ニコニコ動画(夏)(秋)(冬)時くらいが視聴ピークだったインターネット老人の話

2006年、ニコニコ動画のサービスが開始されました。・・・・・・いやさすがに私も、サービス開始時からユーザーであった訳ではありません。

ニコ動のサービス開始時・・・会員にならなければ動画が見れませんでした。
(現在のニコニコ動画は非会員でも動画が見られるようですね。一部機能に制限があるみたいですが)

私はそれまでどこかのWEBサイトに会員登録するという経験がなく、ニコ動にたいへん興味を持っていたのに利用を尻込みしていたように思います。


まぁ、そんなこんなで私がニコニコ動画のヘビーユーザーだった時期は、ニコ動で人気の曲をメドレー形式にした「組曲『ニコニコ動画』」が最初に作られたあたりの(おそらく)黎明期でした。

私は視聴のみの利用者でしたが、思えば日を追うごとにいろいろなサービスが開始されていったように思います。

ニコニコニュース、ニコニコチャンネル、ニコニコポイント、ニコニコ静画、ニコニコ生放送等々


利用開始直後くらいの時期は
何分貧乏学生であり非プレミアム会員であったため、18時を過ぎると画質が悪くなる(逆に午前2時を過ぎると通常画質での再生が可能となる)エコノミーモード(低画質モード)の時間帯に翻弄されたり、気に入った動画をPRすることができるニコニコポイントに憧れたり・・・

「(低画質モードなどの利用の不便さに)文句をいうなら金払えばイイじゃん」が出来なかった学生時代。
それでも何時間もパソコンの前に貼り付いて動画を見ていたように覚えています。


ニコニコ動画の醍醐味といえば何と言っても「動画の画面上にコメントができる」ことだと思います。
その動画に対する感想を「ここがイイ!」と思った瞬間に書きこめ、同じように感動した人とそれを共有できるライブ感、
「真っ赤な誓いいいいいいい」などのニコ動内でもブームになった特徴的な弾幕、
「コメント職人」と呼ばれるコメント機能を最大限に使用し動画をコメントで盛り上げ彩る人々・・・・・
動画の内容だけでなくそれらの数々も視聴者を飽きさせませんでした。


そして、星の数ほどのボカロ曲、歌ってみた、踊ってみた、演奏してみた、合唱してみた、MAD、MMD(MikuMikuDance)動画などのクリエイティブな動画の数々。

最近のアプリに配信されて盛り上がるほど往年の名曲になったボカロ曲の数々、作詞や作曲家になった人々、歌ってみた・踊ってみた動画等から有名になった人々、ニコ動への投稿をきっかけにクリエイターになった人々も多くいると思います。

私はおそらく、その方々が今のようなプロになる前・・・アマチュアだったころの投稿動画をたくさん見たのだろうと思います。
なんだか贅沢な話です。
見ていた当時は、動画の内容やクオリティにとても感動することはあったけど、動画の作り手がやがてプロの道を歩むなんてあまり意識したことはありませんでした。


一次創作だけではない、二次創作・三次創作的な動画もニコニコ動画にはたくさんあります。元ネタとなった作品への愛がふんだんにつめこまれた動画の数々を見ることももちろん大好きでした。
(たとえほんのちょっとだけ解釈違いな作品があったとしても(笑))


「迷作」と呼んでもいい作品の数々も立派なニコニコ動画の一部だと思っています。著作権問題とイタチごっこの争いを繰り広げていたとしても、パロディにしては下品な方向に振り切りすぎてるな・・・と思ったとしても(笑)


昔のように、10年付き合ったヤツを紹介する後方彼氏面できるほどのベビーユーザーだった(毎日何時間も動画みてた)頃とは違うので、私から今のニコニコ動画にアドバイスできることは何もなく、こうして楽しかった視聴の思い出を語ることしかできませんが、お題企画「 #わたしとニコニコ 」の賑やかし要員にでもなれれば、と思い記事を作成しました。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました🙇‍♀



・・・・・・今も削除された動画みたらアナウンスする慇懃無礼なおねえさんの声と
炭酸が抜けたサイダーみたいな笛の音色聞けます??
(時報が廃止されているらしいことには驚きました。え、「ニ〜コニコどうが♪」
てもうないの??)

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