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vol.26 ∬∮ ∬梨茄子より はるのひざし ∬∮∬

梨茄子が不定期で発行しているメルマガのアーカイブです。
お送りしたものをほぼそのまま載せています。

2022年3月12日10時発行
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 おはようございます。梨茄子のたちくらです。目覚めた時の空気の冷たさが隙だらけで、いよいよほんとに春のようです。植物がのびのび成長し始めて、体の中からむずむずしてくるようなこの季節が一番好き。毎日花粉症の薬飲まなきゃいけないけどやっぱり好き。

◇◆猫とか犬とか◆◇

 去年とある猫さんに会ってから、猫の魅力の解像度が劇的にアップしています。その猫さんはそれまでに会ったどの猫より人懐こく、ごろごろまんまるの目で見つめてきて、ふわふわで滑らかで抱っこする腕に絶妙に心地よい重さをかけて、でもすぐどっか行っちゃっう、これがツンデレ…‼︎ 圧倒的犬派を自負するわたしの価値観に大いなる揺さぶりをかけてきました。

 生まれた時からそのへんに犬がいたおかげで、犬の気分を汲み取るのは得意で、なんなら人間より楽にコミュニケーション取れていたかもしれません。眼前のうれしい!遊ぼ!怒ったぞ!はそのまま受け取ればいいし、ダッシュ&ダイブしてくるその愛情だか愛着だか信頼だかは気兼ねなく信じてOK。人間みたいに言葉と行動がちぐはぐだったり、本心と違うこと言ったりしない。人間社会の複雑なコミュニケーションにぐったりだった幼いわたし、おうちに犬がいてよかったね。

 対して猫さんについては永遠の片想い状態で、道端の猫さんとの距離をミスって逃げられる毎日です。日々おやつを貢ぎひたすらに待てばいつか触らせてくれるだろうか…? あらゆる猫を手玉に取る岩合さんが空海上人にみえてます。

 ふと犬っぽい、猫っぽいっていう分類が気になって、手近なサイトで自分を診断してみたら【変幻自在な犬猫ハーフ系女子】て言われたけどなんだこの言い回し?性別はどうだっていいんだよ……もしや犬っぽい猫っぽいって恋愛用語だった?……猫系男子は意外と犬系女子に惹かれたりするのかへぇー………いやいや猫系男子を落としたいわけじゃないんだよ!! とここで正気に返り、このサイトを運営するマイナビに就活にこれ要りますか猫系向き企業とかあるのですかと疑問を投げかけつつ、我流の自己分析を試みました。激しく気分屋なのでおそらく猫。でも近年自覚しはじめたバカ正直さを鑑みると犬の可能性も捨てきれない。しかし思考と現れの意味不明さはまっとうな犬ではない。結論としては「素質はありつつシンプルな感情表現を許されない複雑な家庭環境に育った犬」に落ち着きました。 

(でもそもそも犬猫のニ択の限界は感じていて、犬猫縛りを外すなら、ビジュアルはエノキタケ、挙動はプレーリードッグ、存在はナマケモノと自認します。ナマケモノの明らかに生存に適してないよねよく生きてんなって感じに心の中でみーつー!!て叫んでいます)

 品種にこだわるのは品がないと思いつつ、実は憧れの猫の品種があります。なんか、すごい、でかいやつ。大型猫メインクーン。ふわふわな毛に覆われた体は重さ9キロ、体長100センチ、抱っこはもはやハグの様相。ハグしたい……重っって思いながらフカフカに埋もれたい……と妄想を膨らませたところで。あ。タムを抱っこしたいだけだ、と気づいてしまった。3年前の今頃死んだ、美人でばかで愛おしい愛犬タムは、メインクーンよりちょっとだけ大きいくらいのサイズで、同じくらいフカフカでした。猫みたいく柔らかくないけど、抱っこしたら暴れるけど、猫さんよりタムを抱っこしたいなぁ。もうできないけど、触れないけど。かわいかったなぁ、タム、ちょいちょい自分が思ってたよりタムのこと好きでびっくりするんだよ、もう会えないのになぁ、どうしようかなぁ。

◇◆ちかぢかの梨茄子◆◇

≪レポ係とかPとか≫
円盤に乗る場
毎度説明するのが面倒になってきました、今月乗る場です!定番の乗る場の日(お布団の得地さんがホスト)のほか、『トロイアの女たち』を声に出して読んでみる会があります。思ったより大したことしてません。吹けば飛ぶ気軽さでぜひどうぞ~~~

≪辻村優子 ワークショップ≫
標本空間vol.2『遊び場的ワークショップ集』でWS『ポーズを着る』
スタディ・グループ「松井周の標本室」で、つじこさんが新作WSをします。つじこさんより→ 他人の服を着てみるように、他人のとったポーズを借りてみたらどんな事が起こるのか?! 俳優と美術モデルでの体験からワークショップを立ち上げてみました ←とのことです。わたし美術館で描かれた人をこっそりまねしがちなんですけど、もしや、これは。

◇◆下駄くんからなにごとか◆◇

 たちくらが書いた文字だけで文面が埋まるのが気持ちわるくなってきたので、今回から下駄くんに一言もらうことにしました。
⇩では下駄くんどうぞ⇩

 動物は苦手です。言葉が通じないので。
 小さい動物は勝てそうなので比較的まだ大丈夫ですが、大きな動物は負けそうなので特に苦手。ただ小さい動物も下手な触れ合い方をするとすぐに死にそうなので、あまり積極的には関わりたくない。
 動物園はコミュニケーションの必要がないから好きでも嫌いでもないです。

 こう書いていて気づきましたが「言葉が通じない=理解できない」と思っている節があります。
 ただ冷静に考えると言葉が通じるから理解できるなんてそんなこともないですね。

◇◆たちくらのお返事◆◇

 下駄くんを動物にすると何?ていうのを3日くらい考え続けたけれど正解に辿り着けず、ワニと思ったけどそれは明らかにこないだ行ったポンペイ展の影響で、今のところ下駄くんはヒトです、としか言えない。くやしい。ごくごく稀に、いぬ!!て思うことがあるんですが。犬のときは、レトリバーみたいな、洋風な大型犬(毛色は髪色に準ずる)にとてもよく似ています。


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