衆議院選挙雑感
菅総理が地盤にしている横浜市長選挙でのまれに見る惨敗を受けて、「これじゃあ、衆議院選挙戦戦えない!」と言って、次に出てきたのが岸田。
えーと、正直、総理になれるほどの顔の売れ方も名声も現段階で足りてないよね?
というか、コロナで雇用も経済もボロボロにされてるのに、自民党の総裁選挙でぶちあげた「令和版所得倍増計画」が、衆議院選挙ではほとんど振れず。
他方、野党も野党一丸がスローガンのようだけどまとまりに欠ける。
「統一候補にしたら他の党の票の全部が足し算出来るぞ!」は夢物語で、実際は人は感情があるから「連合は共産党とは組みたくない」「自動車労連や電力労連は共産党もれいわもヤダ」ってのが分からない。
さらには山本太郎氏の選挙区出馬の独断専行で、選挙前から空中分解リスクが詳らかにされていました。
「異端は異教より憎し」というフレーズがある(正式表現不明)
異教の対立軸が自民or非自民であるとしたら、異端の対立は非自民の中での主流派争い。ほら、早速後者は内ゲバ戦犯探しが始まっているようだ。
最後に個人的な感想を。
やだよー、こんなに維新が伸びるのなんてやだよー。自民党の改憲案だけでも、ゆる自民支持の僕でも「これはない」って断言するほど酷い内容で、これに自民右派より更に極右の維新が合流する。
すると、家制度だの親学だの家族制度だのが「個人の幸せ」を考えられるのではなく、「かくあれかし祖国」が優先される憲法…、憲法まで行けなかったら法律で努力規程ぐらいにはしそうだよね。やだねー。
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