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ロキサスってなんで強いの?

はじめに

この記事は「ロキサスってなんで強いの?」っていうところをできるだけ詳しく言語化することをコンセプトとしたものです。

書こうとした理由はどんなデッキを相手にしても言えることですが、漠然と「強すぎるデッキ」だとおびえていることが非常にもったいないことだと思っているからです。

相手を理解することは勝負ごとにおいて非常に重要なファクターなのです。

ですのでこの記事は「ロキサスを始めてみたい」、「ロキサスってどう回すの?」という方向けではありません」。

どちらかというと「ロキサスに勝ちたい」、「ロキサスのことをもっと知りたい」といった方向けです。

マリガンとかは書いてませんよ。ごめんね。


文章の執筆は初心者ながら一生懸命書きましたのでよろしくお願いします。


ロキサスエルフというデッキ

ロキサスエルフは、疾走フォロワーを含めた中盤の大量展開を得意とするコンボデッキです。

最速5ターン目に展開されたフォロワーたちを起点に流れをつくったりそのまま押し切ったりすることが基本的なゲームプランとなります。

一度回ればどんなデッキでも手が付けられなくなるパワーが魅力で、ランクマやレート、大会、プロリーグでも人気なデッキです。


…え?そんなこと誰でも知っているって?


…そうですね。自分が思うオリジナルな表現をするとしたら


主役を引き立たせる名脇役たちのデッキです。



・・・は?


すみません。ちゃんと説明しますね。

ロキサスエルフにおけるロキサスはコンボのきっかけに過ぎません。

シャドバで勝つためには基本的に相手リーダーの体力を0にする必要があります。しかしデッキ名になっているロキサスはゲーム内でほとんど相手リーダーに攻撃することはありません。

リーダーに攻撃をする役割を担っているのがこちら、名脇役の皆さんです。

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※多くの打点をたたき出してくれる皆さんを今回はピックアップしましたが、コンボのつなぎ目となるアクセラやサジタリウスさんたち、乗り物を出してくれる皆さんももちろん名脇役です。

※むしろ彼らが主役なのでは?という疑問点は多少残ります。


そんな優秀なカードたちですがロキサスエルフの強さを象徴しているのがこちらの方。

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ヴァーミンハンターが強いのはアクセラの時から知られている通りです。しかし、皆さんヴァーミンが強いのは単体のカードパワーが強いからだと思っていませんか?

もちろんそれもありますが何といっても、ヴァーミンはこのデッキの主役であるロキサスの強さを最大限引き出すカードとして優秀なのです。


ロキサスとヴァーミンハンター


ロキサスエルフは前述のとおりコンボデッキです。パーツをため込み1ターンにたくさんのカードを使うことを目標としています。

そのためロキサスの始動のタイミングで相手の場にフォロワーが数体いるときロキサスは100パーセントの力を出すことが出来ません(盤面の除去はできたとしてもロキサスの進化による1面の除去。他の乗り物に乗っている疾走は基本的にリーダーの体力を削るために使いたい。)。

そのため相手側が考えることは、「ロキサスに100パーセントの力を出させないこと」です。


しかし、ヴァーミンの存在はロキサスを緩和しに来た相手の盤面を除去しながら無視のできない盤面を作ることが出来ます。

逆も然り。ヴァーミンを警戒してヴァーミンを出させた後に盤面を返せるような準備をしても(ヴァーミンで作れる面はそれほど強くはない)、ロキサスの始動によってなかなか返せない盤面が作れます。

つまりヴァーミンハンターとロキサスは同じタイミングで出せるカードとしてお互いの弱点を補強し合っており、相手に選択を強要させているのです。


さらに7ターン目以降にはその2枚を組み合わせた除去と大量展開を両立できるという犯罪っぷり。それは強いさそれは。


有利不利について

話は一旦変わりまして、デッキの有利不利について書いていきます。

各デッキには当然得意なことと不得意なことがあります。

例えばアグロネクロであれば、序盤から中盤にかけての攻撃は得意ですが、中盤以降は攻撃耐久ともに心もとなくなってしまいます。また清浄ビショップであれば、中盤から終盤にかけての耐久力は高いですが、序盤の除去力には不安が残ります。

このような得意不得意の中で、対面によって「このデッキが得意なことは相手にとっては不得意だ」のようなことがおこることによって有利不利は決まっていきます。


ロキサスの得意不得意

以上の点を踏まえてここからはロキサスの得意不得意について書いていきます。

ロキサスが得意なことは前述のとおり中盤の展開力です。

ロキサスの展開力は同じく中盤の展開力に優れているようなデッキや、中盤の除去力が得意なデッキに対しても有効なほどに強力なものです。後述する弱点をもカバーできるパワーを持っています。


逆にロキサスが苦手なことは序盤の除去力です。

コンボデッキである以上コンボに使うカードやサポートするカードが多く組み込まれているため現在のテンプレートの構築には除去スペル等が入っていないことが多いためです。なので、ロキサスは先に盤面を展開されるとコンボパーツを除去に回さなければならない不利な試合となってしまいます。


もう一つ弱点を上げるとするなら終盤のリソース不足です。

1ターンにカードを多く使う以上手札が少なくなり、思ったように動けなくなることが多いです。なので、展開力に対して耐えきることが出来れば逆転が望めます。


まとめると、ロキサスに勝つには序盤に攻め切るか、大量展開に耐えるのがよさそうだと分かります。


結論

結局ロキサスがなぜ強いのかというと

・明確かつ強力な得意技を持っている

・得意技をサポートできる強力なカード(特にヴァーミン)が存在する

の2点に集約されます。


逆にロキサスに勝つには

・序盤に攻めて上手くコンボを成立させない

・強い展開を防ぎきる

が有効です。


今回は僕が今季使っているロキサスエルフをテーマに書いてみました。

このデッキは何が得意で何が嫌なのかを考えることは自分が使っているデッキでもよく相手にするデッキでも大事なことです。

ここに書いてあることすべてが誰にとっても正しいとは限りませんが皆さんがランクマやレートを回すのにあたって役に立っていればうれしいです。


では。


P.S. 

質問、感想ありましたらこちらのDMやリプライ等でお願いいたします。

@Nastya00975946











 

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