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ニセコ からの便り

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北海道・ニセコ への移住のきっかけ、ニセコ で出会うおもしろい 人々、雄大な自然、美味しい農作物。Nashyの視点から見る、リアルなニセコ ライフをお届けしています。
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#田舎暮らし

ニセコ に住む人々 #08 Yさん再び - 縁は人が運んでくれるもの

当シリーズ「ニセコ に住む人々」は、私がニセコ で出会った人々をこっそりと取り上げ、そしてまたその人との関わりから学び取ったことをこっそり紹介している記事だ。 ▼これまでの記事はこちらからどうぞ #01 プロ・スノーボーダー Eさん - 幸せの在り方は人それぞれ #02 不動産会社 Tさん - 陳腐な同情なんていらなかった #03  "おとなりさん" - りんごケーキ2切れを6人で食べる #04 整骨院院長 Dさん - 何歳になっても、挑戦し続ける  #05 Yさん -

続・羊蹄山は今日も、無い。

北海道・ニセコ で過ごす2回目の冬。 昨年に引き続き、羊蹄山は今日も、無い。 それも、もう約1ヶ月ほども「無い」のである。 ※コトの背景は、下の記事をどうぞ↓ 以前住んでいた家は、リビングから羊蹄山を臨める間取りだったため、望まずとも「ある」瞬間を捉えることが可能であった。 現在の家においては、一部の部屋は羊蹄ビュー付きではあるが、日中の大半を過ごすスペースからは見られない。そのため、もしかしたら一時はそれが「あった」のかもしれないが、この1ヶ月の私の行動範囲の中で現

ニセコ の田舎暮らしで気づいた、マクドナルドが長年愛される理由

初のエッセイでは、便利な東京を離れ、ニセコ での田舎暮らしをはじめてみて感じた「マクドナルドが愛される理由」について、私なりの考えをお伝えできたらと思います。 「マック食べたい」は突然にやってきた。ニセコ 暮らしを始めて約1週間した頃、どこからともなく湧き上がった食欲。それは「マクドナルドが強烈に食べたい」というものでした。 さっそくGoogle MAPで最寄りのマクドナルドを探してみると...... なんと、ニセコ にはマクドナルドが無かったのです。 マクドナルドが食

羊蹄山は今日も、無い。

我が家のリビングからは、晴れていればニセコ の名峰・羊蹄山(ようていざん)が見える。そして、それが見える日はあまりない。 冬の羊蹄山はシャイらしい。 こちらに引っ越して来る前から、山好きの私は、それの富士山のようなフォルムの勇姿を見ることを楽しみにしていたのだが、顔を出してくれる日はそう多くない。 「羊蹄山、今日も"無い"ね。」という会話が、我が家では日常茶飯事になっている。 しんしんと降り続く雪の向こうでは、灰色の雪空が深い奥行きをもって広がり、山の気配すらも消して

「世界のニセコ」 ってこんなところです。実際住んでみてわかったニセコ のおもしろさ。

我が家から車を10分も走らせれば、そこには「世界のニセコ」と呼ばれるスキーリゾートが広がっている。 今回は、ニセコ を知らない人に向けて「ニセコ ってこんなところですよ〜」とニセコ のおもしろさをお伝えしたい。 かくいう私自身もニセコ に住みはじめてまだ2ヶ月にも満たないので、「ニセコ 初心者からみたニセコ」 として楽しんでいただけると嬉しい。 ニセコ の概要「ニセコ 」は、北海道の後志(しりべし)総合振興局(※北海道における行政区画の一種だそう)の岩内町、共和町、倶知

今だからできること。ニセコ に「お試し移住」をした理由。

パンデミックにより、見直されている働き方、ライフスタイル、価値観。 昨今、地方での転入者数が増えていると聞く。もうすでに移住をした方も、移住を考えている人も、移住まではいかずとも、ワーケーションで数ヶ月リフレッシュしたいと考えている人も多いのではないだろうか? そんな人たちに向けて、本日は、なぜ私たちが「今」北海道の「ニセコ 」にお試し移住したのかをお伝えし、こういう人もいるんだなーぐらいに認知してもらえたら嬉しい。そして、移り住む環境は整っているけど、なかなか踏み切れな

つねに最安値を求めていると損する理由

スーパーの惣菜や日用品、衣類、電化製品、趣味用品...何にしても、できることなら「最安値」で買いたいものだ。それに、最安値という値段よりも、「最安値で買えた」という購買体験自体が、気持ちよかったりするのではないだろうか? しかし今回、何を隠そう、「つねに最安値を求めている私」が、「最安値を求めなかったことで」、良いことが巡ってきたので、シェアしたい。 車がなければ生活ができない私は今、パートナーのマイコーさんとともに、北海道のニセコ でお試し移住をしている。 そして、田舎