
もちろん、やりたい仕事は倍率が高いので、他の人もたくさん石つぶてを投げている。
中には、その企業に対して思いが固まった巨大な岩を投げる人もいる。そういう人は確かに当たりやすいけど、持っている数も少ないから、1つが当たらないとそれで砕けてしまう。

私は、大きくもない岩を大きく見せて投げることはない。ただ、小さなつぶてを投げまくる。

行きたい方向に向かって石を投げ続けること。

そうすれば、いつか誰かに当たったり、拾われたりするものだ。