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私は彼にうんちを見せている



※タイトルから失礼しております。



いつだったかなあ。

偏食息子が1歳近くにしてやーっと
やーーーーーーっとごはんを食べるようになり、それに伴って息子のうんちが大人のそれと同じような風合いになってきました。


離乳食初期からほぼほぼ続く息子の偏食に長く悩まされていたので、成果物のような気持ちで思わず息子にオムツのうんちを見せたのです。



息子「…………」



…だよね。
そりゃそう、そうなのよ。


この息子のうんちへの感動は、元ネタ(一般のうんち)を知ってるから分かるのであって、その反応はとても正しい。健やかに育ってるぞ、息子。



そこから、理由は無いけれど毎回息子がうんちを産み落とすと「今日の生産分です」と息子にも見せるのがルーティーンになっていました。

何を感じるのかなあと思って。


毎回、どんな反応だったと思いますか?




息子「………」


いや、だよね。
そりゃそうなのよ、そう。


べ、べつに笑える反応なんて期待してないんだから。



さて、こんな調子なので少しの間このうんち見せるブームは過ぎ去りしものとなり、息子からの見せろアプローチも特に無く(ないだろ)毎日は過ぎていきました。

が、昨日です。


しばらく便秘が続いていたところ、少しかための丸っこいうんちが息子から産まれました。

母親になると、息子のうんちさえ可愛いと思えてくるのですね(本気でくさいけど)


そういや…最近お見せするやり取りしてないなあ、なんて気づいた私。久しぶりに息子にうんちを見せてみました。



「今日の生産分です」




息子「……」

息子「フハーッッッ」


フハーッッッ?!!


1歳と2ヶ月児、自分の分身へついに笑うようになる。

特になんというのでしょうか、この年齢にして下ネタを理解しての笑いではないと思う。

形なのか色なのか雰囲気か、面白かったのか興味深かったのか分からないけれど、フハーッッッだったみたい。


なんかね、
ね。

まさかこんなところで息子の情緒の発達を見る事になるとは思いませんでした。



というしょうもない話です。
でもこんなんが詰まった日常が日々愛おしいです。



そもそも息子はうんちを何だと思ってんのかなあ。

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