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9月振り返り

風が涼しくなってきました。ようやく秋の雰囲気を感じるころになってきましたね。
そんな9月ももう終わり。気付けば今年もあと3ヶ月くらいなものです。
9月を振り返っていきます。

仕事のこと


〇法人内研修
所属する法人の他事業所での研修をおこないました。今回は希望者を募っての実施。
私はこれまで学生の頃の実習でも経験のない、障害者の入所施設とグループホームでの体験を希望しました。
気持ちは実習生のようですが、法人職員でもあるので、そこまでの孤独感は薄かった。
改めて、実習生という立場は大変ですね。

派遣先では快く受け入れていただき、いろいろな業務を体験させていただきました。
1週間くらいしかいない職員に仕事の説明をして、見本を見せて、やらせる、って大変ですよね。でもそれをしていただけたわけで、感謝です。

入所施設では日中活動の補助の他、入浴介助や失禁等で汚れたリネンの交換も体験しました。この辺り、介護系に就職した方の鬼門となるところでしょうか。
私も正直ドギマギしつつも、案外すんなりと関わることができたと思います。
センシティブな場所ではありますからね。

と、対応しつつもいろいろと感じることはあって。
重度の知的障害がある方、といっても、その日初めて会った私に裸を見せるというのはやっぱりこう、考えることがある。本人は気にしていなくても、じゃあ問題ないのかというとどうだろうか。一方でそんなことを言っていたら業務にならないこともわかるわけで、何ともジレンマを感じていました。ジレンマを感じるポイントではないのかな?どうだろうか。
あとはおむつを降ろす時に、職員が「うわー、すごいね」と言っていたのも気になった。つい出てしまうのはよくわかるし、釣られそうになったけれど、「いやまてよ」と思ったところで。
言い方、声色、関係性・・・いろいろあるけれど、やっぱり違和感を持って間違いではないのではないか、と思ったポイントでした。
他にもまあいろいろと。この辺りは質問もしながらでしたが、質問できない雰囲気があったこともまた事実で。

職員が口々に言っていたのは、「長くやっていると麻痺してくる」ということ。
だからこそ、今回の法人内の取組は受け入れる側も生かしたいということでした。
自分自身の業務も顧みつつ、今回感じたことはどこかで法人に還元できればいいな。

〇答えがみえないこと
農福連携ですよ。いや、代行ビジネスという方が正しい。
農福=代行ビジネス=悪という考えが広がりつつあるように思いますが、よくよく聞いてもどこが悪なのか、話している方も整理できないことがあることにゾッとしています。

この辺りに関わっている企業・法人は様々あります。
きちんとした理念をお話されることもあります。
その上でなぜ、「障害者雇用」をその理念に乗せたのかが曖昧なことがあるようにも思う。

話を聞けば聞くほど、謎が生じる。
同じことを聞いた上司と話せば話すほど、疑問が生じる。
答えがない。でも、あるところで答えを出さなければいけない。
考え続けるもの。視点を出し合って、受ける/受けないの根拠を積み上げていくことが重要だと思います。

公金でやっている事業ですから、特定の株式会社などの利益追求の法人の利益に通じることに関わることはやっぱり疑問が生じる。
スーパーの商品が売れるように支援することはないものね。
この辺りの考え方をまた別の記事で話したいと思います。

〇自覚をどう育てるか
2年目の職員に対して、「訪問前に打合せが必要では」と直接伝えたところ、意識的に声をかけてくれるようになってきました。

自分のケースという自覚が出てきたでしょうか。いや、前から自覚自体はあったのかもしれませんが、それが外からみても感じられるようになりました。

以前は「何かある?」とこちらが聞いて、最後に「お互いの考えを話していこうね」と伝えていたわけですが、なかなか向こうから話が出てこず。
話さないで困るのは向こうなので、向こうが話してこればいい、自発的に話せないと社会人としても大変になると思い、一時こちらから声をかけることをしていませんでした。

必ず話してくれるようになった方が1名。そうでない方が1名。
さらに言うと、前者でも私以外の職員と事前に話しているかは謎。移動の車中で話しているかな?後者の方はどうしたろうか。困っていないのならいいけれど、まだまだ困って然るべき時期で、そうでないならものすごくできるか、困っている自覚を持てないかだよ。

先輩への相談を話しやすい/やすくないで判断しているのか、必要/不要で話しているかも謎。
前者であれば今後大変かも。後者であっても、やっぱりまだ不要と判断する時期ではないと思います。
これは新人側の問題でしょうか。それだけではないとも思います。

相談を受ける、いわゆる先輩側の態度や対応によるのかな、と。
やさしいかどうかもありますが、頼りになるかどうかも後輩はみているものです。

私がやさしく、頼りになる、という話ではないですよ!
私は明確に「あなたには打合せが必要なので、そっちから声掛けるんだよ」と伝えていますので、成立しているのだと思います。
それを言うのも先輩の役目かな、とも思います。

先輩は先輩の、新人は新人の自覚をもって、窮屈にならない程度に、円滑に働きやすくなるような配慮は必要ですね。
自戒も込めて、書いてみました。

生活のこと


〇息子、誕生
やったああああああ!うまれたああああああ!
つぶやきでも記載し、温かいコメントやいいねをいただきました。本当にありがとございます。

本当にうれしいです。奥さんは3日ほど陣痛に苛まれほぼ寝られず。
限界でうつらうつらして痛みで起こされる、通院しても「まだ早いね」と帰され、絶望して泣きながら痛みに耐える姿は本当に代われるものなら代わってあげたいものでした。

それでも入院してからは「終わりが必ずくる」と実感できたのか、気持ちを持ち直し、それ以降辛さで泣くことはなかった奥さんは本当にすごかった。

バースプランを分娩台で聞かれ、「笑顔の思い出になるような出産にしたい」と言った奥さんは本当にキラキラしていた。
辛そうに顔をしかめる、眠気と疲れで意識が落ちる、それでも要所要所で「笑顔でね」と助産師さんと私と奥さんで確認し、奥さんも無理がない自然な笑顔でお産が進みました。
本当に素晴らしい奥さんだ、と再確認。

奥さんは29日の日中に入院。私は29日0時前に入院同行開始。
30日の10時に分娩室へ入り、16時に誕生となりました。
予定日の一週間前ですね。土曜日に生まれてね、と声をかけていたのをしっかり聞いてくれました。

名前は伏せますが、音の響きで奥さんが決めました。私は意味を大事にしたかったので、後付けですが、分け隔てなくいろいろな人・ことを受け入れてほしいという意味を込めました。
顔を見て、しっくり来たので、予定通りの名前に決まりました。

この辺り長くなりそうなので、また別の記事で。

まとめ


生活のことは子どものことが中心というか、それくらいしかないもので。
仕事のことでは9月はいろいろと新鮮な体験ができたし、考えることも変わってきました。

子どものことが想像以上に楽しくてうれしくて、でも大変なので記事は滞るだろうな。
でも書きたいことは沢山あるので書いていこうと思います。

10月は引き続き子どものことで変化の多い月になりそうです。
仕事のことがふわふわしているけれど、地に足つけて普段通りにこなしていきたい。

今後ともよろしくお願いします(?)

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