見出し画像

削ぎ落としたい

おはようございます、梨雪です。
素敵なお写真をお借りして、今日の「考え事」の投稿を始めます。


考えるのが好き

色々あるタスクを整理することが、比較的好きです。実行面は、まちまちですが笑
例えば、夏休みの計画。受験勉強。吹奏楽の練習メニュー。休日の過ごし方。
アルバイトで長続きしたのも「公務員試験アドバイザー」(合格体験記のブログ投稿)だとか、家庭教師だとかでした。整理して、伝えることまで含まれますね。

発想することも、結構好きです。
時間があったら考えたいごとリスト、これ欲しいなリスト、お洋服リストとか、まとめることが好きでスマホにリストを作っています。
自問自答ファッションもこの方向性として楽しんでいます。自分が何をしたいのか、何を考えているのかって実は分かりにくいので、そんな自分を客観視できる気がして、すごく好き。

感情の言語化、みたいなことも好きです。本を読んで「自分の言葉」で落とし込んだり、「刺さったキーワード」を集めたり。本から学びを得た気になれるし、それをリアルで生かせるような気がする。何より本を2倍3倍楽しんでいる気分がします。

考えるのが苦痛

真逆のことを突然言い出すのですが。わたしは考えるのが好きなはずなのに、なんだか苦しくないか?これ。と思う瞬間が時折あります。

今もそのパターン。
認知症で末期癌の祖母との向き合い方。(孫娘としてのわたしは忘れられている)
一人娘として介護する母が日に日にやつれていくこと。
入院先で脱走したがり拘束されてしまうことが問題で、本来必要のない入院付添を母がしていること。
母がそのおかげでまともに寝られていないこと。
祖母の問題行動などのため、すでに一つ目の介護施設から受け入れ拒否されたこと。
それを聞いた母の心が折れかかっていること。
遠方に住むわたしに何ができて、どのあたりまですべきかということ。

わたしのことなのですが、わたしの気持ちがわからなくて、なんとなく苦しいような、なんともないような。
当事者そのものではないし、わたしは今単に家の世話をしてるだけだし。

そう思っといたのですが、ふと気づくと自分が泣いていました。
何がしんどいのかは言語化できないのですが…会社から有給をいただいて、家人不在の実家で猫とうさぎといて、母のお話を聞いて、施設見学に付き添っているだけですし…

そんな頭の中は、ごちゃごちゃもやもやといろんなものが埋まっている状態。

削ぎ落としたい

うさぎの撫でて!に対応しながら、猫の「なぁーん」(何かの要求)に応えながら。そうして1人で鼻歌歌いながら、洗い物をしたりして。

あ、うさちゃんは大声出せないし大声嫌かな。いやいやうさちゃんは別に自分が声を出さないことについて何も思ってはないか。
そういやわたし、ないものとか欠けたものについて考え続ける必要ないのでは?ここにいることがすることだよね。なんで思い詰めようとしてたの?

今しなきゃいけないこと以外とりあえず削ぎ落とそう、とふと思いました。
ごちゃごちゃもやもやいろんなものが詰まった頭の中、一回クリアにして、削ぎ落として、輪郭だけにして、大事なものだけ詰め込みたい。

例えば、声のある音楽がつらいから、音だけの、しかもゆったりした曲を聞いてたい。
例えば、眩しすぎるとつらいから、あかりを抑えて、そっと横になりたい。
例えば、味の濃いものをたくさん食べられないから、軽くスープを飲んでおこう。
例えば、派手なお洋服や重いものが今は避けたいから、シンプルなミニマムなものを。

ジルサンダー

なんだかふと、
Design Without Decoration
(装飾なきデザイン)
を思い出しました。
ジルサンダーさんのコンセプト。

元々なんとなく心惹かれて
バッグや財布を見てたのですが、
今回の祖母の一件が落ち着いたら
鎮魂のために買ってしまおうか。

衝動的すぎるかもしれない。
けれどそんな思いつきで気分が上がったから、良しとしましょう。

お読みくださり、ありがとうございました。
もう少しパワーを得たら、自分の輪郭探し(コンセプト探し)に出かけたいと思います!

梨雪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?