「お人形遊びの世界」の中で住んでみたいなぁと思った話

私の親類の子どもが、3月に4歳の誕生日を迎えます。
「みおちゃん」という、とってもかわいい女の子です。

私はその親類の方に
幼少期からとてもお世話になっていて
現在も仲良くさせてもらっています。

もちろん、みおちゃんのことも彼女が0歳のときから知っていて
たまにですが一緒に遊んだりします。

赤ちゃんだったみおちゃんが
4歳になる今では、私とちゃんと言葉のキャッチボールができますし
会うたびに成長していく様子は
とても微笑ましいし嬉しいです。


成長というと、一緒にお部屋遊びをするときの内容も、(当たり前ですが)0歳のときと現在では大きく異なります。

赤ちゃんのときは、手にとれる小さい物は口に入れてしまうため、小さなおもちゃ等はみおちゃんの近くに置いたりしなかったのですが、今はレゴなんかをひっぱり出してきたりします。


現在お部屋遊びをするとき、みおちゃんに
一番楽しんでもらえる遊びは
「ごっこ遊び」です。

小さいお人形に「〜に住んでいる」
「いま〜をしたいと思っている」
等の設定をつけて、
その設定の中で、夜が来たら眠り朝が来れば起き、お料理をしたりご飯を食べたりします。

みおちゃんと一緒に「ごっこ遊び」で遊んでみて
私も小さい頃に姉や妹と夢中になってごっこ遊びをしたことを懐かしく思い出しました。


リカちゃん人形やセーラームーンの着せ替え人形、シルバニアのどうぶつたち、
キティちゃんやけろけろケロッピなどのサンリオの小さいお人形・・・

一昨日3月3日のひな祭り、
近年は飾ることはないのですが
子どもの頃は毎年飾っていた雛人形の祭壇に
雛人形以外の小さな人形やおもちゃをたくさん並べて遊んでいたことを
みおちゃんと遊んで思い出したりしました。


そうしてふと私は思ったのです。
「どこでも住めるとしたらどこに住んでみたい?」と聞かれたとき
私が住んでみたいと強く思ったのは
私が小さい頃に遊んだ、
また今はみおちゃんと一緒に遊んでいる
この「ごっこ遊び」の中なのだと。


それは家に帰るときや、父母に「お片付けだよ」といわれたら泡のように消えてしまう世界かもしれません。
かと思えば、次に遊びに来たときに同じ設定で世界がはじまったりします。

でも「ごっこ遊び」の人形たちは
皆自分が主役であるし、独自の世界観の中でのびのびと暮らしています。
なにより、「ごっこ遊び」をしている
みおちゃんや私は「楽しい!」と思いながら
遊んでいる。

「楽しい!」と思いながら作られた世界の中で
のびのびと暮らすことができ、
主役は私自身、しかも私は様々な「自分」になることができる。


『どこでも住めるとしたら』というお題をみて、私が住んでみたいと思ったのは
「お人形遊びの‘‘ごっこ‘‘の世界」の中ですかね。



最近noteを始め、こちらの「どこでも住めるとしたら」というお題を拝見し
面白そうだ!と思って書き上げたのですが、
書いた後で募集要項を確認すると
「いやコレ企画の趣旨からハズレてるやん(笑)(笑)(笑)」と思ったのですが
もったいない精神で投稿します。

企画の趣旨から外れているっぽい内容のものを投稿していること申し訳なく思っていすが、せめてサクラにでもなれたら…(春だけに)

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