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Nashyのユリイカ小屋

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世の中のちょっとした気づきを綴っています。
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ニセコ に住む人々 #08 Yさん再び - 縁は人が運んでくれるもの

当シリーズ「ニセコ に住む人々」は、私がニセコ で出会った人々をこっそりと取り上げ、そしてまたその人との関わりから学び取ったことをこっそり紹介している記事だ。 ▼これまでの記事はこちらからどうぞ #01 プロ・スノーボーダー Eさん - 幸せの在り方は人それぞれ #02 不動産会社 Tさん - 陳腐な同情なんていらなかった #03  "おとなりさん" - りんごケーキ2切れを6人で食べる #04 整骨院院長 Dさん - 何歳になっても、挑戦し続ける  #05 Yさん -

「自分がそこに居ないこと」を恐れてやまない人たち

最近、私は「春」を感じている。 「春」とは一言に言っても、桜をはじめとする草木・花たちの芽吹きや開花、花粉、つめたさに暖かさが混ざる風、やわらかな日差し、浮きたった人の心、変質者の出現、身近な人の門出、学業や仕事の新たな年度の始まり...と、「春」を形容するには様々な対象があるだろう。 あなたは何に、春を感じるだろうか? 私は、「スキー場の雪が溶け始めたこと」に、春を感じている。 FOMOまつりの現代「FOMO」ということばをご存知だろうか? "Fear of mi

自然は、先生だ。

このシーズン中、履いていたものといえば、SORELのブーツに、スノボのブーツだ。足下がもたつく感じがあるが、これがデフォルトだったのですっかり慣れてしまっていた。 3月の終わり頃、家のまわりや山にはまだ雪が残っているものの、道端からはついに雪が消えた。 久しぶりに、スニーカーを履いてみることにした。すると、途端に、長い間忘れていた感覚が足もとに舞い戻ってくる。 ものすごく、軽いのだ!もはや、裸足の感覚。軽すぎて、飛べそうな気がするし、なんだってできるし、どこにでも行けそ

答えは、自由で良い。

5秒で良いので、この絵をじっくり見ていただきたい。 あなたには、何が見えるだろうか? 空?色?ざらざらとした質感?そもそも論ではあるが「スマホの画面」だろうか? 「イラストレーション」という性質上、抽象的なイメージよりも、「これは"何"である」と具象的なモチーフが見出せて、人に伝わりやすいものを描くことが多い。 この絵も例外ではなく、私の大好きなニセコ の名峰・羊蹄山を描いたつもりだ。 ある日、羊蹄山の上に浮かぶ雲の形が愛くるしく、帽子の形に見えた。すると、山肌に見え

「発信する側」になって、気づいた大事なこと7つ

あなたの周りには、何かを発信したり、何かを始めてみたり、何かに「頑張っている人」はいるだろうか? 私の場合、結構いるなあ、と思っている。そしてまさに今、私自身が、一抹の罪悪感を抱きながらも「イラストレーター」 と名乗り始め、絵や文を公に公開したりして、約3ヶ月になる。 「たいした絵も文章も発信してないやん!」と言われてしまえば、ぐうの音もでないのだが、今まで発信をしてこなかった自分が、微力ながらも「何かを発信する側」になってみて、日々思うことが出てきたのでシェアしたい。